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本から学んだこと~辛い時こそ読んでしまう。そんな本をご紹介します・パート4~

家族のこと
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こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!



 前回ご紹介したプライベートで凹みに凹んだ私がよく読んでいた本(置かれた場所で咲きなさい)について、続き部分の内容にあたる第4章を今回は感想もあわせてご紹介していきたいと思います。

☞過去記事(パート3)はこちらです👇



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辛い時こそ読んでしまう、そんな本でした!第4章『愛するということ』の内容と感想もあわせてご紹介***

前回に引き続き、こちらの書籍をご紹介しますね👇

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置かれた場所で咲きなさい (幻冬舎文庫) [ 渡辺 和子 ]
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タイトル:置かれた場所で咲きなさい 幻冬舎文庫 渡辺和子

☞2016年3月21日付オリコン週間“本”ランキングの総合部門にあたるBOOK部門にて、週間売上0.6万部で50位、累積売上部数を先週3月14日付時点での199.8万部200.4万部とし、発売から3年11カ月200万部突破したとのこと👇

☞ちなみに、もくじを参照するとこんな感じです👇

第1章「自分自身に語りかける」

第2章「明日に向かって生きる」

第3章「美しく老いる」

第4章「愛するということ」

本の内容を少しご紹介します~第4章・『九年間に一生分の愛を注いでくれた父』~

 第4章「愛するということ」について、少し内容をご紹介したく思います。

まずは4章の項である、『九年間に一生分の愛を注いでくれた父』より以下の文章を引用してご紹介したいと思います!

☞ちなみに、渡辺和子さんのお父様についての補足です👇

 こちらのサイトでも紹介されていますが…

 渡辺和子さんのお父様は、1936年2月26日から2月29日にかけておきたクーデター未遂事件である二・二六事件において犠牲になった陸軍教育総監 渡辺錠太郎です。

「師団長に孫が生まれるのは珍しくないが、子どもが生まれるのは珍しい」このような言葉に、母の心には私を産むためらいがあったとは、私が成長した時、姉が話してくれたことでした。そしてその時、「何の恥ずかしいことがあるものか、産んでおけ」といった父の言葉で、私は生まれたのだとも話してくれました。

 もし、そうだとすれば、三十余名の”敵”に囲まれて、力尽きた父が、ただ一人で死んでゆかないために、私は産んでもらったのかもしれないと思うことがあります。

 父と過ごした九年、その短い間に、私は一生涯分の愛情を受けました。この父の子として生まれたことに、いつも感謝しております。

~『九年間に一生分の愛を注いでくれた父』より一部抜粋にて引用~

感想を少し・・・

 渡辺さんのお父様の錠太郎氏との9年間は、その後の渡辺さんの一生分の愛情に値するものと知り、改めて愛情は必ずしも『どれだけ子どもに時間をかけていたか』だけではなく、『時間の長さ(量)よりどう愛情をかけたか(質)』という点を大切にするのがよいか、ということを感じました。

 渡辺さんにとってはとてもかけがえのない濃密な9年間とはいえ、9年間という期間は人によってはあっという間で、短くも感じるものかもしれません。

 親も子もお互いに一緒にいられる時期というのは、自身の一生の中でもしかすると自身が思う以上に短いものなのかもしれません。

そう考えたとき、「一緒にいられる時間をどのように過ごすか?」…を考えて大事にしていけたら、その後の予期せぬお別れの瞬間には、そうしなかった場合と比べると、何か少しばかり心残りのもののような想いは少なくて済むのかも、しれないですね。

本の内容を少しご紹介します~第4章・『愛は近きより』~

 次に4章の項である、愛は近きよりより以下の文章を引用します👇

これ(「人に迷惑をかけあいようにしつけています」)も重要なことですが、教育のどの時点かで、「進んで助け合うこと」「弱い人の手伝いをすること」といった積極的な愛と奉仕の必要性と喜びを、子どもたちに伝えていかないといけません。「愛は近きより(Charity beging at home.)」といわれます。

施設、被災地への奉仕、ボランティアも、もちろん大切なことですが、同じその人たちが、自分の家庭、日常生活の中で、進んで人のために働いているか、人を許し、愛しているかが問われるのです。大学は「定義」とか「理由づけ」を重んじるところです。しかし同時に、大学が人間形成の場であること、愛と奉仕の実践を習得する場であることも忘れてはなりません。

~『愛は近きより』より一部抜粋にて引用~

感想を少し・・・

 今回、この記事を書いているのが12年経つ『東日本大震災』の日にあたるのですが…今から12年前、震災後、すぐに復興支援に派遣されていく知り合いの心理士の方たちを見て当時の私は焦っていました。

自分もいますぐに被災地に復興支援に行きたい

しかし、自分の支援を必要としている人たちが近くにいるから、その人たちを置いて行くのはどうなのか?本当にそれでよいのか?

 同期とも話し合いをしながら、現地への派遣相談員としていくかどうかを検討したりもしました。

 さらに私は当時、運悪く、自身の体調を崩してしまい一旦入院をしてしまいます。病床にて、心理職としてさえも動けないわが身を情けなくも思ったのを覚えています。

そんな私でしたが、気づくと隣室の患者さんの悩みごとを入院先の病院で、1日1時間から2時間かけて『一人の入院患者として』聴く日々を過ごしていました。

これは、渡辺さんの書籍の中にある【日常生活の中で、進んで人のために働いているか】という部分にあたる行いを自然と私もしたのかな、と思います。

本の内容を少しご紹介します~第4章・『愛情は言葉となってほとばしる』~

 次に4章の項である、『愛情は言葉となってほとばしる』より以下の文章を引用します👇

言葉には、そこに愛がこめられている時、起死回生の力があるのです。マザー・テレサはいっています。「私たちには偉大なことはできません。しかし、小さなことに、大きな愛をこめることはできるのです」

「寸鉄(すんてつ)人を殺す」という言葉があるように、短い言葉でも、相手を殺しもすれば、生かすこともできるのです。(略)

 言葉は、いつまでも生きるものであってほしい。相手を生かし、自分も力づけられる、血のかよった、ぬくもりのある言葉を、そして、その言葉が使える自分を、無機質なものの溢れる中で、しっかり守ってゆきたいと思います。

~『愛情は言葉となってほとばしる』より一部抜粋にて引用~

感想を少し・・・

 言葉はいつまでも『生きる』言葉を使っていきたいなぁと、率直に思います。

日本にも言霊といわれる言葉がありますが、私自身も仕事柄、言葉の遣い方は生き様にも反映される重要な要因の一つのような印象を受けることがあります。

 「ふわふわことば」「とげとげことば」というものを学校でも最近は自然に教えてもらえますが、より自分らしくなれる家庭の中ではついつい気が緩んでしまい、学校にいる時よりも「とげとげことば」が多くなってしまうことがあるかと思います。

どうか、その時は本書の中にあるこの部分を思い出してもらえたらなぁ、と。

まとめ

 いかがだったでしょうか?

 今回は、プライベートで凹みに凹んだ私がよく読んでいた本(置かれた場所で咲きなさい)について、続き部分の内容にあたる第4章を今回は感想もあわせてご紹介していきました。

 今日は東日本大震災の日。日本にとっても、大勢の人にとって、忘れられないある種、特別な日であるかと思います。

その特別な日を思い出し、もし心がざわついてしまったり、辛くなってしまうことがあるようでしたら、渡辺さんのこの本のことをどうか思い出せたら有難いなぁ、と感じます。







  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


ではでは、またお会いしましょう~!



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