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【働く障害者の気持ちを考える】関連記事のご紹介&トアルの思うところも少しお伝え📝

家族のこと
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【障害者より普通の人を雇った方がよい…?】関連記事をご紹介&トアルの思うところを少しお伝えしたいと思います!

 今回、ご紹介したい記事はコチラになります👇

👆「障害者の自分より普通の人を雇う方が効率的では?」究極の問いへの納得の回答/DIAMOND online

著者のプロフィールと書籍のご紹介です📚

 ここでは、記事内でまとめられている読書猿さんのプロフィールを簡単にご紹介させていただきたいと思います。

読書猿

✅ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰

✅「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた

✅自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始

✅ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す

✅現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる

✅『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層から支持を得ている

✅読書猿さんのマシュマロはこちら

ブログhttps://readingmonkey.blog.fc2.com/

X(旧Twitter):https://twitter.com/kurubushi_rm

 書籍のご紹介もしますね👇

独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法


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記事内容を少しご紹介したく思います👇

『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんが「勉強が続かない」「やる気が出ない」「目標の立て方がわからない」「受験に受かりたい」「英語を学び直したい」……などなど、「具体的な悩み」に回答。今日から役立ち、一生使える方法を紹介していきます。
※質問は、著者の「マシュマロ」宛てにいただいたものを元に、加筆・修正しています。

 INDEXとしては、以下の通りです👇

  • [質問]
  • 会社のために、あなたが存在するのではありません。会社はそこで働くひとのために存在するものです
  • 一生使えて今日から役立つ! 3つの工夫
トアルしんりし
トアルしんりし

では、下線部の引いてある項目の内容を、一部抜粋にてご紹介したく思います📝

[質問] より🔍

 この世に存在してはならない人間はいない、というお言葉を何度か見かけました。(略)

 障害や貧困や病気など様々な困難にある人の生活を守ることは、翻っては自分の所属する社会が豊かになることも分かります。(略)

 私は、聴覚障害を持っています。できないことがたくさんあります。みんなが私を助けてくれます。電話を代わってくれて、接客も途中で代わってくれて、会話の内容を時々通訳してくれて…。たくさんの人のおかげで私は生かされています。本当に本当に感謝の気持ちしかありません。(略)私ひとりを雇うより、普通の人を雇った方がよっぽど効率的です。客観的に見てどう考えても、私の存在は邪魔です。「こんな自分は居てはならない」という考えは「〇〇なあなたは存在してはならない、と他者を排除すること」と同値であることは分かっているけれども、納得ができません。(略)どのように考えれば、「どんな人も生きられる社会が、自分にとっても良い」と心の底から思えるのでしょうか。

~「障害者の自分より普通の人を雇う方が効率的では?」究極の問いへの納得の回答より一部抜粋にて引用~

会社のために、あなたが存在するのではありません。会社はそこで働くひとのために存在するものです より🔍

[読書猿の回答]

 ご質問をいただいてから随分時間が立ちましたが、あなたの感情を納得させる言葉を、見つけることができませんでした。申し訳ありません。代わりに2つの話をしようと思います。ひとつはあなたが感情面で納得できない理由について、もうひとつは何故社会は感情だけでなく理屈を必要としているかについてです。(略)

 私の考えでは逆に、会社はそこで働くひとのために存在するものです。(略)

 つまり生産性の低い人がいるのでなく、その人を生産性が低い形でしか生かせない組み合わせ=職場や社会の在り方があるだけです。

 さて本題に戻りましょう。1つ目はあなたが感情面で納得できない理由についてです。(略)

 私はあなたがどこで何をしている方が存じませんが、お書きになった質問から、次のことを推察します。自分のことを「助けられてばかりいる」「邪魔で迷惑な存在だ」とする考え方を維持しなければならないような、周囲からの反応を被る状況におられるのだろう、と。

言葉で明確に表されないまでも、「助けてやってる」「邪魔だ」「迷惑だ」と陰に陽に態度等を通じて表される中で、これまで生きてこられたのだと。そうした周囲の反応に対して生まれる悲しみも憤りも「感謝」という言葉で塗りつぶして、犠牲となったのが他ならぬあなたの感情であったのだ、と。

 いろいろ決めつけて、申し訳ありません。

~「障害者の自分より普通の人を雇う方が効率的では?」究極の問いへの納得の回答より一部抜粋にて引用~

 次に、何故社会は感情だけでなく理屈を必要としているかについて、に関わる読書猿さんの回答文になります👇

 私は以前、次の記事で、質問に回答しました。

生まれてこの方医療と福祉のお世話になり社会的になんの生産性も無くただ生きているだけのお荷物である自分はとっとと死ななければいけないという義務感のようなものに囚われています(略)

