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死生観を考えること&思春期の死生観を振り返る~自身の不登校経験を参考に~

心身のこと
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!



 今回は、死生観についてのちょっとした紹介と私自身の不登校時点(思春期時点)での死生観についてを書いていきたいと思います。

☞なお、今回のテーマにおける『死生観』は、あくまで一般的に言われている定義などをご紹介していこうと思いますので、【こうあるべきもの!】【こうしなきゃいけない!】ということを伝えたいわけではないため、その点をご理解いただけますと幸いです。

☞上記同様、私自身の思春期時点での死生観に関しても、【へぇ~そんな風なとらえ方をしていたんだ】といった、あくまで一つのとらえ方としてご理解いただけると助かります。




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死生観を考える&自身の思春期の死生観を振り返る~不登校経験から~

 死生観というと、何やら結構壮大なテーマすぎて構えがちになりやすかな?と思いますが・・・意外と身近である、大切なテーマだと考えています

 思えば、私は幼少より祖母や母の体験談(戦争経験談も含む)を日々聞く中で、こんなことをよく考えていました

トアルしんりし(幼少~思春期時代)
トアルしんりし(幼少~思春期時代)

なんで、人は生き続けようとするのかな?

トアルしんりし(幼少~思春期時代)
トアルしんりし(幼少~思春期時代)

死んだらどこにいくのかな?どうなるのかな?

トアルしんりし(幼少~思春期時代)
トアルしんりし(幼少~思春期時代)

自分はどんな風に生きたいかな?

☞こんな感じでした😅

両親や祖母曰く、同世代の子の興味関心とは異なることに興味を示し、大人でもあまり考えないことをずっと考えていたそうです。

いわゆる、【変わった子】というカテゴリーにいる人間だったのかもしれません。

当時から、両親や周囲の人は、私のことを温かい目で見守ってくれていましたので、特に不自由することなくのびのびやっていた自分でした***


☞では、以下に一般的にいわれる死生観というものについて、動画や情報サイトをもとにご紹介したいと思います。(あくまで参考程度に見てもらえると幸いです)

死生観について

 学研ココファンのサイトによると、死生観は以下の様に紹介されています。

死生観とは、生きること・死ぬことについての考え方や行動の基準となる生死に関する考えを意味しています。(略)

無宗教の人が多い日本においては、ほとんどの人が死生観に関する考えが無いので、特に考えないまま最後を迎えるケースも多いです。(略)

しかし、近年では「人生の終わりをどのような形で迎えたいか」について考えることが「今をどう生きるか」に繫がる前向きな行動という考えが広まっています。(略)

いずれにしても、死生観は人それぞれなので正解はありません

~死生観とは|向き合う意味や人生の最期を後悔なく迎えるための方法を実態とともに解説より一部抜粋にて引用~

 確かに、死生観は様々な人の数だけ存在するものといっても理解できます。

死後の世界がどうなっているのか不明なため、そもそもそのようなものが存在しないのかもしれませんし、存在したとしても確認をして生き返ってそれを周囲に説明することは・・・現実的に考えると、不可能に近い確率ですものね💦

 いずれ人は必ず死んでしまうという確実な事実の中で、いつ自身の寿命は尽きるのかという不確実な事柄に対して、不安が尽きないのも自然なことであるように思えます。


 死に対する不安の中に、老いに対するものは将来的に誰しもが直面する問題の一つとしてあげられるのではないでしょうか?

 老いを感じると、より死を意識しやすいといえますが・・・そんな時、どうするのが良いのかというヒントを沢山の書籍や経験者の知恵からもらえることが多いな、と個人的には感じています。

☞先に紹介したサイトでは、老いと死に関して以下の様に書いています↓

老いや死は誰しも避けれない以上、抗うよりも受け入れる方が有意義です。

医療の発達に伴って長寿化が進み、「老後の生活」の時間が昔よりも長期化している現在では、充実した余生を謳歌することの重要性が高まっています

いざ死に直面した際に、大切な家族や周囲の人が困らないようにするためにも、自分自身が後悔しないためにも、元気でいる内に少しずつ準備を進めておくことが大切です。

~死生観とは|向き合う意味や人生の最期を後悔なく迎えるための方法を実態とともに解説より一部抜粋にて引用~

 直面する問題の中でも、具体的には子どもたちへ残したいお金のことや老後のお金といった、将来のお金との付き合い方も考えていく必要が出てくるかもしれません。

☞リベ大の動画では、DIE WITH ZEROという書籍の紹介を含め、死ぬまでに資産をゼロにすることは正しいことなのか?、といった点などをご紹介されています。

詳細が気になる方は、是非とも動画をチェックしてみてください↓

☞タイトル/【ゼロで死ね】死ぬときに「資産をゼロ」にするのは正しいか?【お金の勉強 初級編】:(アニメ動画)第207回

 動画内で紹介されている書籍についても、気になった方は下にリンク貼っておきますので、チェックしてみてください+++

(ちなみに、私も絶賛購入&読み進めております!いつか感想も含めて、本のご紹介が出来たらなぁと思います)


☞書籍タイトル/DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール[ビル・パーキンス]


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自身の思春期の死生観を振り返る~不登校経験から~

 以前にもブログの中で記述したことがあったかもしれませんが、私自身が高校の半年間、(不登校気味の状態も含めて)不登校になっていました。

きっかけは些細なことであったかもしれないのですが、その不登校期間では、一時的な人間不信や自信の喪失も経験していたのを覚えています。

 その当時の詳細な記憶はなぜか殆ど覚えていないのですが、覚えていることの中には、時折、無性に死に対する渇望や抑制に思考を巡らせていたことがありました

『こんなに辛い思いを一日中何日も何日も繰り返すのであれば、死によっていっそのこと楽になれるのであろうか?』

『死ぬことが必ずしも楽になることへの道に、私の場合はなるのか?』

『そもそも自ら死を選択することは、この場合、私にとって良いことなのか?両親や友人たちを悲しませても強行するべきものなのか?』

『生きたくとも生きれない生命が、世界中には存在するのに、命の始まりと同様に、終わりを自身では決められないものなのではないか?それは善なのか?』

『自分は多分、悪くない。なのに、どうしても死を望まないといけないのか?悔しい・・・』

など・・・一日中、こういったことを考えては、気づくと疲れて寝てしまうということを繰り返していたように感じます。

☞再三で申し訳ないのですが、当時の記憶に関しては殆ど抜け落ちていることが多く、語れることが少ないです。もしかすると、ストレスが脳にかかり過ぎてしまい、一旦は記憶が薄れて(ブロックして)しまったのかもしれません。

☞高校生ぐらいの年齢になると、中学生の頃のように概念として死をとらえるだけでなく、更にそこから『私とは何者か?』という自己の同一性の確立について思いめぐらす時期でもあるため、より深く『死』と『生』について考えるようになっていたと、(あくまで私の場合はですが)思います。

まとめ

 今回は、死生観についてのちょっとした紹介と私自身の不登校時点(思春期時点)での死生観についてを書いていきました。

 非常に複雑なテーマでもあるため、今でも自身の中で『死とは何か?』『生きるとは何か?』という問いに関しては、答えは出ておらずに問い続けています。

死生観に対するある種の考えが多様に存在するように、各々の答えもそれぞれに存在しているといえるのかもしれません。

 しかし、その答えに当たるものに触れることが出来る日までは、非常に時間を必要となることかと思います。

 死生観を見出していくことは、自身の人生と向き合うことでもあるでしょうし、子育てをしている方は、子どもと向き合う時間の中にも、そのヒントは存在しているのではないか?と、個人的には感じています。


  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど・・・


☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう~!



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