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【保活をしている人たちには必見👀】「保育の質」低下についての記事をご紹介&保活経験者のトアルの思うところもお伝え👍

家族のこと
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【待機児童減少なのに…!?】日本の「保育の質」が低下したワケについての記事をご紹介&少しばかり保活経験のあるトアルも思うところをお伝え📝

 以前、保活関連でこのような過去記事を作成しました👇

👆【保活をしている人たち必見✨】幼稚園・保育園・こども園でワーママが感じた”リアルな違い”についての記事をご紹介&保活経験者のトアルの思うところもお伝え👍(2023年8月29日分)



 今回、保活関連でご紹介したい記事がコチラになります👇

👆多くの人が知らない日本の「保育の質」が低下したワケ…待機児童減少、それでも「根深すぎる構造」がある/現代新書

 時期的にも、新年度の保育園入園の申請を考えて動いているご家庭が多いと思いますが…そんなご家庭にとっては今回の記事はちょっとばかしナイーブな気持ちになるものかもしてません💦

トアルしんりし
トアルしんりし

そんな中でも記事タイトルに興味がある方がいれば、チェックしていただけたら幸いです👍✨✨


記事内容を少しご紹介したいと思います👌

9月1日、こども家庭庁は2023年4月1日時点の待機児童数を発表した。待機児童数は全国で2680人で前年より264人減となり、ほぼ横ばいだった。(略)

国を挙げての待機児童の受け皿整備で認可保育園だけでも2013年の2万4076ヵ所から2021年には2万9995ヵ所に急増(各10月時点)。待機児童の受け皿として期待がかかる新しく開園された保育園は多いが、なかには、運営費の不正受給が起きる、保育の質が伴わないケースも目立っている。

 INDEXとしては、以下の通りです📋

  • 保育の基本的な部分が欠けていた
  • 職員の「労働者名簿」がなかった
  • 保育の質を守るために

 以下に上記の項目の内容を一部抜粋にてご紹介したく思います!

保育の基本的な部分が欠けていた より🔍

東京都目黒区にある私立認可保育園の「ピュアリー目黒南保育園」が過去3年間にわたり保育士数を水増しするなどして5500万円もの運営費の不正受給したことを目黒区が公表したが、問題はそれだけではなかった。(略)

その後、筆者は目黒区が2022年3月と6月に行ったピュアリー目黒南保育園への指導検査について開示請求。検査結果に関する文書を入手すると、冒頭に記したような保育の質にかかわる問題が多く指摘されていることが分かった。(略)

保育園では、睡眠中にうつ伏せ寝になることで窒息死する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」を防ぐために睡眠時の呼吸や体位のチェックを行い、その記録をつけなければならないが、目黒区の資料によれば、ピュアリー目黒南保育園のSIDSチェック表からは0歳児の乳児が30分以上横向き寝のままで体位を直していない状況が散見されていた。(略)

また、重大事故が発生しやすいプール活動・水遊びの管理表の記載内容では、遊泳時間や監視者が明確に記録されていなかった。(略)

さらに、幼児用のトイレの棚にトイレ用洗浄剤が置かれていて、子どもの手の届かない場所に保管するなどの管理徹底を図ることと区から注意を受けている。

調理室の衛生面でも問題が指摘された。(略)乳児の給食については、哺乳から咀嚼への機能的変化や、消化・吸収機能が未熟である乳児の離乳食で胚芽米が使われており、うるち米に比べ食物繊維、脂質等の成分が多い胚芽米の使用は、乳児の消化機能の負担を考慮するよう検討すること、とされた。

保育内容についても、同園が特色とするリトミックやモンテッソーリ教育について全体像を包括的に示す計画となるよう作成が求められていた。

~多くの人が知らない日本の「保育の質」が低下したワケ…待機児童減少、それでも「根深すぎる構造」があるより一部抜粋にて引用~

職員の「労働者名簿」がなかった より🔍

労働基準法で事業所ごとに作成・保管することが義務付けられている、職員の氏名、生年月日、履歴等について記入した「労働者名簿」がなかった。

本来は保育園にいて施設長としての業務に専念するはずの園長が不在だったと目黒区と東京都による特別指導検査で問題視されたが、各指導計画にある施設長の関与欄が、ただ「園長」となっており、誰が関与しかた明確に名前が記入されていなかった。(略)

園と保護者が子どもに関する情報交換を細やかに行うための連絡帳が、保護者負担になっており、区から連絡帳は園で用意するよう助言があった。(略)

その連絡帳についても記載が不十分で、おやつ提供前からクラス全員に「喫食済み」(全量・おかわりの記載)の内容が記載されていたというのだ。(略)

保育園では保護者や園児、職員の個人情報を多岐にわたって扱っている。保護者から取得した個人情報について、書類の受け取り状況の確認個人情報の利用や返却等管理簿による責任が明確になっていなかった。(略)

保育内容の基本方針や安全管理について事業計画・事業報告は、個々の保育園でも作らなければならないが、運営会社フェイスフルラバーズのものしかなかった。

~多くの人が知らない日本の「保育の質」が低下したワケ…待機児童減少、それでも「根深すぎる構造」があるより一部抜粋にて引用~

保育の質を守るために より🔍

フェイスフルラバーズ社は都内の「ピュアリー目黒南保育園」のほか、川崎市に「ピュアリー鹿島田保育園」「ピュアリー宮前平保育園」「ピュアリー鷺沼保育園」「ピュアリー小杉御殿町保育園」、大阪府内に「ピュアリー谷町四丁目保育園」を展開している。(略)

自治体が現地で保育内容や会計が正しく行われているか確認する「実地検査」には定期的に行う「一般指導検査」があり、長期にわたって違反などが改善しない時や著しい違反が見られる場合に行われる「特別指導検査」を行うことで判明していく。

