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【本当にいい医者とは?】記事から学ぶことパート18!〜小児科について医療従事者として、親として考えること〜

シリーズもの(家族カテゴリー内)
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!



 今回は、記事から学ぶことのパート18です。

 内容としては、過去記事でご紹介した小児科医の松永正訓先生の別記事(千葉県で小児科を開業した医師がみた現実のPRESIDENT Online記事)をご紹介したく思います。

☞過去記事(パート17)はこちら👇

☞松永先生のことを取り上げた過去記事はこちら👇

【本当にいい医者とは?】記事から学ぶことを書きたいと思います〜小児科について医療従事者として、親として考えること〜

 今回ご紹介したい記事がこちら👇

「30秒で診察してドサッと薬を出す医者」と「説明が長くて薬が少ない医者」、本当にいい医者はどちらか? 千葉県で小児科を開業した医師がみた現実
「いい医師」とはどんな人か。千葉県で小児科クリニックを経営する松永正訓さんは「敢えて言うならば、処方する薬が少ないほど、説明が長いほど、それはいい医者である」という――。

👆「30秒で診察してドサッと薬を出す医者」と「説明が長くて薬が少ない医者」、本当にいい医者はどちらか?(PRESIDENT Onlineより)

 この記事は、松永正訓先生の書籍・『患者が知らない開業医の本音(新潮新書)』の一部内容を再編集したものとのこと。

こちらですね😊👇


電子書籍版はこちらになりますね👇






記事の内容をちょこっとご紹介いたします👍

 記事内は、この様な項目で構成されています👇

  • 開業初日にやって来た診断が難しい女の子
  • 症状が気にかかり知り合いの医師に電話で相談
  • 開業直後で医師会からの情報が届いていなかった
  • 万能の医者はいない
  • 風邪の中に紛れ込む喘息の患者
  • 小児科医が聴診器を胸に当てる理由
  • 患者にどさっと薬を出す医者はいい医者か
  • 最小限の薬と長い説明こそがいい医者
  • 「昨日鼻血を出した」と受診した親子
  • どんな些細なことで受診してもよい

 記事内で紹介されている松永先生の言葉で印象的なのが、「敢えて言うならば、処方する薬が少ないほど、説明が長いほど、それはいい医者である」というフレーズ。

トアルしんりし
トアルしんりし

これは、個人的に納得な言葉だなぁ〜と感じてしまいました✨

 今回は、「患者にどさっと薬を出す医者はいい医者か」「最小限の薬と長い説明こそがいい医者」「どんな些細なことで受診してもよい」について、ご紹介したいと思います。





【チェック①】患者にどさっと薬を出す医者はいい医者か より

 聞くところによると、開業医によっては「風邪っぽい」患者がくると、鼻水止め・痰切り・咳止め・気管支拡張剤を患者の症状に関係なく、どさっと出す先生がいるらしい(その後、実際、そういうお薬手帳の記載を何度も見た)。

しかしぼくにはいくらなんでもそういうことはできない。不要な薬は飲むべきではない。特に小児の場合はそうだ。

〜「30秒で診察してドサッと薬を出す医者」と「説明が長くて薬が少ない医者」、本当にいい医者はどちらか?より一部抜粋にて引用〜

 確かに、親御さんの考えやお医者さんの方針によっては、「風邪」の症状に対して結構な薬が出るということもある様ですね。

 他の項には、実際の小児の診療で松永先生のとった行動など詳しく書かれています

 「先生はこんな風に動いてくれるんだぁ〜。参考になるなぁ」と個人的には感じましたので、気になった方は引用元の記事をチェックしてみてくださいね👀✨

【チェック②】最小限の薬と長い説明こそがいい医者 より

 風邪とは何かとか、風邪にとって風邪薬の意味は何かとか、早めに薬を飲んで何がいいのかとか、そんなことについて時間をかけて説明していくと、結局普通の風邪の子の診察よりも3倍くらい時間がかかる。で、結局薬は処方しない。(略)

でもぼくは敢えて言いたい。処方する薬が少ないほど、説明が長いほど、それはいい医者であると。

〜「30秒で診察してドサッと薬を出す医者」と「説明が長くて薬が少ない医者」、本当にいい医者はどちらか?より一部抜粋にて引用〜

親になる前は、待合で結構待つのはしんどいから待つ病院は(大きい病院以外は)嫌だなぁ、と感じていました。

 しかし、親になって子どもを受診させる機会が増えてくると、娘の特性上、待つのが苦手とはいえ、やはり時間をある程度かけてくれる医師の診察は待ってでも受けたいなぁ、と感じます。

【チェック③】どんな些細なことで受診してもよい より

 今の時代のお父さん、お母さんは「子どもを天才に育てる育児書」みたいなものは読んでいて、知識は豊富に持っているように見えるけど、こういうベーシックな生活力は弱いような気がする。

 しかしそれを嘆いてもしかたない。かかりつけ医とは、なんでも相談できる医者のことであるのだから、どんな些細なことで受診しても構わない。

〜「30秒で診察してドサッと薬を出す医者」と「説明が長くて薬が少ない医者」、本当にいい医者はどちらか?より一部抜粋にて引用〜

 私自身も親になり、いざ娘が病気になると慌ててしまう機会が多く、その度に「私、親としていざという時の知識が少なくて、情けないな💦」と感じたものです。

トアルしんりし
トアルしんりし

私の場合、基本的な家事スキルも低いので、よくその点を伴侶に指摘&指導うけております😂

その点も反省です💦💦💦

【本当にいい医者とは?】を考えながら、小児科について医療従事者として、親として考えたこと

 親になる前から現在まで、主に精神科・心療内科メイン医療従事者(臨床心理士・公認心理師)として働いている私。

 そんな私が仕事をしながら感じることとして、(特に精神科・心療内科の)患者さんはある程度の診察時間をとってもらえると分かっている場合や、主治医との関係性が良好だったりする場合は、結構の待ち時間も精一杯待ってくれたりすることが多いなぁ、ということがあります。

 患者さんの心身への配慮を大切にするのであれば、やはり松永先生が述べる様に、「敢えて言うならば、処方する薬が少ないほど、説明が長いほど、それはいい医者である」のだろうなぁ、と強く感じました。

トアルしんりし
トアルしんりし

精神科の処方でも、処方するお薬は多剤→単剤と、少ない種類で行うのが主流ですしね👀

 もちろん、症状に対して必要な処方で薬の量が多くなることはあるかもしれませんが…親として娘を小児科に受診させている身としても、必要な説明をしっかりとしてくれて、大量でない処方(場合によってはない)で済むのはありがたいことだなぁ、と考えます。

まとめ

 今回は、記事から学ぶことのパート18ということで、松永正訓先生の書籍・『患者が知らない開業医の本音(新潮新書)』の一部内容を再編集した記事(「30秒で診察してドサッと薬を出す医者」と「説明が長くて薬が少ない医者」、本当にいい医者はどちらか?)をご紹介しました。

 患者さんにとってどういった医者が良いのか、という視点で医師からの意見は非常に参考になります。

 医療従事者として、医師の先生方と関わっている身としては…限られた時間の中でもできる限りの対処の説明などを行い、患者さんの不安な気持ちを軽くしている医師の先生方の診察は、気づくとどうしても長くなってしまうものだなぁ、と考えています。

そのことを理解しているからこそ、カウンセリングも行なっている患者さん(クライエントさん)の診察が長くなっていても、色々と心配なことを聴いてもらえているんだな〜」とむしろ忙しい医師の先生に感謝の気持ちすら感じております







  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう〜!



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