こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
今回は、記事から学ぶことのパート21です。
まいどなニュースさんで取り上げられているのは、魚田コットンさんの「どうかお願いがあります」と幼児の置き去りについて漫画なのですが…コレがまたトアルしんりし自身も日々思うことがあったため、強く惹かれました。
そこで、その漫画を紹介したインタビュー記事内容を一部ご紹介&娘との日々の育児の中で思うところを書きたいと思います。
☞過去記事(パート20)はこちらです👇
「ちょっとだけ待っててね」と幼児の置き去り…インタビュー記事内容を一部ご紹介&娘との日々の育児の中で思うところを書きます
今回ご紹介したい記事がこちら👇
👆買い物やトイレ「ちょっとだけ待っててね」子を置いて離れた一瞬が最悪の事態招くことも…3児の母が伝えたかったこと/まいどなニュース
魚田コットンさんとは?
こちらのページでは、魚田コットンさんのプロフィールが載っています。一部抜粋にてご紹介します♪
今(2023/3/3時点)発売している書籍一覧は、以下のとおりとのこと。
- KADOKAWA「家族、辞めてもいいですか?」
- 竹書房「母の再婚相手を殺したかった。~性的虐待を受けた10年間の記録~」
- 「突然、豹変する同僚」/Amazonのkindleで無料配信
- 「魚夫婦の日常」(こちらは別名義です)/Amazonのkindleで無料配信
- 「夫の恋人と暮らせますか?(本当にあった愉快な話)」という漫画を作画担当/2022年7月以降連載
☞今回ご紹介した記事内でも名前があがっていた、魚田さんの漫画がこちら👇
👆家族、辞めてもいいですか?【電子書籍版】
👆家族、辞めてもいいですか?【紙コミック版】
👆母の再婚相手を殺したかった 性的虐待を受けた10年間の記録【電子書籍版】
👆母の再婚相手を殺したかった 性的虐待を受けた10年間の記録【紙コミック版】
☞魚田さんは、Twitterもされています🌸こちらです👇
私もフォローさせていただいております!
絵のタッチが好みです***
インタビュー記事の内容を少しご紹介いたします👍
ーー置き去りの漫画を描いたきっかけについて教えてください。
「知り合いの夫婦がドラッグストアで買い物中、3歳と1歳くらいの乳幼児2人を車に残していたことがありました。たまたま見かけたのではなく、同じ夫婦が3回くらい置き去りにしている場面に出くわしました。何とも言えない気持ちで見送りました」
ーー商業施設のトイレ前で置き去りにされた女児についても描かれています。
「3~4歳くらいの女の子が1人でカートに残されていました。心配になって、そばで様子を見守りました。大体の場合、お母さんがすぐに戻ってきてくれますが、『万が一なにかあったら…』と思ってしまいました」
ーー3歳の女の子がスーパーの障害者用トイレに連れ込まれ、男に殺される痛ましい事件も起きています。
「その事件は念頭にありました。私も3人の子育てをしてきて、育児の大変さはよくわかります。ちょっとコンビニに寄る時、子どもたちを置いていきたい気持ちにもなります。でも、置いていって万が一なにかあったら…と思うと、連れていくしかなかったです。
連れて行く大変さと命を天秤にかけたら、やっぱり命のほうが大事なんじゃないかと思うんです」
~買い物やトイレ「ちょっとだけ待っててね」子を置いて離れた一瞬が最悪の事態招くことも…3児の母が伝えたかったこと より一部抜粋にて引用~
本文はもう少し長く、魚田さんの漫画も随所に挿入されているので、気になった方は是非とも引用元サイトをチェックしてみてください✨✨✨
「どうかお願いがあります・・・」というタイトルで公開された魚田さんの漫画ですが、反論・異論も届いたそうです。
☆魚田さん自身は、このように考えてタイトルをつけていたようです↓
発達障害をもつ娘との日々の育児の中で思うところを書きます✍️
当ブログを読んでご存知の方もいるかもですが・・・我が家の娘は、自閉スペクトラム症と中度知的障害をもつこともありますが、1~3歳(4歳直前まで)頃はとにかく目が離せませんでした💦
当時の娘は、ざっとこんな感じだったと思います👇
☞過去記事(落ち着きないエピソードシリーズ)についてはこちら👇
さて、記事内に出ていた魚田さんの行動や気持ちに、なんとなく自分にも思い当たる節があるな…としんみりしてしまいました。
特に、<『知り合いの夫婦がドラッグストアで買い物中、3歳と1歳くらいの乳幼児2人を車に残していたこと』に何とも言えない気持ちになったこと><商業施設のトイレ前で置き去りにされた女児(3~4歳)に対し、『万が一なにかあったら…』と心配になって、そばで様子を見守り>といった部分は私自身も同じ状況に遭遇したのであれば、たぶん同じ気持ちになったり、同じ行動をとっていただろうなぁと思いました。
「私が目を離したすきに、その一瞬のすきに、娘がどこかに行ってしまったらどうしよう」
「危険なことが危険だとわからずにいる娘が、私の目の離したすきに何か事件・事故に巻き込まれたらどうしよう…」
娘が独り歩きをしだしてからずっと、上記のような考えが常に私の頭の中には生じます。
そのため、幼稚園時代も、今の保育園時代でも、駐車場・駐輪場から園の門までは絶対に娘の手を離すことはありません。
今の娘なら「横で、ちょっと待とうね」
がわかって実行できるのですが・・・
やはり、癖で娘の手をつなぐのが止められません💦
日本に住んでいると、今一つ【子どもが一人になることが危険】という意識が薄れてしまうのも理解できなくもないですが、そんな日本でもやはり【危険は存在する】というのが事実としてあると思います。
完全なる安全な地であるのなら、日々、事件や事故のニュースが流れるのはなぜなのか?…つまりは、そういうことなのでしょう。
いくら天文学的な確率かもしれませんが、子どもが何かしらの事件・事故に巻き込まれる確率がゼロでなければ【それはいつか起こりえるかもしれない】、と私は個人的に思っています。
まとめ
今回は、記事から学ぶことのパート21ということで、魚田コットンさんの漫画を紹介したインタビュー記事内容を一部ご紹介&娘との日々の育児の中で思うところを書きました。
子どもの成長と共に、「まぁ、これくらいならよいか」と親もある種の気のゆるみが生じやすくなるのも理解できます。
知的障害をもつ娘でもその伸びしろを感じますので、定型発達と呼ばれるタイプのお子さんであれば、その成長は親からすると娘のそれとは大きく異なり、『少し待たせる』という行為に安心感を感じやすいのかもしれませんね。
たしかに、様々な想定できない、子どもを少し待たせないとどうしようもない状況というのは(子育てをしている私も経験がない訳ではないので)存在するということは理解できます。
そのため、魚田さんの漫画に異論を述べる方たちの気持ちは分からなくはないのですが…
【万が一、何かあってからではすでに遅いであろう。『あの時、娘の手をどうして握ってあげられなかったのだろう』と後悔はしたくないなぁ】
と考えるタイプのため、もし、何か思うところがある親御さんや大人の方が、少しばかりお子さんを以前よりしっかりと視界にとらえようとしてくれたりしたら有難いなぁ、と思います。(なんだか今回は、歯切れの悪い・長文な表現多くてすみません💦)
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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ブロトピ:今日の育児日記
「私の考えが正義だとは思っていません。子どもを連れていくかどうかは、それぞれの家庭の考え方次第です。だから、お願いする漫画にしました」