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【世の中の「障害者の在り方」について考える】記事のご紹介&トアル自身の学んだことをお伝え~記事から学ぶことパート43!~

シリーズもの(家族カテゴリー内)
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


  1. 【「この社会に障害者はいないことになっている」とは…!?】記事のご紹介&トアル自身の学んだことを少しお伝えします!
      1. 著者のプロフィールと書籍のご紹介です📚
    1. 記事内容を少しご紹介したいと思います📝
      1. 【質問1】ライトノベルの新人賞に応募するなど、市川さんは20歳の頃から女性向けライトノベルを書き続けてこられました。なぜ今回、文芸作品を書き文學界新人賞に応募したのでしょうか? より🔍
      2. 【質問2】『ハンチバック』では電子書籍化が進まない現状を「読書文化のマチズモ」と指摘しました。市川さんが読書において特に苦労される点は? より🔍
      3. 【質問3】読書にとどまらず日本では紙ベースの行政手続きなど、広範囲におけるバリアフリーの遅れも指摘されています。特に日本の課題だと感じている点は? より🔍
      4. 【質問4】芥川賞受賞会見では「なぜ重度障害者の芥川賞受賞が初なのか考えてほしい」と発言しました。読売新聞のインタビューでは「文化環境も教育環境も遅れている」と話されていますが、なぜ日本では環境整備が遅れたと感じますか? より🔍
      5. 【質問5】現在、同性婚問題などにおいては性的マイノリティー当事者が実名で声をあげるようになりました。マイノリティー当事者が社会に向けて発信することの意義についてどう考えますか? より🔍
      6. 【質問6】「高齢者の集団自決」発言や、「LGBTは生産性がない」発言など、日本では政治家や著名人からも人権意識を欠く差別発言が繰り返されています。こうした発言が生まれる現状をどう感じていますか? より🔍
      7. 【質問7】『ハンチバック』を読んで、私は「自分の人生をきちんと生きなくては」という前向きな気持ちになりました。読者からの反応で印象的だった感想などはありますか? より🔍
      8. 【質問8】私は20〜30代のキャリアを取材することが多いのですが将来に不安を感じている人も少なくありません。不安を感じる時、市川さんなりの方法があれば教えてください。 より🔍
      9. 【質問9】市川さんにとって小説とはどのような存在ですか? より🔍
      10. 【質問10】小説はフィクションですが、社会を色濃く反映します。小説が社会に与える影響についてどう考えますか? より🔍
    2. トアルしんりし自身の学んだこと・感じたことを少しお伝えします📝
  2. まとめ

【「この社会に障害者はいないことになっている」とは…!?】記事のご紹介&トアル自身の学んだことを少しお伝えします!

 今回、ご紹介したい記事がコチラになります👇

👆「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉/BUSINESS INSIDER

著者のプロフィールと書籍のご紹介です📚

 ここでは、記事内でまとめられている市川沙央さんのプロフィールを簡単にご紹介させていただきたいと思います。

市川沙央

✅1979年生まれ

✅2019年に早稲田大学人間科学部(通信教育課程)に入学、2023年に卒業

✅卒業論文の『障害者表象と現実社会の相互影響について』は、同大学で最も名誉ある賞とされる小野梓記念学術賞を受賞した

✅2023年に『ハンチバック』で文學界新人賞を受賞してデビュー

 なお、書籍のご紹介もしますね👇

ハンチバック


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記事内容を少しご紹介したいと思います📝

第169回芥川賞を受賞した市川沙央(いちかわ・さおう)さん。

受賞作『ハンチバック』の主人公は、市川さんと同じ筋疾患「先天性ミオパチー」を患っているが、電子書籍化が進まない日本社会に対して「出版界は健常者優位主義(マチズモ)ですよ」と、強い言葉で批判する場面が小説に登場する。(略)

市川さんは、現代の日本社会のどこに健常者優位主義を感じているだろうか? Business Insider Japanが10の質問を市川さんに送ったところ、メールで回答が寄せられた。

 ちなみに、記事内のINDEXは以下の通りです🗒️

  • 「ATMは車椅子だと画面がまったく見えない」
    • 【質問1】
    • 【質問2】
    • 【質問3】
  • 「日本の当事者はおとなしい。だから声を上げた」
    • 【質問4】
    • 【質問5】
  • 「差別的な相手でも、対話の可能性を開いておきたい」
    • 【質問6】
  • 「弱さこそが小説の美点」
    • 【質問7】
    • 【質問8】
    • 【質問9】
    • 【質問10】
トアルしんりし
トアルしんりし

