こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
【バスで障害者手帳を出したら「舌打ちされた」!?】関連記事のご紹介&療育手帳を所持する娘の親としてトアルが感じたことなどを少しお伝えいたします📝
今回、ご紹介したい記事はコチラになります👇
👆バスで障害者手帳出したら「舌打ちされた」 難病公表の俳優、乗客に暴言吐かれ唖然「心にまで突き刺さる」/JCASTニュース
記事内容をこちらにて少しご紹介させていただきます📝
俳優の間瀬翔太さんが2023年9月14日、バスで障害者手帳を運転手に提示したところ、後ろの乗客から舌打ちされ、「早くしろよ」などの言葉をかけられたとブログで明かした。
間瀬さんは10万人に1人という難病「脳動静脈奇形」を患っていることを公表している。過去には、病気の後遺症で脳出血を起こし、てんかんを発症したため、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)を交付されたことを明かしている。
INDEXは以下の通りです👇
- 「世の中の僕以外の障害者の方達もこういう扱いをされている事がある」
- 「なりたくて障害者になった訳でも無い」
全項目の内容を今回はご紹介したく思います🌟
「世の中の僕以外の障害者の方達もこういう扱いをされている事がある」 より🔍
バスを利用した間瀬さんは、乗り込んだ際に手帳を運転手に提示。運転手は「あ、少々お待ち下さいね」と笑顔で応対してくれたそうだが、間瀬さんの後ろで乗車を待っていた高齢男性から「チッ!」と舌打ちをされたという。
間瀬さんは、「最初は、聞き間違えかな?と思って無視をしていたんですが 持っていた傘で入口付近をカンカン叩いたり、わざと聞こえる様な声で『早くしろよ』と言ってくるんです」と男性の言動を明かした。
(略)間瀬さんは「障害者手帳の表示をバスでした事がある方は分かるかもしれないんですが、手帳の提示から機械の操作、そして支払いまでは本当に10秒以内だと思います」とした。
間瀬さんは、「確かに待たせてしまって申し訳ないのは自分なので、文句も何も言えないんですが」としながら、「世の中の僕以外の障害者の方達もこういう扱いをされている事があるのが事実です」と訴えた。
~バスで障害者手帳出したら「舌打ちされた」 難病公表の俳優、乗客に暴言吐かれ唖然「心にまで突き刺さる」より一部抜粋にて引用~
上記記事に書かれている内容は、間瀬さんの公式ブログ内の9月14日付け記事(障害者手帳に舌打ち。コレで2度目。)より取り上げられております。
内容が気になった方は、是非とも間瀬さんの公式ブログ記事をチェックしてみてください👀✨✨
「なりたくて障害者になった訳でも無い」 より🔍
当時は雨が降っていたが、男性は乗車を待つ間に濡れないよう車内に入っていたという。その後、男性は間瀬さんの一つ後ろの席に座ると、「寒いんだよ」「ふざけるな」など何度も暴言を吐いたとしている。(略)
間瀬さんは、「体調が本当に悪くて、一瞬で気絶したり、記憶を失ったり、僕もなりたくて障害者になった訳でも無いし、生まれつき10万人に1人の難病持ちなのに、なかなかヘビーなパンチはたまに心にまで突き刺さるよね」とコメント。「ただ、今回の事件も思う事。僕で良かった。他の障害者の方じゃなくて良かったです」とつづると、「明日も皆さんの心に光があります様に」と締めくくった。
~バスで障害者手帳出したら「舌打ちされた」 難病公表の俳優、乗客に暴言吐かれ唖然「心にまで突き刺さる」より一部抜粋にて引用~
間瀬翔太さんのプロフィールなどを少しご紹介しますね!
