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【見通し不安とどう付き合う?】2つのコラム記事&見通し不安との向き合い方をご紹介します!

家族のこと
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって<新たな視点>となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!




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【見通し不安についてのコラム記事2つをご紹介📝】見通し不安に対する当人たちの対処法と共に、監修者のコメントもご紹介します!

 今回は、当ブログでは大変お世話になっている『LITALICO発達ナビ』より【見通し不安】について書いている記事を2つピックアップいたします。

👆発達障害の私、大学で感じた「自由」への恐怖。履修登録でつまずき、二次障害で助けも求められず…見通し不安とスケジュール管理の高い壁/LITALICO発達ナビ

👆学校行事は「怖い」「イヤ」小6自閉症娘の見通し不安、無理強いで失敗も。「参加できた」自信を積み重ねるために…/LITALICO発達ナビ

コラム記事のご紹介をしたいと思います👇

 まずは、1記事目のご紹介です👇

発達障害の私、大学で感じた「自由」への恐怖。履修登録でつまずき、二次障害で助けも求められず…見通し不安とスケジュール管理の高い壁

ASDのある私。これからのことに見通しが立っていないと不安に感じやすい特性があります。学校の決めたスケジュールに従っていればよかった高校生まではよかったのですが、自分でスケジュール管理をしなければならない大学以降はつまずきを感じるように。

 上記の書き出しと共に、ライターの宇樹義子さんは以下の内容を書いています📝

こちらがINDEXになります👇こちらでは、その内容を一部抜粋にてご紹介していきたいと思います。

  • 高校生までは感じづらかった「見通し不安」、大学生になり感じた「自由」の恐怖
  • 社会人になってからも感じた、スケジュール管理への不安
  • ネット社会がくれた救い
  • 監修・鈴木先生より

高校生までは感じづらかった「見通し不安」、大学生になり感じた「自由」の恐怖 より

高校生までは特に見通し不安を強く感じた記憶はありません。(略)

最初の壁は履修登録でした。大学の履修登録では、自分が何をどれくらい学ぶのか、何曜日の何時に何コマの授業をとるのかが完全に自由です。その代わり、留年したり成績が悪くなったりしても自己責任。(略)

大量の情報の中から自分に必要な情報を取捨選択し、自分だけの時間割に落とし込んでいくのは至難の業でした。

普通の学生なら、学生課に質問に行ったり、あちこちに電話をかけたり、すでにうまいこと獲得していた友達・先輩からいろいろ聞いたりして効率のよいやりかたにたどりつくのでしょうが、コミュニケーション障害がある私にはそれがうまくできませんでした。(略)

ちょっとした問い合わせの電話1本かけるのにも小一時間緊張して迷って、声と手を震わせ心臓をバクバクさせながらなんとかやるという感じでした。

このため、資料を見ているとちょっと分かりにくくて本当は誰かに聞いたほうがいいんだけど… というようなことを、聞くのが怖いものだから誰にも聞かずにそのまま済ますという回避行動に出ることもありました。

~発達障害の私、大学で感じた「自由」への恐怖。履修登録でつまずき、二次障害で助けも求められず…見通し不安とスケジュール管理の高い壁より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし
トアルしんりし

問い合わせの電話1本に1時間のエネルギーを費やすのは、確かにしんどいですよね💦

高校までのスケジュールと大学のカリキュラムは質としてかなりの違いを感じるものになるでしょうから、宇樹さんにとってかなりお辛かったでしょうね💦💦

社会人になってからも感じた、スケジュール管理への不安 より

30代になって結婚を機に実家を出、トラウマ治療を受けるなどするうち、社交不安症のような症状はほとんどなくなりました。(略)

しかし、こうして元気になって働けるようになってからも、スケジュール管理には難しさを感じることがありました。

在宅のフリーランスのため、働く時間は完全に自由で、仕事が入ってくる時間もランダム。そして、家事担当として、やるべき家事もあります。こんな中で自分なりのリズムを見つけるのには非常に苦労しました。

~発達障害の私、大学で感じた「自由」への恐怖。履修登録でつまずき、二次障害で助けも求められず…見通し不安とスケジュール管理の高い壁より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし
トアルしんりし

本業フリーランス+副業の在宅をしている身として、『自分なりのリズムを見つけるのには非常に苦労』には頷きしかないです(´;ω;`)

 なお、同項目の内容の後半には、このようなことが書かれています👇

昔から出先で体調を崩したりすることが多いため、夫が休みの日に当日になって急に「どこそこに行こう」などと言うのにも困りました。(略)

しだいに、自分は「いつどこでどのように何をするのか」の見通しを立てられる程度まで情報を得て整理しておけば、見通しに関する不安が軽減するのだ、と理解していきました。

このため、新しい仕事をするときにはまずどの作業にどれくらいの時間と手間とストレスがかかるのかを把握するように努めています。夫との外出に関する連絡については、なるべく早めに言ってもらって、突発的な予定変更がないように頼んでいます。

