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漫画から学んだこと パート4【フルーツバスケット編】

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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!



 以前、漫画『フルーツバスケット』から親として学べるなと思う言葉や考え方などをご紹介しました。

☞その過去記事(パート2)はこちらですね↓

漫画から学んだこと パート2【フルーツバスケット編】
こんにちは、みなさま。 臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。  現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。 ☞このブログでは…トアル...

 今回は、そのフルーツバスケットの愛蔵版として出版されたコミック1・2巻より、2場面をご紹介します。

  • 家族との年越しについて感じること
  • 家族との思い出について

☞ご紹介する場面は、上記のことを改めて考えさせてくれるものになるかもしれません。



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フルーツバスケットが教えてくれたもの~愛蔵版1・2巻より~

 フルーツバスケット愛蔵版1巻より以前、3場面を取り上げてご紹介しました。

☆フルーツバスケット愛蔵版1巻はこちら↓



☞今回は、上記の1巻から1場面と愛蔵版2巻からも1場面の計2場面から私が学んだことを書いていきたいと思います。

☆フルーツバスケット愛蔵版2巻はこちら↓


フルーツバスケットとは?~簡単にふりかえり~

 過去記事にも載せているので重複してしまいますが、Wikipediaではこのようにストーリー・概要が紹介されています↓

フルーツバスケット』は、高屋奈月による日本の漫画。(略)

草摩家の分家宅に居候することになった主人公・本田透と、動物憑きの奇妙な体質を持つ草摩家の面々との交流を中心に描く。(略)

2001年、第25回講談社漫画賞・少女部門受賞。2018年11月時点で単行本の全世界累計発行部数は3000万部を突破している。

~Wikipedia フルーツバスケット(漫画)より一部抜粋にて引用~

 2023年は卯年ということもあり・・・今回とりあげる場面の一つは、卯(兎)の物の怪憑きキャラクター(草摩紅葉)のエピソードを取り上げています♬

 十二支+猫の物の怪憑きのキャラクターが出てくる作品であるため、是非とも新年に取り上げたいと思いました。

では、さっそく場面紹介をしていきます👇

第11話より:年越しの際、偶然出会った花島 咲(はなじま さき)の言葉がけとその後の草摩 由希(そうま ゆき)と草摩 夾(そうま きょう)の本田 透(ほんだ とおる)への想い

 草摩家でお正月を過ごす様に本田透に諭され、しぶしぶ帰ることにした草摩由希と草摩夾。

草摩紫呉と3人での帰路の途中、クラスメイトで透の親友の花島咲とばったりと出会う。

その際に、花島咲に言われた言葉がこちら

花島「じゃあ今年は本当に一人なのね・・・・・・今までお母様と一緒に過ごしてきたお正月が今年は一人きりなのね・・・」

花島「一緒にいてあげるって私も ありさも言ったけれど家族といてあげて下さいって笑っていたわ・・・・・・でも透君は? レコード大賞も紅白もゆく年くる年も お母様と一緒にみた想い出でいっぱいでしょうに 今年はどんな気持ちで それをみるの・・・・・・?」

花島「・・・・・・本当に 透君はそれで平気なの・・・?本当にそれで 大丈夫なの・・・?」

~フルーツバスケット 第11話より一部抜粋にて引用~

花島のその言葉を聞いた2人(由希と夾)想ったことがこちら

見逃してしまう 気づかない いつだって楽しそうに笑うから

ホンの些細な事でも 楽しそうに笑うから 

そういつだって笑ってる 今一番欲しいと思う言葉を くれる

・・・どうして気づかなかったんだろう 気づいてやれなかったんだろう

一人が平気なんて 大丈夫だなんて そんな人間いるはずないのに 

・・・帰りたい 帰りたい今すぐ 会いたい

~フルーツバスケット 第11話より一部抜粋にて引用~

第11話から当時の私が考えたこと・今の私が考えたこと

 年越しの日に大切な人と過ごした思い出があると、その思い出がその日に蘇ることがあります。

学生の頃はあまり実感がもてなかったのですが、【その大切な思い出(想い出)】というのを私の場合、結婚前の独身時代に強く感じました。

『当たり前にそこに存在している』と思っていたものが急に目の前からなくなるという事は、長い人生で誰しも1度は経験するかと思いますが、そのことに気づいていつか離れ離れになるその日が来るまで日々を大事に過ごしていきたいなぁと、当時は考えたものです。