今回は、下線部の項目内容について取り上げてご紹介していきたいと思います👀✨✨

【質問1】ライトノベルの新人賞に応募するなど、市川さんは20歳の頃から女性向けライトノベルを書き続けてこられました。なぜ今回、文芸作品を書き文學界新人賞に応募したのでしょうか? より🔍

(略)去年の初夏、絶対にこれで受賞すると思い込んだライトノベルの自信作がいつも通りに落選しました。

8、9月は大学の夏期休暇なので来期用の応募作に着手する時期ですが、あまりにも心が折れていたので、壊れて自暴自棄になった心のまま純文学を書いてみることにしました。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

【質問2】『ハンチバック』では電子書籍化が進まない現状を「読書文化のマチズモ」と指摘しました。市川さんが読書において特に苦労される点は? より🔍

私の場合、紙の本の入手と管理に特に困難を感じます。図書館や書店への移動のバリアと、本の重さのバリアですね。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

 そして、『ハンチバック』より市川さんは以下の様に上記の点を詳細に説明している箇所が、記事内に掲載されています。

(略)目が見えること、本が持てること、ページがめくれること、読書姿勢が保てること、書店へ自由に買いに行けること、──5つの健常性を満たすことを要求する読書文化のマチズモを憎んでいた。その特権性に気づかない「本好き」たちの無知な傲慢さを憎んでいた。 

『ハンチバック』より(一部抜粋にて)引用

【質問3】読書にとどまらず日本では紙ベースの行政手続きなど、広範囲におけるバリアフリーの遅れも指摘されています。特に日本の課題だと感じている点は? より🔍

例えばATMとか、コンビニのコピー(各種発券)機とか、車椅子だと画面がまったく見えず、使えません。この社会に障害者はいないことになっているので……。

(略)高い公共性のある機器やシステム、イベント運営のルールなどは多様な利用者を想定し、テストしながら設計するべきではないかと思います。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

【質問4】芥川賞受賞会見では「なぜ重度障害者の芥川賞受賞が初なのか考えてほしい」と発言しました。読売新聞のインタビューでは「文化環境も教育環境も遅れている」と話されていますが、なぜ日本では環境整備が遅れたと感じますか? より🔍

端的に言って、日本では「人権」がいまだ正確に理解されていないという現実があるように思います。(略)

一方、どの国でも権利の獲得は当事者の運動の成果として進んでいくものです。その意味では日本の当事者は大人しすぎるのかもしれません。

そう思って私は声を上げました。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

【質問5】現在、同性婚問題などにおいては性的マイノリティー当事者が実名で声をあげるようになりました。マイノリティー当事者が社会に向けて発信することの意義についてどう考えますか? より🔍

とても意義があり、また効果があると思います。

「私はここにいるし、昔からいたんだよ」という事実と経験を可視化することで、マジョリティの世界認識を拡張していければ良いと思います。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

【質問6】「高齢者の集団自決」発言や、「LGBTは生産性がない」発言など、日本では政治家や著名人からも人権意識を欠く差別発言が繰り返されています。こうした発言が生まれる現状をどう感じていますか? より🔍

ここで私がそれぞれの発言の元テキストにあたることなく切り抜かれたフレーズだけの印象で何か答えると、SNSなどで見られる脊髄反射と同じことになってしまうのだと思うんです。

SNSの脊髄反射文化は確かに不快なものですが、言論の自由の価値は、言論によって守っていかなければならないと思います。

SNSの書き捨て的な短文ではなく、ある程度まとまった文章を書いて公表し、それに対して反論がなされ、議論が積み重ねられていく。それが自由な言論です。

私はつねづね、政治家は政策論を書いて出版し世に問うべきだと思っています。(略)

一人の人間の中の複雑な機微を書くのが小説だと思っています。誰しも人間性の一線を持っていると信じています。

だからどんなに差別的な相手とでも対話の可能性を開いておきたい。あいつは右だから左だから敵だ、と断絶してしまえばもう戦争しかないので。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

【質問7】『ハンチバック』を読んで、私は「自分の人生をきちんと生きなくては」という前向きな気持ちになりました。読者からの反応で印象的だった感想などはありますか? より🔍

私は好評も酷評もどちらも美味しくいただけるタイプなのですが、さすがにちょっと「その身体の醜さは心の醜さそのもの」だとかいうお言葉には、親の仇レベルの言われようだなと思いました。たかが小説の主人公にそこまで言わなくても……笑

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

【質問8】私は20〜30代のキャリアを取材することが多いのですが将来に不安を感じている人も少なくありません。不安を感じる時、市川さんなりの方法があれば教えてください。 より🔍