~発達障害の私、大学で感じた「自由」への恐怖。履修登録でつまずき、二次障害で助けも求められず…見通し不安とスケジュール管理の高い壁より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし
トアルしんりし

私も、新しい作業を行うのに事前に『時間と手間とストレスがかかるのかを把握』することに努めています💦

その方が不安も減りますし、作業効率も上げられると考えるもので…

ネット社会がくれた救い より

いまの社会がネット社会であることには、デメリットもありますが、24時間どんなときでも手軽に多くの情報を集められることには大きなメリットを感じています。(略)

ネット社会がくれる大量の情報をうまく取捨選択しながら、自分のスケジュール管理に活かしていこうと思っています。

~発達障害の私、大学で感じた「自由」への恐怖。履修登録でつまずき、二次障害で助けも求められず…見通し不安とスケジュール管理の高い壁より一部抜粋にて引用~

監修・鈴木先生より

 コラム記事の監修者をされている鈴木直光先生のコメントも載せさせていただきます👇

仕事の種類にもよりますが、一般の企業だと急に仕事が入ったりして予定が変わることが多々あるので、決められた仕事を確実にこなせば時間通りに帰れる公務員などが比較的向いていることが多いです。あるいは、気兼ねなく自宅でできる自営業などもいいでしょう。

自宅から通っている人は親御さんがいろいろとやってくれることが多く、大学や就職などで一人住まいになってから初めて不注意や不安症状が強く表れて困り、外来を受診するケースが増えています。(略)
困ったら早めに神経発達症の診断のできる精神科へ相談することが肝心です。

 ちなみに、鈴木直光先生の簡単なプロフィールも最後にご紹介させていただきます👇

筑波こどものこころクリニック院長

1959年東京都生まれ。1985年秋田大学医学部卒。同年東京医科歯科大学小児科入局。 在学中YMCAキャンプリーダーで初めて自閉症児に出会う。

1987〜88年、瀬川小児神経学クリニックで自閉症と神経学を学び、栃木県県南健康福祉センターの発達相談で数々の発達障がい児と出会う。

2011年、茨城県つくば市に筑波こどものこころクリニック開院。



 続いて、2記事目の方のご紹介をしていきますね👇

学校行事は「怖い」「イヤ」小6自閉症娘の見通し不安、無理強いで失敗も。「参加できた」自信を積み重ねるために…

わが家の長女ゆいは小学6年生。軽度知的障害、ASD、場面緘黙の診断が下りています。

今回は、とても不安が強いゆいのことをお話しさせていただきます。

 上記の書き出しと共に、ライターの吉田いらこさんは以下の内容を書いています📝

こちらがINDEXになります👇こちらでは、その内容を一部抜粋にてご紹介していきたいと思います。

  • 学校行事で困る!
  • お役立ちのアプリ
  • 遊園地の楽しみ方
  • とにかく予習をたくさんしておく
  • 監修:初川先生より

☞ちなみに、当ブログでは吉田いらこさんの別記事を以前取り上げています👇

 では、ここからは<学校行事は「怖い」「イヤ」小6自閉症娘の見通し不安、無理強いで失敗も。「参加できた」自信を積み重ねるために…>の記事内容をご紹介します👇

学校行事で困る! より

本人が一番つらそうにしているな…と感じるのは、学校行事で未知の場所に行くことです。(略)

遠足・社会見学・修学旅行など、小学校にはたくさんの行事があり、新しい場所に行くことをワクワクして楽しみにしているお子さんも多いと思いますが、ゆいにとっては大きなストレスになっていて、楽しむどころではなさそうです。(略)

つらそうなゆいを見ていて「こんなにつらいなら行事を休ませるのもアリかな」と思ったこともありました。けれど、ゆいには不安はあるけれど、行事に参加して友達と楽しみたいという気持ちもあるのです。なので、なるべく不安を取り除いて参加させる方針にしています。(略)

今では、少しでも安心して学校行事に参加できるように、ネットを使った「下見」をするようになったのです。

~学校行事は「怖い」「イヤ」小6自閉症娘の見通し不安、無理強いで失敗も。「参加できた」自信を積み重ねるために…より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし
トアルしんりし

不安と楽しみという気持ちで直前まで揺れ動くその気持ち…なんだか痛いほどわかる気がします(自分自身がそうだった記憶しかないので💦)

ネットを使用した「下見」、やはりとても役に立ちますね✨✨✨

お役立ちのアプリ より

まずは施設のWebサイトを確認します。施設の画像やフロアガイドで全体像を把握できるようゆいに見せています。そのほかSNSなどにいろんな方が投稿されている施設の画像も、ユーザー目線で分かりやすくとてもありがたいです。(略)

また、徒歩圏内の施設だと地図アプリで行き方を確認したり、実際に行ってみたりもします。

~学校行事は「怖い」「イヤ」小6自閉症娘の見通し不安、無理強いで失敗も。「参加できた」自信を積み重ねるために…より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし
トアルしんりし