今回の記事内で間瀬さんのブログ内容が取り上げられていたのですが、簡単にではありますがプロフィールも含めてご紹介させていただきます。
☞間瀬さんの書籍を以下にご紹介いたします👇
<ツヨサノート 10万人に1人の難病と診断された僕がつなぐ命のバトン>
👆楽天ユーザー様向け(紙の本)
👆楽天ユーザー様向け(電子書籍)
👆Amazonユーザー様向け(紙の本)
👆Amazonユーザー様向け(Kindle)
療育手帳を所持する娘の親としてトアルが感じたことなどを少しお伝えいたします📝
我が家にも現在5歳の娘が療育手帳を持っているため、この記事を見つけた時に「いずれ、娘もこんな体験をするのだろうか…」と正直、胸が痛くなってしまいました💦💦💦
☞ちなみに、当ブログでも『療育手帳』についての記事を相当過去にあげております👇
👆療育手帳について(2022年10月5日分)
療育手帳があると、行く場所によっては受けられる割引サービスなどがある…という記事になっております👌
☞ここ最近(といっても7月位まで)の娘の様子をまとめた過去記事も、あわせて掲載いたしますね👇
👆【知的障害の娘とのエピソードを振り返り】トアルしんりしは語りたい シリーズ15~当ブログの過去記事を振り返って~(2023年7月5日分)
「ただ、今回の事件も思う事。僕で良かった。他の障害者の方じゃなくて良かったです」
この間瀬さんの言葉は、グサッと私の心にささった気がします。
芸能活動をされている芸能人の立場であっても、障害を抱えて生きるということに対して、そこに芸能人ではなく一般人の立場の方との感じ方のズレはなく、苦しい・辛いといった経験もまた同じものであるのではないか…と個人的は感じています。
そのため、間瀬さんも障害をもって生活されている一人の人間として、本来であればバスの中で言われない嫌な思いをして、不用意な傷つきを覚えたことと思います。
その状況下でも、間瀬さんは『他の障害を持つ方がこんな事件に巻き込まれずに済んでよかった。自分でよかった』と、我が身以上に周囲の障害を持つ方への配慮をしてくれているというその思いやりが、なんだかとても尊い考え方だなぁ…と切に思ってしまいました。
我が家の場合、娘と私は今のところ間瀬さんのような舌打ちをされたという体験はしていないのですが、それは娘がまだ5歳という年頃も関係しているのかもしれません。
今後、娘が成長していく中で、彼女の活動範囲が広がっていくことで生じてくる問題も複雑化していき、間瀬さんのような体験をするかもしれません。
もしかしたら、娘が中学生や高校生くらいの時に手帳をバスで提示した際に、「何してる?」「遅いぞ」「待たせるな」などといった、いわれもない言葉をかけられたりするかもです。(想像するだけで辛くなってきました💦)
今回、間瀬さんが断腸の思いでブログ記事にて事件の内容を記載してくださった背景にある気持ちとして、『こんな現実も障害者生活の中にはあります。そういった現実をもっと(自分事として)周囲の人に知ってもらえたら』といったものがあるのではないか、と思いました。
まとめ
今回は、『バスで障害者手帳出したら「舌打ちされた」 難病公表の俳優、乗客に暴言吐かれ唖然「心にまで突き刺さる」』の記事をご紹介させていただきました。
私自身、間瀬さんの(芸能活動の様子も含めての)状況を今回の記事で初めて知ったため、娘と同じように障害者手帳を持って生活されているという点においても、なんだか他人事の状況とは思えませんでした。
我が家も娘が知的障害や自閉スペクトラム症を持つ身なので、時に公共交通機関で周囲にご迷惑をかけてしまうことがあり、その時は出来うる限りの対処と謝罪をしてきたつもりです。
だからといって、「障害者なんだから優しくしてね」という一方的な思いを持っている訳でもありません💦
しかしながら、間瀬さんのようにご自身に障害があるということで正当なサービスを受けるためにちょっとした手続きに時間(約10秒ほど)を要しただけで、周囲から「自分の時間を奪うな」といったニュアンスのお叱りを受けるのはいかがなものか…と思ってしまった次第です💦💦
これはなかなかに難しい問題ですね。
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
感想など送ろうかなと、もしいっらしゃる方がいれば
☞(コメント機能の代わりに)お問合せフォームをご利用ください
Follow @StigmaX1
☟購入したりしておススメの作品を中心に置いています♪いつもありがとうございます!
ブロトピ:今日の育児日記