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娘の癇癪への私の関わり方~書籍から学ぶことも踏まえて~

家族のこと
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!



 今回は、娘の癇癪への関わり方について、我が家が参考にしている考え方の一つをご紹介いたしますね。

☞一冊の書籍と共にご紹介させていただきます***






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書籍のご紹介

☞今回ご紹介する書籍はこちら

『小児科医が伝える オンリーワンの花を咲かせる子育て』文藝春秋刊 松永正訓著 223ページ


 小児科医の経験や自身の子育ての経験も踏まえて、専門用語だけでなくやわらかい表現で文章が書かれているので、非常に読みやすいです。

私は学生の頃は書籍や関連する心理学の論文をそれなりに読んでいましたが・・・読むペースが遅いのか、集中力が続かないタイプだったためか、1冊および1本読み終わるのに2日以上かかっていました。

そんな私がまさかの1日で読み終えたということは、なかなか読みやすい内容だといえるのではないでしょうか


娘の癇癪への関わり方のヒント

結論:我が家では、娘が癇癪を起した際はこうしています。①大人は怒鳴らないで、まずは安全な場所(人や物が少ない、怪我をしにくい場所など)に子どもを置く②大人は少し離れた場所などから娘に対し諭すように声掛けする(その際、感情面への共感的声掛けなども行う)③大人はその間好きに時間を使いながら娘の気持ちの切り替えが行われるのを見守る

☞詳細は、こちらの記事でも記載しております↓

こんな質問をよくうけます パート2
こんにちは、みなさま。 臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。  現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。 ☞このブログでは…トアル...

☞では、ここで書籍から我が家が学んだことも踏まえて述べたいと思います。

こんな内容が書かれています。

うちの次女は3歳のころ、駄々をこねることが多くなっていました。あるとき、自分の言い分が通らないので、床に座り込んで大泣きして叫び声をあげました。そのとき私は次女にこう諭しました。

「君のそういう態度が自分自身を傷つけているんだよ。自分で自分を悪くしているんだよ。そして、そういう態度を見ている周囲の人間も傷つけているんだぞ」 (略)

親が感情的になれば、子どもも感情的になります。だから、「自分(親)は君を怒鳴ったりしないよ」というメッセージも込めて、冷静に諭したのです。駄々をこねて泣いているその姿が、自分(子)のプライドを損ねていると伝えたかったのです。

そして次女はその言葉で泣き止みました。表現が難しくても、子どもの人格を尊重してやれば、必ず通じるという信念が子どもの心に届いたのです。この子を尊重しないと、親として子どもから尊重されないという判断がそこにはありました。

~小児科医が伝える オンリーワンの花を咲かせる子育てより一部抜粋にて引用~

☞松永先生は父親としてお子さんと向き合う時、感情的になる自分を抑えて、対子どもという意識から対個人という感じにその人格を尊重しているんですね。

 私たち夫婦も、子どもは成人するまでは親としては必要な責任をとる覚悟ですが、娘に対して話をする時は、その人格は尊重したいという意識を強く持っています。


例えば、こんな感じの関わり方へ活かしています

 親という立場で話をする際、どうしても子どもである娘に対して、上から下に物を伝えるスタンスになってしまうんですよね。

☞そのため、私は特に、娘に対しては上から目線の発言にならないように以下の様に心掛けています。

  • ×「●●しなさい!」→◯「◎◎してみたら、どうだろうか?」「◎◎やってみようよ~。ダメかしら?」
  • ×「あっちいって!」→◯「ママ、今気持ちが沈んでるの。だから、あっちのお部屋で休んでいるね」「ママ、気持ち切り替えたいから、そっとしておいてくれると嬉しい」
  • ×「なんで、そんなことも出来ないの?」→◯「あ、惜しかったね。大丈夫、今は出来なくてもそのうち出来る様になるとママは思うな~」
  • ×「走らない!」→◯「ねぇねぇ。走りたい気持ちなのはわかるよ。でもさ、走ると転んで危ないよ。歩こう!」「ケガして危ないかも。歩こうね」
  • ×「静かに!」→◯「ママ、音がうるさいな~と感じちゃった。だから、静かにしてくれたらうれしいな」「楽しいのは伝わるのだけれど、声が大きいなぁ。周りの人に迷惑になっちゃうと思うんだけれど、どう思う?静かにしようか」

☞ちなみに、上の声掛け内容は、自閉スペクトラム症+中度知的障害の特性がある娘に対するものなので、お子さんの特性によっては多少のアレンジが必要になってくると思います💦

大切なのは、『子どもというよりは一人の個人として、あなたを認めていますよ』という姿勢が伝われば良いのかな?と思います。


まとめ

 いかがだったでしょうか?

書籍から得られたヒントをもとに、癇癪を起した娘への我が家の関わり方についてご紹介しました。

 現在、娘は1年前に比べるとだいぶ癇癪の頻度や程度も減ってきている節はあります。

 しかし、娘も感情をもつ人間である以上、癇癪が起こることも今後あるでしょう。

ついつい相手にこちらの意見や感情を押しつける手段をとらないで済むよう、『子どもは子どものペースがある。親にも親のペースがある』と考え、適切な距離をとってクールダウンすることも癖づけていきたいですね。




  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど・・・

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう~!



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