(略)たまに誰も見守っていないところで具合が悪くなりピンチを感じたときに、「何だかんだと40代までこれまでも生き延びてきたんだし、大丈夫大丈夫」と気を落ち着かせることがあります。

国も人間も「これまでも生きてこられたんだからこれからも大丈夫さ」くらいに思っておくといいような気がします。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

【質問9】市川さんにとって小説とはどのような存在ですか? より🔍

好きでもないのに家の都合で決められた幼馴染みの許婚(いいなずけ)みたいな存在です。まあ大体そんな始まり方をするロマンス小説は途中で両思いだったと判明するんですが……。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

【質問10】小説はフィクションですが、社会を色濃く反映します。小説が社会に与える影響についてどう考えますか? より🔍

小説が社会に与える影響は他のメディアに比べれば微々たるものかもしれませんが、その「弱さ」こそが小説の美点であり、得難い特性だと思います。即効性や効率とは離れたものとしての良さがあります。

とはいえ、たまには流行語を生むくらいインパクトのある小説も出てきたらいいですよね。

~「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉より一部抜粋にて引用~

トアルしんりし自身の学んだこと・感じたことを少しお伝えします📝

 この記事を読んだ際、真っ先に感じたこととしては「あ、市川さんの作品をまず読みたい。まずは、『ハンチバック』を手に取ろう!」ということでした。

そして、ハンチバックが紙の本の形のみならず、電子書籍の形に聴く読書の形でも味わうことができるというのが素敵だなぁ~✨とも感じました。

 今回、作品の主人公と同じ「先天性ミオパチー」を患っている市川さんの記事内回答の中、特に個人的に深い学びとなったのは以下のものがあります。

私の場合、紙の本の入手と管理に特に困難を感じます。図書館や書店への移動のバリアと、本の重さのバリアですね。

 【質問2】の回答の中の一文なのですが、回答文を読み、私自身が割と不自由なく紙の本を読めるということがこんなにも有難いことなのだなぁ…と学んだ気がします。

例えばATMとか、コンビニのコピー(各種発券)機とか、車椅子だと画面がまったく見えず、使えません。この社会に障害者はいないことになっているので……。

 【質問3】の回答の中の一文なのですが…確かに思い返してみますと、自身がコンビニATMやコピー機などをよく使用していた学生時代に車椅子を使用された方を見たことがなかったなぁ…と。

そうか、そういうご苦労があるためなのか…」と、当時の自身の記憶と妙なリンクをしたことに驚きました💦

一方、どの国でも権利の獲得は当事者の運動の成果として進んでいくものです。その意味では日本の当事者は大人しすぎるのかもしれません。

 【質問4】の回答の中の一文です。

 最近は、以前に比べるとネット上で我が家と同じように『障害児育児』をしているご家庭の情報発信を目にする機会が増えているという印象を受けますが、市川さんの述べる様に、権利獲得の当事者運動という方向性の動きとしては望ましいことなのだろうなぁ…と学びました。

「私はここにいるし、昔からいたんだよ」という事実と経験を可視化することで、マジョリティの世界認識を拡張していければ良いと思います。

 【質問5】の回答の中の一文なのですが…可視化することでマジョリティの世界認識の拡張につなげることができるという点は、以前より私自身もどこか目指していたことであり、改めて大切にしてよい考え方であるのだなぁ…と嬉しく感じました。

誰しも人間性の一線を持っていると信じています。

だからどんなに差別的な相手とでも対話の可能性を開いておきたい。あいつは右だから左だから敵だ、と断絶してしまえばもう戦争しかないので。

 【質問6】の回答の中の一文です。

 『対話の可能性』…素敵な言葉であるなぁと思うと同時に、自分自身もある種の偏った見方で相手を見続けて語り合う機会をも捨て去ることはマイナスになることを学びとして、今後の自身の生き方にも活かしていけたらと思います。


まとめ

 いかがだったでしょうか。

 今回は、記事から学ぶことのパート43ということで、【「この社会に障害者はいないことになっている」芥川賞・市川沙央が語った10の言葉】をご紹介いたしました。

 障害児育児をしている我が家としては、「障害があるということはこんなことが不便で、工夫がいるんです」といったことを、周囲の人にも少し伝わると嬉しいなぁと思った次第です。

 市川さんも質問に対して回答しているように、「私はここにいるし、昔からいたんだよ」ということがもっともっと気づいてくれる人達が増えてくれると有難いなぁとも思います。

☞なお、記事から学ぶことシリーズの過去記事パート42)はこちらになります👇






✅同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!

✅子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う

✅なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?

✅みんなはどうやってストレス発散してるの?

✅みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***

 ではでは、またお会いしましょう〜!


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