 今もそのことは、私の中で大切な【教え】のように活きています

家族3人となり、これからも『目の前にある当たり前』を大切にしていこうかと思います

第23話より:本田透がバイトをしているビルにて、草摩紅葉が彼を忘れてしまった母親に遭遇した後、透に対して伝えた言葉

 透が清掃のバイトをしているビルのオーナーが紅葉の父親ということもあり、紅葉は時々透に会っては話をしていた。

2人で母親の話をしていた時、紅葉の母親と妹のモモが偶然そこを通りかかり、母親が「あまり帰りが遅いとお母さんが心配するでしょう?」と紅葉に伝えているのを見て、衝撃を隠せない透

 憑きの紅葉を受け入れられず、母親は紅葉の記憶を消してしまったことを透は知ることになり、紅葉からこんな言葉を続けて聞きます。

紅葉「大好きな人と出会って 大好きな人と結婚して 大好きな人との間にできた子供を産んで その子供を抱いたら 奇妙な動物の赤ちゃんになってしまうなんて それって・・・「お母さん」にとって どれだけ絶望的な事なのかな」

紅葉「ボクのママは拒絶の方だった(略)・・・そしてボクは ママの記憶から消えちゃった ママはグングン元気になったよ」

紅葉「ボクはママを助けてあげられたのかな・・・(略)・・・だけど ボクは思うんだ ボクはちゃんと 思い出を背負って生きていきたいって たとえばそれが悲しい思い出でも ボクを痛めつけるだけの思い出でも いっそ 忘れたいって願いたくなる思い出でも ちゃんと背負って逃げないでがんばれば がんばってればいつか・・・いつかそんな思い出に負けないボクになれるって 信じてるから 信じて・・・いたいから 忘れていい思い出なんて ひとつも無いって 思いたいから・・・だから だからホントはママにも 忘れてほしくなかった がんばってほしかった・・・だけど これはボクのワガママだから・・・・・・ヒミツだよ」

~フルーツバスケット 第23話より一部抜粋にて引用~

第23話から当時の私が考えたこと・今の私が考えたこと

 当時この話を読んでいた私は学生であったため、子どもである紅葉の方に感情移入していたと思います。

「なんで、子どもがこんな辛い思いをしないといけないのか?」

「忘れたくとも、忘れられないと思う・・・いつか本当に忘れられるのだろうか?」

「酷い・・・自分が母親であったら、そこまでのことは望まないだろうな」

といった、そんなことを考え・感じていたのでしょう。

 月日は流れ、大人になり、そして母親になって、娘の育児をしていると・・・紅葉の母親の気持ちにも感情移入できるようになっている自分に気づきました

 娘は発達障害の特性をもって生まれてきましたが、それを知った時は少なからず(多少覚悟していたとはいえ)衝撃はありましたし、頭では理解していても、日々の娘との生活の中で気持ちが追い付かないことがあったりと、それはまるで我が子を受け入れられない状態の紅葉の母親と重なる心情もあったのかもしれません。

今はだいぶ等身大の娘とも向き合えて来れているかとは思いますが、やはり親も人間なんですね💦

時々は愚痴がたまります(苦笑)

まとめ

 いかがだったでしょうか?

 今回は、フルーツバスケットの愛蔵版として出版されたコミック1・2巻より2場面をご紹介し、そこから私が学んだことを書いていきました。

 干支というと、私たち夫婦の中では『フルーツバスケット』のエピソードがしばしばよく浮かびます。

一人一人のキャラクターが抱える悩みがとても丁寧に描かれ、かつとても今を生きる私たちにも共感できるものが多いな、と感じています。

 今回は、年越しで家族を失った主人公の気持ちに気づく周囲の人の気持ちや、子どもの特徴を受け入れられずに記憶を失った母親に希望を持ち続ける子ども(紅葉)の心情について、私なりに感じ・考えたことを書いていきましたが・・・人は孤独を感じる時ほど、自身の成長を問われる時ともいえるのかもしれないな、とストーリーを読んでいてしみじみと感じました。

 みなさまにとって今年はどんな年になるのでしょうか?

希望もあるでしょうし、もしかしたら予想外の困難も待ち受けているかもしれません

そんな時、ここで紹介したストーリーでの言葉が何かしらの解決のヒントなりを与えてくれたらな、と感じています。







  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど・・・

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう~!



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