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【ギフテッドの人の悩みとは?】「ギフテッド」と呼ばれる人たちの記事をご紹介&トアル自身の学んだことをお伝え~記事から学ぶことパート37!~

家族のこと
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【ただIQが高いという個性?】「ギフテッド」と呼ばれる人たちの記事をご紹介&トアルしんりし自身の学んだことを少しお伝えします📝

 今回は、記事から学ぶことのパート37となります👍

☞過去記事(パート36)については、こちらになります✨


 今回ご紹介したい記事がこちらになります👇

👆〈「ギフテッド」と呼ばれる人たち〉「それってギフテッドじゃん」…自身の高IQを知人に打ち明けて聞いた初めての言葉「自分を『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるだけです」/集英社オンライン

トアルしんりし
トアルしんりし

最近、ギフテッドを取り上げた記事が多くなったように思います。

当ブログでもギフテッドについての記事を増やしていこうかなぁ~と考えています🌸

☞ちなみに…当ブログで過去に取り上げたギフテッド関連記事に関してはこちら👇


記事内容を少しご紹介したいと思います👇

女装専門の写真スタジオを営むフォトグラファーの立花奈央子さん。発達障害を疑い、36歳で受けた検査で自分の高IQがわかったという。「やっと光をあててくれて嬉しい」奈央子さんが語るギフテッドの生きづらさと、精神病院入院を経て“居場所”を見つけるまでを、人気連載を書籍化した『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』(朝日新聞出版)より、一部抜粋、再構成してお届けする。〈サムネイル写真:朝日新聞社提供〉

 INDEXとしては、以下の通り📋

  • 「教科書は一度読めばわかる」退屈な学校生活
  • 遠方の進学校へ…勉強嫌いだった高校時代
  • 心を削り続けた職場
  • 閉鎖病棟で3カ月間、自分と向き合い…
  • 発達障害を疑い…ようやく解けた「本当の私」

 記事内で紹介されている書籍📚(『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』)はこちらになります👇


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「教科書は一度読めばわかる」退屈な学校生活 より🔍

立花さんは1982年、千葉市で生まれた。(略)父は工務店を営み、母が店を手伝った。4人きょうだいの長女で、自宅には父の見習いの青年も住み込みで働いていた。幼児のころから読書とお絵かきが大好きな子どもだったという。

ただ、親や周りの評価は「変わった子」。目に入るものすべてに興味を示すからだ。例えば、活字を読んでいないと落ち着かず、ごはんを食べながら、食品のパッケージに書かれた栄養成分表示や、新聞を隅から隅まで読んでいたという。「全部目に入れてましたね。情報を吸収していないと気が済まない子でした」と立花さん。(略)

立花さんは、授業は毎日、とても退屈に感じていたという。教科書をひととおり読めばだいたい理解できるのに、先生は、同じことを黒板に何度も書いたり説明したりする。「答えがすぐわかる問題をわざわざ出すのはなぜだろうと常々思っていました」。(略)

勉強はしなくても、テストはいつも満点をとった。通知表は、体育以外はすべて「◎」。
その代わり、同級生とは話が合わなかった。勉強していないのにできるからだろうか、いつの間にか嫌われていたという。(略)

ただ、両親は学校に行くのは当たり前だという考えだったため、理由がなければ学校は休めない。「おなかが痛い」「頭が痛い」と言って学校を休むようになった。

~〈「ギフテッド」と呼ばれる人たち〉「それってギフテッドじゃん」…自身の高IQを知人に打ち明けて聞いた初めての言葉「自分を『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるだけです」より一部抜粋にて引用~

遠方の進学校へ…勉強嫌いだった高校時代 より🔍

(略)高校は「中学の同級生が誰も行かない」という理由で、千葉県内の進学校を選んだ。電車やバスを乗り継ぎ、通学に1時間以上かかる女子校。小中学時代を知る人はおらず、新しい友達はできた。見える世界も広がった。だが、勉強をすることが嫌いになっており、成績は良くなかった。

