こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
今回は、この時期ならではのならわしの一つ・・・『年賀状』について、私自身が学生の頃よりよく思っていたことをふと思い出したので、最近、視聴して考えさせられた動画と共にご紹介したいと思います。
年賀状に写真を入れるかどうするか?~不妊治療と写真入り年賀状について、動画より考えること〜
みなさまのお家では、年賀状を年始のあいさつとして使われますか?
✅紙の年賀状で送りますか?
✅画像データを媒体に、LINEやメールなどで送りますか?
👆我が家は最近まで紙の年賀状をお世話になった親族・友人・知人の方々に送っていたのですが、その際に注意している点があったりします。
『娘が自身の意思でOKを出してくれるまでは、娘の顔写真は年賀状に載せないこと』、を我が家では特に注意していました。
☞というのも、顔という最大の個人情報を娘の許可なく周囲の人に広める(渡す)ことを、大人になった娘がどう思うかな?という理由から、私たち夫婦は慎重になっている感じなんですけどね💦
そんな年賀状の形について、最近いただいた年賀状たちを見ながら私自身が考えたことを、今回はこちらで書いていきたいと思います。
その際、関連した動画も一緒にご紹介していきたいと思いますが・・・現在、不妊治療をされていたりして、動画紹介の記事自体みるのがつらい方もいらっしゃるかもしれませんので、ご不快に感じられる方はどうぞご自身の心身を第一に考えてくださいね💦(遠慮なく、他のサイトに切り替えたり、ご自身が楽しいと思うことに注力していただけると幸いです)
不妊治療と写真入り年賀状について~私が考えることをちょこっと書きます💦〜
動画ご紹介の前に、不妊治療に関する話を年始というこの時期に取り上げることへの、私なりの考えをちょこっと述べさせてください💦
私の場合、学生の頃より親に「お母さん、なかなか子どもが出来なくってね・・・やっと産まれたのがあなただったのよ」といった話やその他の不妊の話、周囲への心配りに関する話を聞いたりしてきました。
成人してからも、学校の先生方や(医療現場メインの)職場の方々より、おおむねこんなことを言われてきています↓
- 『不妊』という現象は、決してごくまれなことではなくて、当たり前に存在することの一つと考えてもよいと思いなさい。
- ”結婚したら、すぐに子どもが産まれる”と思うことが必ずしも自然な考えとは思いこまないこと。
- 『不妊』で悩んでいる人は少なくない・・・自身の発言(したことは無いですが、例えば、「若いんだからすぐに子どもを授かれますよ」といった発言など)には注意なさいね。
婚活中・結婚後も、周囲の知人たちからも『不妊』に関する悩みは聴くこともあり・・・私の中で、不妊は自分には関係のない事柄ではないという認識でした。
☞その認識の上で、写真入り年賀状を眺めると、(私自身)こんな風に感じる様です↓
もし、私に子どもがいなかったら・・・
この『可愛い』『大きくなったな~』と思える子どもの顔写真も、
違った捉え方になるのかな?しんどくなって、自分を責めてしまうかな?
毎年、この時期の楽しみの一つが年賀状をみることだけど・・・
子どもがなかなか授かれない状況であったら、”また、この時期が来たんだ😰”
と年賀状があることをチェックしにいけないかもしれないな・・・
自分が出した年賀状は、周囲からどう見られているかな?
