こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
☞以前、家族会についての記事をあげたことがありました↓
今回は、以下の2点をご紹介したいと思います。
✅以前紹介した家族会・東京都発達障害者支援センターの連絡先の変更について
✅ペアレント・メンターについての記事について
☞それと併せて、私の考えたこともお伝え出来たらと思います。
家族会?ペアレント・メンター?その存在の重要性を考える
家族会については、過去記事にて掲載した内容と重複してしまいますが、改めてご紹介させていただきますね↓
家族会にはいくつか種類があります。
たとえば、病院を基盤とした「病院家族会」、保健所が事業としておこなっている「保健所家族会・家族教室」、地域ごとに結成されている「地域家族会」、さらに全国や都道府県ごとの連合会などがあります。(略)
家族会によって頻度はまちまちですが定期的(月1回、年数回など)に会を催しているところが大半です。
内容は家族同士の交流を主眼に家族としての困りごとを話し合ったり、専門家を呼んで病気や薬物治療、社会資源、福祉制度などの勉強会をします。
〜厚生労働省 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルスより引用〜
私も【みんなねっと】にオンラインで登録してはいるのですが・・・なかなか定期的な交流会には参加出来ておらずです💦
最近は、コロナ禍の影響でオンライン開催されているものもありますので、前向きに参加を検討しております。
こちらのこくちーずプロのサイトからですと、全国のイベントの詳細や募集人数などもチェックできますよ↓
東京都発達障害者支援センターの連絡先の変更
東京都発達障害者支援センターについて、簡単にお伝えしますね(過去記事より引用します)↓
東京都発達障害者支援センターでは、東京都在住の発達障害のある本人とそのご家族、関係機関・施設からの発達障害に関る様々な相談に対応しています。
地域の関係機関へ繋ぐ役割を担っています。この他、本人やご家族がお住まいの地域で必要な支援が受けられるように、学校や会社、支援機関、行政機関などへのコンサルテーションや支援者への研修等、地域のバックアップも行っています。
~東京都発達障害者支援センター(TOSCA)より抜粋にて引用~
ちなみに、東京都発達障害者支援センターのサイトにて今回、以下のお知らせが出ました。
☆2023年1月から、東京都発達障害者支援センターは2か所のセンターに分かれての対応に。
- 2022年12月28日まで↓
- 〒156-0055 東京都世田谷区船橋1-30-9
- 📞03-3426-2318
- ✉tosca@kisenfukushi.com
- 〒156-0055 東京都世田谷区船橋1-30-9
👇 2023年1月より(変更後)👇
- ご本人が18歳以上↓
- 〒112-0012 東京都文京区大塚4-45-16(公益財団法人 神経研究所)
- 📞03-6902-2082
- ✉otona-tosca@ionp.or.jp
- 〒112-0012 東京都文京区大塚4-45-16(公益財団法人 神経研究所)
- ご本人が18歳未満↓
- 〒156-0055 東京都世田谷区船橋1-30-9(社会福祉法人 嬉泉)
- 📞03-6413-0231
- ✉tosca@kisenfukushi.com
- 〒156-0055 東京都世田谷区船橋1-30-9(社会福祉法人 嬉泉)
☞ご利用をご検討している方は、参考にしていただけたら幸いです。
ペアレント・メンターとは?記事のご紹介***
ご存知の方も多いかもしれませんが、ペアレント・メンターについて・・・今回は、LITALICO発達ナビのこちらのコラム記事をご紹介したいと思います↓
👆【ひとりで奮闘する発達障害児のママたちへ。同じ思いを抱える親だからできるペアレントメンターのサポートとは】ライター:イシゲスズコ
☞ちなみに、以下の項目内容が書かれています。詳細はサイトにあるので、是非ともチェックしてくださいね♪
- ペアレントメンターを知っていますか?
- 孤独な発達障害児の子育てが辛かった、かつての私
- ペアレントメンターという言葉との出合い
- 思い切って申し込んだ養成研修
- 相談者を演じ、流した涙
- ペアレントメンターとして話を聴くだけで
- ペアレントメンターとしての、これから
ペアレント・メンターについて
日本ペアレント・メンター研究会のサイトによると、このように説明されています。
ペアレント・メンターとは、自らも発達障害のある子育てを経験し、かつ相談支援に関する一定のトレーニングを受けた親を指します。
メンターは、同じような発達障害のある子どもをもつ親に対して、共感的なサポートを行い、地域資源についての情報を提供することができます。
~日本ペアレント・メンター研究会サイトより一部抜粋にて引用~
サイト内にも、メンターによってもたらされる支援は専門家による支援とは異なる効果が指摘されている、との記載もあります。
☞こちらから、全国のペアレント・メンター組織について調べることが出来ます↓
これからどんどん広がっていって欲しい組織だなと、自身の地域には無いが故に切に願っている自分がいます。
コラム記事について考える~ペアレント・メンターとの関わりの中で、こちらも学ぶべきものとは?~
コラムを書いたライターのイシゲスズコさんは、コラムの最後の方にこのように述べています↓
私がケアをしているというより、お話を聴かせてもらうことを通して共に学び、共に慰め合い励まし合い、共に支え合っている、そんな感覚です。
ペアレントメンターの研修とそれを経て培ったスキルを元にして仲間に出会い、助け合う場をつくっていっている。私にとってペアレントメンターとは、そんな横の繋がりづくりのきっかけの一つのような気がしています。
~ひとりで奮闘する発達障害児のママたちへ。同じ思いを抱える親だからできるペアレントメンターのサポートとはより一部抜粋にて引用~
確かに、共に支え合うという姿勢は私も理想とする考え方だなぁと思いました。
発達障害をもつ娘とのこれまでの育児を振り返ってみると、イシゲさんのコラムでも述べられるように、『孤独な発達障害児の子育て』の経験を私自身も切実に感じていました。
現在進行形で育児は行っていますが、今は、こうしてブログやTwitterを介して様々な障害児育児を経験されている方とも繋がれたり、様々な方のリアルタイムの心情を知ることにより、”こんなにも同じ思いをしている人たちがいるのだな””そんな苦しみもあるのだな”と、まるで苦楽を共にしているような感覚にも似たものを感じ、励まされています。
☞ペアレント・メンターが専門職ではないが障害児育児の経験はあるという立場であるからこそ、その存在の重要性は高いということを感じます。
私自身もペアレント・メンターとして活動することも考えたりもしましたが、今現在は専門職(心理職)として現実生活のカウンセリング業務をやっている身の上であるため、私の場合は障害児育児で困っている親御さんへの支援の形は、もっと慎重に考える必要があるようです。
まとめ
今回は、家族会・東京都発達障害者支援センターの連絡先の変更について、ペアレント・メンターについての記事についてご紹介しました。
先にも述べたのですが、ペアレント・メンターが専門職でないという立場は、支援して(私もそうですが)欲しい側からすると、『より同じ目線でみてくれるのではないかな?』『共有できる経験が多そうだな』と、専門職の支援とは異なった期待や安心感がある様に感じます。
私自身、現在は専門職であるため、今後もっと多くの障害児育児で困っている親御さんや本人のみなさんへの支援を、ペアレント・メンターの様に行えなくとも、私なりの多様な支援の形(例えば、システムとして公式にあるオンライン経由でのカウンセリングなど)で出来る様に、今後も検討していこうかと思います。
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど・・・
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう~!
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