「ギフテッドといっても、勉強しなければ当然わかりません。周りは受験勉強を一生懸命しているので、どんどん差がつきました」

そもそも、立花さんには大学へ行く選択肢はなかった。父から「大学に行かせる金はない」と言われていたためだ。

~〈「ギフテッド」と呼ばれる人たち〉「それってギフテッドじゃん」…自身の高IQを知人に打ち明けて聞いた初めての言葉「自分を『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるだけです」より一部抜粋にて引用~

心を削り続けた職場 より🔍

(略)「公務員になれ。自衛隊でもいい」。そんなことを父から言われていた立花さんは、言われるがまま高校3年で就職活動をし、東京都内の区役所に採用された。(略)

当時を、「泥の中にいるような感覚だった」と表現する立花さん。「他人とうまくいかないのは自分が悪いからだと思っていたんですよね。だから、いつのまにか自分のことを過小評価する人間になっていた」とも言った。

就職して一人暮らしを始めても、自分の居場所は見つけられなかった。(略)

1年ほど働いた19歳のある時、立花さんは心を病んで休職した。「公務員としてこうあるべきという枠にきちっと入らなければと思えば思うほど、自分の心を削っていっていたのだと思います」。

~〈「ギフテッド」と呼ばれる人たち〉「それってギフテッドじゃん」…自身の高IQを知人に打ち明けて聞いた初めての言葉「自分を『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるだけです」より一部抜粋にて引用~

閉鎖病棟で3カ月間、自分と向き合い… より🔍

躁(そう)状態の時は、ストレス解消や現実逃避のため、デパートで好きな服を大量に買った。(略)

一方、気持ちが沈んでいる時は、「死にたい。トラックが突っ込んできてほしい」と願う。
精神科に行った。「うつ病」「解離性遁走(とんそう)」と診断された。(略)

「このままではだめになる。徹底的に治さなければ」と、精神科病院の閉鎖病棟に自ら望んで入った。(略)

今変わらなければこのまま人生が終わると思った。この閉鎖病棟での3カ月間で、自分の気持ちに向き合おうと決めた。(略)

まず、区役所をやめた。自分を偽り、親が望む人間になろうという思いも捨て、退院後に身を寄せていた実家も出た。渋谷駅のハチ公前で、ストリートアートをしていた人たちに話しかけた。(略)すると、ライターや撮影、ヘアメイクなどの仕事がフリーでできるようになっていった。

ある日、新宿ゴールデン街のバーでアルバイトしていた時のこと。ミニスカートに網タイツの女装をした男性客が入ってきた。(略)「自分が好きなことをする人」の姿はやっぱり素敵だと感じた。これだと思った。

27歳で、女装専門の写真スタジオを立ち上げた。そのころはまだ、世の中に「女装=変態趣味」というイメージが強く、女装したい男性たちはこっそり、隠れながら、好きな格好をしているようだった。(略)

「自由で素敵な女装の人がたくさん街にいれば、女装が特別なことではなくなるはず。そんな世の中にしたいと思っていました」

~〈「ギフテッド」と呼ばれる人たち〉「それってギフテッドじゃん」…自身の高IQを知人に打ち明けて聞いた初めての言葉「自分を『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるだけです」より一部抜粋にて引用~

発達障害を疑い…ようやく解けた「本当の私」 より🔍

(略)立花さん自身も、自分が発達障害やADD(注意欠陥障害)かもしれないと思っていたため、一度検査を受けてみることにした。

「WAIS‒IV」という知能検査を受けた。その結果、全般的なIQ(知能指数)が平均を大きく超える137だった。また、同検査の四つの指標のうち、ことばの理解力や推理力、思考力を示す「言語理解」はIQ130、目で見た情報から形を把握し推理する「知覚推理」はIQ128、情報を一時的に記憶する力の「ワーキングメモリー」がIQ131、作業の速度を測る「処理速度」がIQ130と、指標のすべてが平均を超える高い数値となっていた。