 ここでお話したのは、近視眼的で僻みっぽいヒトという生き物の、個人の視点からは見えにくい、私達の社会の成り立ちです。

 私達の祖先がサバンナでゆっくり今のような生き物になっていった頃には、文字も数字もなく、社会保障制度もありませんでした。なので、こうした社会の成り立ちを描くには、私達は生まれつき持っている直感や感情から一旦離れ、後天的に伸ばすことのできる理屈の力を使う必要があります。

 そして、私達がどうやら祖先から受け取ったらしい(人を蔑むだけでなく、蔑んだ相手にその責任を押し付ける行為が、人の生きる場所で広く観察されることから、そう思わざるを得ません)差別感情についても、その感情が自分にもあることに気づき、ひどい事をしでかすことを少しでも減らすためには、やはり理屈の力をつかうしかありません。

~「障害者の自分より普通の人を雇う方が効率的では?」究極の問いへの納得の回答より一部抜粋にて引用~

トアルしんりし自身の思うところを少しお伝えします📝

 読書猿さんの回答文を読み解くのに、思ったより時間がかかってしまい…改めて、自分自身の読解力の無さ&子育ての疲労感?などと悶々としてしまいました💦

 さて、今回の記事を読み、質問者さんの『どのように考えれば、「どんな人も生きられる社会が、自分にとっても良い」と心の底から思えるのでしょうか』という問いに対しての読書猿さんの回答内で個人的に胸に刺さった箇所がありました👇

 私の考えでは逆に、会社はそこで働くひとのために存在するものです。(略)

 つまり生産性の低い人がいるのでなく、その人を生産性が低い形でしか生かせない組み合わせ=職場や社会の在り方があるだけです。

 『会社はそこで働くひとのために存在する』という考え方が、障害をもつ娘を育てている私自身としては、なんだかスッと入ってきて安心を覚えました。

上記の考え方を意識するまではなんというか…娘自身も今度成長する部分も大いにあり、娘なりの形で社会にある程度適応しようとしていくのでしょうが、親として・いち社会人としてそれでも娘の至らなさを見つけてしまった際、会社や社会に対してただただ申し訳なさを感じてしまっていただのではないか?、と漠然と不安を感じていたのもあるでしょう。

「その環境に適応できないのは、会社ではなく労働者側(我が家の場合は娘にあたる)の問題なのか?」

とそんな風なことを考えてばかりいたのかもしれませんが、読書猿さんが述べているところの『その人を生産性が低い形でしか生かせない組み合わせ=職場や社会の在り方があるだけ』という考え方をもっと身になじませることが出来たのであれば、障害をかかる当事者である娘も、親である私も必要以上に自身の苦手で至らないと思われる部分を悲観せずにすむのかな…と思いました。

 何故社会は感情だけでなく理屈を必要としているかについて、読書猿さんが考えもまた、個人的に「なるほど、そうか」と納得しているところがあります。

 そして、私達がどうやら祖先から受け取ったらしい(人を蔑むだけでなく、蔑んだ相手にその責任を押し付ける行為が、人の生きる場所で広く観察されることから、そう思わざるを得ません)差別感情についても、その感情が自分にもあることに気づき、ひどい事をしでかすことを少しでも減らすためには、やはり理屈の力をつかうしかありません。

 職業柄、人間において感情と理性のバランスについて考えがちなところがありますが、感情的にばかりにより過ぎてしまっても身を亡ぼすこともあるでしょうし、理性的であり続けてしまっても感情をもつ『人間らしさ』の良さが活きてこない節もあるように感じます。

私自身も、心理師(士)である以前に人の親でもあり、一人の人間でもあるということもあり、仕事場では理性も感情も割とバランスをとれる場面も多い中、ことプライベートになるとそのバランスをとることがなかなかに難しいところがあります。

☞ちなみに、心理師(士)も専門職とはいえ、意外と人間くさい感情的な一面もあるということを書いた過去記事についてはコチラになります👇

👆【ジョハリの窓を踏まえた自己分析】こんな質問をよくうけます パート9~プライベートでの恋愛編〜(2023年2月19日分)

👆【*100記事目*】これが我が家の夫婦円満の秘訣!?~推し活と夫婦関係のあり方を考える~(2022年12月29日分)

👆この歳で服薬?児童精神科でもらえる薬の服薬について考えた結果(2022年11月4日分)

👆娘の癇癪への私の関わり方~書籍から学ぶことも踏まえて~(2022年11月2日分)


まとめ

 今回は、『「障害者の自分より普通の人を雇う方が効率的では?」究極の問いへの納得の回答』という記事をご紹介いたしました。

 障害の如何に関わらず、世の中には今回の記事内での質問者のような気持ちを抱えながら働いている方々に対して、読書猿さんの述べるところのその人を生産性が低い形でしか生かせない組み合わせ=職場や社会の在り方』に焦点をあてていくという視点をもっと自然な解釈として持てると、自身の働き方に対する考え方も変わってくるのではないか?…と思った次第です。






✅同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!

✅子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う

✅なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?

✅みんなはどうやってストレス発散してるの?

✅みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***

 ではでは、またお会いしましょう〜!


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