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【ギフテッド教育の予想外の弊害とは?】『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』からの記事について~記事から学ぶことパート30!~

シリーズもの(家族カテゴリー内)
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【ギフテッドとは?ギフテッド教育経験者や検討者必見👀💦】ギフテッド教育の予想外の弊害についての記事をご紹介&トアルの感想も少しお伝えします📝

 今回は、記事から学ぶことのパート30です。

過去記事(パート29)はこちらになりますので、気になった方は是非とも覗いてみてください👀✨


そして、今回ご紹介したい記事はこちらになります👇

👆「発達障害ではなくギフテットだから」IQ130以上の子どもを“天才”と特別視した結果…ギフテッド教育で生じた予想外の“弊害”『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』より #1/文春オンライン

高いIQを持つなど、特異な才能がある一方で、繊細さや強いこだわりも併せ持つとされている「ギフテッド」。(略)

 ここでは、学校生活で苦しむ人、家族と衝突する人などの多様な当事者や、ギフテッドを受け入れている学校、支援団体の実情に迫った、阿部朋美・伊藤和行著『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』(朝日新聞出版)より一部抜粋。


記事(「発達障害ではなくギフテットだから」IQ130以上の子どもを“天才”と特別視した結果…ギフテッド教育で生じた予想外の“弊害”)内容をご紹介させていただきます❗️

国内では珍しいギフテッド教育に取り組むNPO「翔和学園」(東京都中野区)の教職員、石川大貴さんに、どんな子どもたちが、どんな教育や支援を受けているのかを取材した内容を紹介する。

 という冒頭文に始まり、以下の内容が書かれています👇

 INDEXはこのようなかんじになっております📋

  • 「あれは挫折でした」
  • 選抜による差別意識の表れ
  • 小学3、4年までは良くても……
  • 受け入れる側の態勢はぎりぎり

「あれは挫折でした」 より🔍

「集団授業を受けるか、自分が興味のあるプロジェクトに取り組むか、基本的に自分たちで決めて取り組んでもらっています」と石川さん。そして、気になることを言った。

「実は、今はギフテッドの子だけを集めたクラスは設けていません」(略)

「以前は、『アカデミックギフテッドクラス』を設け、IQの高さを基準に才能のある子どもだけに特化した教育もしていましたが、やめたんです。今は子どもたちを区分けすることはしていません」

 たしかに、学園のパンフレットの「ギフテッド・2E対応クラス」の説明には、「才能識別によらないすべての困り感を抱えた特異な子どもたちへの特別支援教育」とある。(略)

「あれは私たちの挫折でした」。補足して説明してくれたのは、学園長の伊藤寛晃さんだ。(略)

「私たちはもともと、障害者への差別をなくそうと闘ってきたはずでした。2015年から海外事例を参考にギフテッドを支援しようと特別クラスを設けたのですが、結果的に私たち自身が子どもたちに差別意識をつくってしまいました。失敗でした」

~「発達障害ではなくギフテットだから」IQ130以上の子どもを“天才”と特別視した結果…ギフテッド教育で生じた予想外の“弊害”『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』より #1より一部抜粋にて引用~

選抜による差別意識の表れ より🔍

 翔和学園は、前身のステップアップアカデミーから改称し、06年に発足したNPO法人だ。(略)

 そこで15年4月から、高IQの子どもたちだけを集めて教育しようと、「アカデミックギフテッドクラス」を設けて募集をした。「それまでの特別支援教育は、凸凹の欠点や苦手を克服しようという支援になりがちでした。そうではなく、強みや能力の凸(とつ)を伸ばしていくことを目指そうということで『ギフテッド教育』を始めたのです」(伊藤学園長)

 その理念は今も変わっていない。だが、子どもを選抜してクラス分けしたことで、予想しなかった弊害が生じたという。(略)

 ところが、次第にこのクラスの子どもの中に、クラス外の障害がある子どもたちへの差別意識が生じてしまったという。「俺たちは天才なんだから、障害のある子と一緒のことはしなくていい」といった感情が見てとれるようになった。

 伊藤学園長は「教えるほうにも問題がありました。『君たちは天才なんだから』と特別視し、高い知能を伸ばすことに力を入れてしまったのです」と振り返る。保護者の中にも、「うちの子は発達障害ではなくギフテッドだから」と、障害の部分をきちんと直視しないままの人もいたという。

~「発達障害ではなくギフテットだから」IQ130以上の子どもを“天才”と特別視した結果…ギフテッド教育で生じた予想外の“弊害”『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』より #1より一部抜粋にて引用~

小学3、4年までは良くても…… より🔍

 石川さんが思い出すのは、IQが150以上あった小学生だ。小学校を不登校になり翔和学園へ来たが、床にずっと寝転がっているだけの日々が続いたという。石川さんが「これやろう」と誘っても、「やだ」「こっちくるな」と一蹴するだけで、教職員の言うことも一切聞かなかった。(略)

 アカデミックギフテッドクラスは3年で終了した。18年4月からは、IQや障害の内容にかかわらず、受け入れるすべての児童生徒・学生を「ギフテッド・2E対応クラス」として支援することを目指している。

「もちろん、子どもがやりたいことをやる個別授業もあります。気づかれなかった才能が見いだされることもあります。ただ、いくらIQが高くても、生活スキルや集団の中でのコミュニケーション力をある程度身につけないと、社会で力は発揮できません。高IQも障害も1つの特異性だと私たちは考えており、社会でどう生きていくかをきちんと支援しなければという考えでやっています」(石川さん)