驚いた。臨床心理士からは「発達障害の可能性はほぼない。単に、知能が世の中の人より高いだけの健常者ですね」と言われた。立花さんはそれまで、自分の生きづらさは発達障害のせいだ、となんとなく思っていたが、それは間違っていたことがはっきりした。(略)

結果を知人に言うと、「ギフテッドじゃん」と言われた。初めて聞く言葉だった。「ギフテッド」に関する専門書を片っ端から読んでみた。(略)

立花さんは言う。「私は、自分のことを『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるのだということがわかりました。そのせいで、これまで息苦しさや孤独を抱えていたのだと理解できて本当に良かったです」。

~〈「ギフテッド」と呼ばれる人たち〉「それってギフテッドじゃん」…自身の高IQを知人に打ち明けて聞いた初めての言葉「自分を『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるだけです」より一部抜粋にて引用~

トアルしんりし自身の学んだことを少しお伝えします👇

 記事内で紹介されていた立花さんのコメントは、ギフテッド理解がまだまだ浅い自身にとって、新鮮な驚きを感じました。

 例えば、以下のコメントは印象に残っているものの一つです。

「ギフテッドといっても、勉強しなければ当然わかりません。周りは受験勉強を一生懸命しているので、どんどん差がつきました」

 確かに、ギフテッドだからこそ勉強しなくともいつも高成績がとれる…などということは難しいことだと想像すれば理解できるのに、どこかその現実を疑ってしまった自分がいました💦

そして、立花さんが30代でとった知能検査の数値をみると、その後の立花さんがやはり力を入れれば高成績をとれるポテンシャルの高さをもっているのだなぁ~✨✨✨、と『ギフテッド』の凄さを改めて実感している自分もおります。

 ギフテッドの方達の中には色々な事象の本質理解が非常に速いために、理解のスピードの異なる周囲とテンポを合わせるのに苦戦することが多いのは理解できます。

立花さんもそんなご経験があるのだなぁ…というのが、以下のコメントからも窺えるなと思いました。

「他人とうまくいかないのは自分が悪いからだと思っていたんですよね。だから、いつのまにか自分のことを過小評価する人間になっていた」

 私が言える立場ではないですが…ギフテッドの理解スピードの足元にも及ばない私から見ると、

「周りよりも高い視座で物が見れる分、同じように物を理解できない周囲に合わしていくのは大変なことだと思う。むしろ、周囲の方が高い視座をもつ高みを目指したり、『そういう凄い力を持っている人もいるんだなぁ~』と素直に個性を認めることのが素敵に感じる」

というのが素直な感想です。

だからこそ、立花さんが自身の素敵な個性を過小評価したり、自身を卑下したりしていることはとても辛い事であるなぁ…と思いました。

「私は、自分のことを『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるのだということがわかりました。そのせいで、これまで息苦しさや孤独を抱えていたのだと理解できて本当に良かったです」

 上記の立花さんのコメントを見ていても改めて感じるのが、客観的に自己分析ができるということが高IQの人たちの中には多いような気がするなぁ…ということでした。(ある種、学んだことの一つともいえるかもしれませんね)

平凡な私からすると、立花さんたちのような『ギフテッド』の方達は『天才』と感じてしまうのですが…それはまだまざ事象を深く理解できていない、未熟だからということなのでしょうね(苦笑)


まとめ

 今回は、記事から学ぶことのパート37ということで、『〈「ギフテッド」と呼ばれる人たち〉「それってギフテッドじゃん」…自身の高IQを知人に打ち明けて聞いた初めての言葉「自分を『天才』とは思いません。ただIQが高いという個性があるだけです」』の記事についてご紹介しました。

 一見すると恵まれていると思われる人たちであるギフテッドのもつ『孤独』を、記事内では立花さんの言葉で語られている箇所が多いために個人的には非常に学びました。

 平凡な私からすると、『ギフテッド』の抱える悩みを知れる記事の一つであると感じられ、周囲の人たちにもこの現状をもっと知ってもらえたら有難いなぁ…と思い、この記事をご紹介した次第です。






✅同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!

✅子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う

✅なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?

✅みんなはどうやってストレス発散してるの?

✅みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう〜!



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