誰かが我が家の年賀状で、年始に気持ちを落としていないとよいな💦
失礼なコメント書いて無かったと思うけど、少し心配💦
など・・・こんなことを毎年、感じたり・考えたりしているかなと。
では、以下に2つの動画をご紹介させていただきますね↓
動画のご紹介👇(内容も、少しばかり紹介します)
👆「妊娠まで平均6年超」 背景に“2つのためらい” (日テレNEWS)
☞「平均およそ6.4年。こちら、カップルが子どもをもとうと決めてから、不妊治療を経て妊娠するまでの期間なんですが・・・」といった話し出しから、この動画は始まります。
6.4年の詳細としては、自然妊娠ができなかったカップルが(不妊治療を行える)病院を受診するまでに約3.2年、不妊症と診断されて治療開始までにも約1.3年、その後治療により妊娠した人の平均が約1.9年という説明がされています。
☞平均およそ6.4年、何故かかっていたのか?について、動画内ではこのように説明されていました。
2つのためらいがある
⇒ためらい1:不妊症と分かった約8割が情報を持たずのため、「すぐに受診しよう!」となりにくいかもしれない。
⇒ためらい2:お金の問題が生じる。経済的理由(55%)で治療を始めない。☜2022年度から保険適用開始により、一部負担が軽減されているところもあります!
☞いざ不妊治療を!と思っても、治療継続にも(職場の理解を含む)周囲の理解が必要となってくることも、例をあげて説明されています。
気になった方は、是非とも動画をチェックして内容を確認してみてくださいね。
もう1つの動画をご紹介します👇
👆心がざわつく「子供の写真付き年賀状」
何人目であっても 子どもが欲しいって思っているその女性たちにとって 周りの妊娠っていうのは しかもあまり苦労せず
「え、できちゃった」「またできちゃった」「欲しくなかったけど なんかできちゃった」みたいな話し聞いたらもう
この〇郎!(あえて伏字にしました💦)ってなるんですよ ホンマに(略)
本当に 人間としてそんなこと思って ヤバくない私って 思うような発想がね 頭の中に浮かんでしまうんですよ
~【他人の幸せなんて見たくない】心がざわつく「子供の写真付き年賀状」【年賀状 不妊治療 流産 妊娠】より一部抜粋にて引用~
☞【12人産んだ】助産師HISAKOさんの体験談なので、鮮明な(生の)感情がこちらも感じられる、響く動画でした。
動画内でHISAKOさんが話していた、「ドロドロした自分(人を妬んでしまったり、羨ましいという気持ち、人が不幸になっちゃえばいいのになど)」「(いろんな人の幸せを願っていこうとする)天使な自分」の両極の思いがいてこそ人間なのかな、といった内容はとても胸に(もちろん、内容も頭の中に)残りました。
詳細など、気になる方は動画の方をご覧になっていただけたら幸いです。
まとめ
今回は、『年賀状』に写真を入れる(特に子どもの写真に関しての)ことについて、私自身が過去によく考えていたことを最近、視聴して考えさせられた動画と共にご紹介させていただきました。
視聴した動画やその他、不妊治療の記事を読んでいて私個人が思うことなのですが、『年賀状を出す際はある程度の心配りは必要』なのかな、ということでした。
自身の近況を伝えるのに写真を入れるという選択肢は素敵だと思います。
心配りを形にするとしたら・・・例えば、年賀状に入れる写真は自身の顔が必ず入っている家族写真や夫婦の写真とかを入れる、といった感じでしょうか?
我が家の場合、人物の写真は入れずにフリー素材である干支の画像を入れ、夫婦と娘の名前を記載した年賀状を毎年用意していました。
☞年々用意する年賀状の数も付き合いと共に多くなり、渡し忘れや喪中の方に渡すミスを防ぐためにも、最近は年賀状の画像データをメールやLINEなどで送信した上で、LINEやメールでつながりのない方などには紙の年賀状も数枚用意して対応しています。
ここまで色々と書いてきてしまいましたが・・・個人的には、写真入り年賀状はお相手の方達の近況をイメージしやすいので、見るのも受け取るのも好きだったりします✨
自身も年賀状を用意する時には、お相手の状況に想いを馳せながら『こんなコメントを書いたら喜ぶかな*』『こんな画像を載せたら楽しんでくれるかな♪』なんてことを考えながら行っています。これは私なりの心配り?なのかもしれませんね😊
みなさまも、どうか素敵なお正月をお過ごしくださいませ✨✨✨
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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