~「発達障害ではなくギフテットだから」IQ130以上の子どもを“天才”と特別視した結果…ギフテッド教育で生じた予想外の“弊害”『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』より #1より一部抜粋にて引用~

受け入れる側の態勢はぎりぎり より🔍

 翔和学園には、23年1月時点で児童・生徒・学生は、小学部6人、中学部4人、高校部10人、大学部が約70人の計約90人が在籍している。特に3年ほど前から、不登校になったり学校でトラブルがあったりした子どもの保護者から、入園の問い合わせが増えているという。(略)

石川さんは、「IQ30~150までの子どもが、同じ場所で教育を受けています。受け入れる側の態勢はぎりぎりです」と実情を話してくれた。

~「発達障害ではなくギフテットだから」IQ130以上の子どもを“天才”と特別視した結果…ギフテッド教育で生じた予想外の“弊害”『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』より #1より一部抜粋にて引用~

トアルの感想も少しお伝えします📝

石川さんは、「IQ30~150までの子どもが、同じ場所で教育を受けています。受け入れる側の態勢はぎりぎりです」と実情を話してくれた。

 翔和学園のお名前は知っていたのですが、その実情については知らないことが多かったため、今回こちらの記事を読みただただ以下のような驚きを感じた次第です。

「同じ場所でIQ30~150までのお子さんの教育をされているとは…同じ知能水準のお子さん数十名を一クラスでも教えるのが大変なのに、多彩なお子さんたちの教育を行うにはそれ相応の人員確保が必要だろうなぁ💦💦💦」

 私自身、(結構前ですが)支援学級の中で相談員として働いていた経験が数年あるのですが…先生方がそれぞれのお子さんの特性に合わせて『より伝わりやすい教育方法』を日々試行錯誤している姿を見てきたのもあり、「先生方が子どもたちとのよりよい教育に専念できるように、もっと現場に人員や便利なシステムとか欲しいよなぁ~」と、客観的立場でしたが漠然と思ってしまいました。

 そんな感想をもっただいぶ前から今日まで、どのくらい教員の先生方の環境改善が行われているのかを考えた時、今回のギフテッド教育における環境における『予想外の弊害』は、個人的には起こりえる事象のひとつでもあったかもしれないなぁと感じてしまいました💦

 伊藤学園長は「教えるほうにも問題がありました。『君たちは天才なんだから』と特別視し、高い知能を伸ばすことに力を入れてしまったのです」と振り返る。

 伊藤学園長はこう仰っていますが、教える側もギフテッドのお子さんを教える中である種の感動や刺激を受けたりもするでしょうから、無意識にお子さんに「もしかしたらこんな難しい問題も解けるのかな?」「将来、もっと高い目標を目指せるかも?」といった、期待を感じてしまうのは人間として自然な想いともいえるのかもしれないですよね。

「俺たちは天才なんだから、障害のある子と一緒のことはしなくていい」といった感情が見てとれるようになった。

 上記の様にギフテッドのお子さんが思ってしまうのも、ピグマリオン効果によるものも視野に入れると大いに理解できます。

ピグマリオン効果とはこういうものです👇

ピグマリオン効果(ピグマリオンこうか、英: pygmalion effect)とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。別名、教師期待効果(きょうしきたいこうか)、ローゼンタール効果(ローゼンタールこうか)などとも呼ばれている。

 親御さんもまた、教師に期待されているお子さんの姿があることを感じとったのであれば、「うちの子は特別なのでは?」という期待がどんどん膨らんでしまい、直視すべき他の部分がぼやけてしまうのも分かるなぁ…と親として個人的に思ってしまいました。

「もちろん、子どもがやりたいことをやる個別授業もあります。気づかれなかった才能が見いだされることもあります。ただ、いくらIQが高くても、生活スキルや集団の中でのコミュニケーション力をある程度身につけないと、社会で力は発揮できません高IQも障害も1つの特異性だと私たちは考えており、社会でどう生きていくかをきちんと支援しなければという考えでやっています」(石川さん)

 石川さんのこの言葉は、親としてとっても胸にささりました。

我が家の場合は、娘は高IQではないですが…最終的には、社会の中で娘なりに(精一杯の)ある程度のコミュニケーション力や生活スキルは身に着けて過ごして欲しいと親としては考えているため、石川さんの言葉には非常に共感してしまっていました🌸🌸🌸

まとめ

 いかがだったのでしょうか。

 今回は、記事から学ぶことのパート30ということで、『「発達障害ではなくギフテットだから」IQ130以上の子どもを“天才”と特別視した結果…ギフテッド教育で生じた予想外の“弊害”』という記事についてご紹介させていただきました。

 「もともと、障害者への差別をなくそうと闘ってきたはず」だった教育が、気づくとギフテッド教育を通していつの間にかそこに『ギフテッドであるか・ギフテッドでないか』という溝を作ってしまいそうになった…という、今回の記事を読み、この人々の意識間のすれ違いや溝が生じる現象は、なにも今に始まったことではなく、遠い昔から日本でも、世界でも生じてきた現象にも通じるものでもあるよなぁ…と感じてしまった私でした。

そして、翔和学園さんはその意識の溝について気づいて修正していこうと動いている姿勢が(私個人は)素晴らしいなぁ、と感じています。







  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう〜!



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