ただ、自治体には運営者が株式会社の場合は本部会計をダイレクトに調査する権限がないことが、不正の温床につながっている。(略)

ある自治体の保育課は「本部の会計を見たくても限界があり、国が『自治体による検査で本部会計も見るように』というようなガイドラインを作らないとスムーズにいかない。各自治体が企業についても本部決算を見ることができるようにしないと、巧妙な手口で不正を行う事業者を追い込めない」と強く訴える。(略)

認可保育園をビジネスとして全国展開するなど複数の都道府県をまたがって保育園を展開する事業者が474に上るなかで(2023年9月1日時点、こども家庭庁)、行政による検査が厳しく行わなければ、不正は後を絶たなくなる。

国にも監査の部門はあるが、基本的には自治体が行う。(略)自治体にとっても、急増する保育園数に対して監査部門の職員数が少なすぎる問題が横たわる。

~多くの人が知らない日本の「保育の質」が低下したワケ…待機児童減少、それでも「根深すぎる構造」があるより一部抜粋にて引用~

執筆者のプロフィール&書籍のご紹介📝

 記事の執筆者である小林美希さんのプロフィールはこちらになります👇

✅1975年茨城県生まれ。

✅就職氷河期の雇用、結婚、出産・育児と就業継続などの問題を中心に活躍。

✅2013年、「「子供を産ませない社会」の構造とマタニティハラスメントに関する一連の報道」で貧困ジャーナリズム賞受賞。

✅書に『ルポ 正社員になりたい』(影書房、2007年、日本労働ペンクラブ賞受賞)、『ルポ 保育崩壊』『ルポ 看護の質』(岩波書店)、『ルポ 産ませない社会』(河出書房新社)、『ルポ 母子家庭』(筑摩書房)、『夫に死んでほしい妻たち』(朝日新聞出版)など多数。

 小林さんの書籍についてもこちらに載せます👇

書籍年収443万円


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少しばかり保活経験のあるトアルも思うところをお伝えします📝

ただ、自治体には運営者が株式会社の場合は本部会計をダイレクトに調査する権限がないことが、不正の温床につながっている。(略)

ある自治体の保育課は「本部の会計を見たくても限界があり、国が『自治体による検査で本部会計も見るように』というようなガイドラインを作らないとスムーズにいかない。各自治体が企業についても本部決算を見ることができるようにしないと、巧妙な手口で不正を行う事業者を追い込めない」と強く訴える。(略)

国にも監査の部門はあるが、基本的には自治体が行う。(略)自治体にとっても、急増する保育園数に対して監査部門の職員数が少なすぎる問題が横たわる。

 上記の内容を読んでいるうちに、私はあることを思い出しました。

 それは、娘が以前通っていた幼稚園の先生とのやりとりで、一種の虐待疑い行為を(私が目の前で)確認してしまったことを私の方で自治体に相談したことがあった時のことです。

電話で自治体の窓口の方と相談をしていたいた際に、先方の職員さんは保護者である私と娘の心配をしてくれた上で、幼稚園が「私立」であるが故に監査の様な行為をすることが実質的に限界が生じてきてしまうために我が家にとって最善の策がとれないかもしれない、との申し訳ない様子でその話をしてくれたことでした。

その時点で我が家は幸いにも新年度で保育園に転園できることが決まっていたので、電話口の職員さんには娘や我が家を気にかけて心配をしてくれたことに感謝を伝え、以下の話もしています。

「我が家は新年度から保育園に転園する予定なので、この環境とも離れられるのですが…良くしてくれたクラスメイトの子どもたちのことを考えると、今後どうなるのか分からないという点が非常に気になっているのも事実です。そちらで出来ることの限界があるという点に関しては理解もしておりますので、匿名で我が家から虐待疑いの件があったということだけでも、なんとか園に伝えていただけたら有難いです」

 実際に娘に虐待疑いの跡があったわけではなく、瞬間でのことだったので目撃したのも私しかおらず、確固とした証拠が当時はありませんでした。

「私はやっていません」と、先生に一言言われてしまうとあとは何事もなかった様に事態は終息してしまうのではないか…という状況だったのです。

 上記に抜粋して載せている『ある自治体の保育課』の人の言葉は、文章だけでは伝わりにくいかもしれませんが、越えられない壁を前にして煮え切らない思いをしているという感じの体験をした我が家としては、その職員の言葉にリアルな温度感を感じていました

 働きたいのに預け先がない親御さんにとって、待機児童問題は非常に頭を悩ませるものであると思います。(実際に我が家もそれで色々と苦労した点もありました💦)

しかし、その待機児童問題をどうにかしようと保育場所を増やすことで、『保育の質』を維持することが難しくなる可能性が生じてしまうというのは、子を預ける親としては悲壮しかない現実であるなぁ…と思わずにはいられません。


まとめ

 今回は、『多くの人が知らない日本の「保育の質」が低下したワケ…待機児童減少、それでも「根深すぎる構造」がある』の記事についてご紹介いたしました。

 待機児童を解消しようと国や自治体が動いたことで待機児童が減っているのは嬉しいことである反面、監査の目を逃れて数々の問題を起こす「ピュアリー目黒南保育園」のような『保育の質』を低下させている場所が存在してしまうということはただただ落胆でしかありません。

今保活をされている親御さんには、こういった園運営の仕組みなども踏まえて「この園に大切な子どもを預けても大丈夫だろうか?」という点を改めて熟考していただけたら幸いです。






✅同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!

✅子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う

✅なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?

✅みんなはどうやってストレス発散してるの?

✅みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***

 ではでは、またお会いしましょう〜!


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