我が家でも、娘と一緒に事前に施設画像や場所を調べています♪

一回でも「見たことがある」という経験が、娘にとって安心につながっている

ように思います。

遊園地の楽しみ方 より

また、テーマパークによっては、ゆいのように不安が強い人たちをサポートする冊子が準備されている場合があります。この冊子には全てのアトラクションの写真と、大きな音が鳴る・フラッシュがたかれるなど効果の説明が載っています。いわゆるネタバレになってしまうのですが、ゆいのように、何が行われるか分からないことで不安を強く感じてしまう子どもでも、アトラクションが楽しめるよい配慮だなとうれしく思っています。

~学校行事は「怖い」「イヤ」小6自閉症娘の見通し不安、無理強いで失敗も。「参加できた」自信を積み重ねるために…より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし
トアルしんりし

「何がそこで行われるのか?」が分かれば安心しますよね🌸

娘もそのタイプなので、情報が載っている冊子やサイトは重宝しています!

とにかく予習をたくさんしておく より

下見は手間も時間もかかりますが、このように工夫すれば初めての場所にだって行けるんだということが分かるのは、本人にとって良いことだと思います。できた!という体験を何度も重ねていき、いつか一人でも気楽に外出できるようになる日が来たらいいなと思っています。

~学校行事は「怖い」「イヤ」小6自閉症娘の見通し不安、無理強いで失敗も。「参加できた」自信を積み重ねるために…より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし
トアルしんりし

できた!」という成功体験を積み重ねていくことは、子どもにとって時間をかけてでもしていく重要なことだなぁ~と感じました✨✨✨

監修:初川先生より

何が起きるか分からないところへ出向くのは不安になるのは多かれ少なかれみなさんありますが、「楽しむ」レベルを超えて不安になってしまうと、せっかくの機会がもったいない面がありますし、何より、ゆいちゃんは完全に拒否をしているわけではなく、楽しみたい気持ちもあるわけで(それに気づいているゆいちゃん本人もいらこさんも素敵です)、だとしたら、少しでも安心した気持ちで臨めるように、と工夫するのはとても大事なことですね。

ネタバレではあるのですが、大事なのはそこで初めて知って驚くことではなくて、安心して参加して「楽しかった」と思えること。不安要素がいっぱいあるならそれを減らして、ゆいちゃんの場合は、「友達と一緒に楽しく過ごしたい」に注力できるようにする。素敵な手立てだと思います。

トアルしんりし
トアルしんりし

安心して参加して「楽しかった」と思えること…それは本当に大事ですよね🌸🌸🌸

トアルしんりの経験談を踏まえて、少し感想を書きます📝

 最近、よく周囲より言われることの一つに「よくそんな先のことまで考えるね」というフレーズがあります。

振り返ってみると、娘の育児をするずっと前から、私自身が幼少より先のことが分からないと【不安がどうにも高まる】という節があったから身に着いた癖ともいえるな、と感じました。

 つまり、不安を少しでも減らそうと、分からないことは少しでも調べるなりして知っておくという対策を私はしていたのです。

これは、宇樹義子さんの【社会人になってからも感じた、スケジュール管理への不安】にも重なる経験が多いなぁとも感じました。

 本業の仕事に関しても、予測のできないものに関しては、可能な限りの情報収集と相談場所を確保したりすることで経験値も踏まえて乗り切ろうとすることがありますが、いつも上手くいくことかと言われると…言い切れない自分が情けない限りです💦

しかし、何も対策なしに行うことは不安を余計に増やす行為につながってしまう、という自身のこれまでの経験からも痛いほど感じているため、これからも可能な限り情報収集は続けていくかと思います。

 そんな自分の『調べ癖』も、娘とのお出かけや学校行事への対策には非常に役に立っているのが幸いです。

学校行事で困る!】の吉田いらこさんも娘さんのゆいちゃんのために、ネットでの下見をしているというのを知り、なんだか嬉しくなってしまいました☆

今はネットでありとあらゆる目当ての施設情報を手に入れることが出来るのは、本当に有難いことです🌸

地図アプリやSNSで臨場感のある施設風景や道のりを見て予習が出来るのは、感激しかありません✨✨✨

視覚から情報を入れた方が理解しやすい娘にとっても、こういった立体的な情報があると見通しがつきやすいのか?…癇癪を例え起こしても、娘の中で割と短い時間の中で気持ちをコントロールして落ち着けられているように私から見て感じます。

まとめ

 いかがだったでしょうか。

 今回は、『LITALICO発達ナビ』より【見通し不安】について書いている記事を2つピックアップしてご紹介いたしました。

 子ども・大人に限らず、障害の有無に関わらず、見通し】がある方が無いよりも緊張感少なく、安心して物事に取り組めるのではないかな?と考えると…もっともっと見通し不安への理解も広がってくれると良いな、と感じました。

 今は様々な情報収集ツールもありますし、これからもLITALICO発達ナビの記事と共に素敵なものは皆さんとも共有していきたいと思います。






  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう〜!



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