こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
今回は、我が家の知的障害をもつ娘とのこれまでを振り返って、その点で苦労したこと・救われたことなどをご紹介できたらなぁと思います❗️
娘が知的障害という点で苦労したこと・救われたことをエピソードと共にお伝えします📣
以前、こんな記事をブログに上げました👇
ブログ始めの日が浅かった自分にしては頑張った記事でした😅
最近、こんな動画を見ました👇
知的障害の特徴(重症度別に解説)
動画を見ながら、改めて娘の知的障害と向き合った日々を振り返り、これまでその点で苦労したこと・救われたことなどをご紹介できたらなぁと思います😊
ちなみに…もう少しだけ【たきぽよ】さんのことをご紹介します👇
Twitterのプロフィール情報より一部引用にてご紹介させてもらいますね。
☞パンダ🐼がトレードマークの方です👍
☞たきぽよさんのTwitterはこちらですね👇
勝手ながら、フォローさせていただいております💦
☞たきぽよさんの他のYouTube動画はこちらから見れます❗️
たきぽよの発達障害だって輝けるチャンネル
これからの益々のご活躍、陰ながらですが応援しております📣
ご存知の方も多いかもしれないですが…改めて娘(4歳)の簡単なプロフィールです👇
エピソード紹介の前に、娘のプロフィールを簡単にふりかえります👇
☞「なぜ、幼稚園から保育園に?」と疑問を持たれた方は…これらの記事に理由を書いています✏️(よかったらどうぞ😌)
【中度知的障害の娘とのエピソード紹介】苦労したこと3選💦
苦労エピソード①:危険を認識することが難しく、親が目が離せない時間が多かったこと
今は以前よりはその苦労も緩和されている部分もありますが…どこかに行ってしまうという心配で、いまだに娘と手を繋がないで歩くということができない自分がいます。
「ここで、ちょっと待ってて」が理解できない&苦手な娘。
スーパーや歩道で親の後ろをトコトコついて歩いていく2歳くらいのお子さんを見ては、「凄いな〜今の娘には難しいなぁ」と感じることも多いです。
柵や仕切りのある園庭や施設であれば、比較的柵の外に出ることが少ないので親も比較的安心して見守っていられるのですが、それでも絶対に目は離せないですね💦(そのため、会話しながらでも意識の半分は娘の動向チェックにエネルギー注いでます)
理解力が低いと、どうしても想像する力にも限りが出ますよね💦
苦労エピソード②:身の回りのことを覚えるのに時間がかかるため、親はサポートする時間がどうしてもとられること
知的障害があるのも関係しているのだとは思いますが、何かを覚えるのに、人の何倍も何十倍も時間と工夫が必要になってきます。
そして、これは発達障害あるあるのエピソードの一つかもしれませんが、『今日できたことが明日も継続してできるとは限らない(当たり前だと思わないほうがよいかもね💦)』という点が娘にもあります。
トイトレも大きな問題としてありますが…まぁ、『小学校入学までに外れてくれれば良いか』『ダメならダメでまた考えよう』というスタンスでゆったりと構えることにしました。
苦労エピソード③:理解力が高くないために、『ここ(この場)では何をすれば良いかわからない』ことが多く、不安になっては癇癪につながりやすかったこと
スケジュール変更やいつもと違う環境への【慣らし行為】を親側で考え、その都度、対策を含めて周囲に理解を求める働きかけをしていく必要があること
幼稚園時代は、行事(運動会や音楽会の様な特別な催し)にはその場にじっと参加が難しい&フォローする人手不足の理由で、原則娘は行事に不参加が決定事項になっていました。
一方、保育園に通うようになり、(親が相談しなくとも)行事の様ないつもとは違う環境への【慣らし行為】を園はしっかりと考えてくれるため、親は娘の体調管理のことだけにエネルギーを注ぐだけですみました。
親が落ち着いていられるからか、娘も以前よりお友達と同じ空間を楽しもうという意識がグングン芽生えている気がします。
【中度知的障害の娘とのエピソード紹介】救われたこと3選✨
救われエピソード①:理解できることが限りがあるため、重要なポイントだけ話せば🆗
あれこれ指示を出して理解できるタイプのお子さんですと、ついつい親も「まずはコレをして、次にコレをやって、最後にアレね」と求めることも増えたりしまうかな、と思います。
しかし、娘の場合は【基本、指示は具体的・簡潔に】がモットーですw
最低限、ココだけやっておけば🆗といった感じで親は考え、娘に話をしています。
例えば…
朝の支度をしている際に、朝食を娘の前に置いたら、
「30分、ご飯を食べます」
これで一旦終了です。(5分か10分刻みに「あと○分〜」の声かけはしますが)
ご飯の後は、歯ブラシを手渡して「歯を磨きます」、と一言。
着替えと顔洗いは親が娘のフォローをしながら行うため、歯磨き後は「洗面所行こう」、顔を洗ったら「着替えよう」、着替えたら「靴履いて、保育園行こう」で、我が家の場合は一通り娘には伝わる感じです。
救われエピソード②:娘の将来のとれる選択肢が、ある程度予測できる数で済むために親が悩む問題が絞られる
こちらの過去記事でも書いているのですが…娘の場合、最終的には高校を出た後は『就労の道』が現時点での最有力選択肢ともいえるため、積み立てている大学費用や予定していた塾代は、全て娘の将来の預金になりそうです。
救われエピソード③:理解力の関係で複雑な思考をするタイプとは言えず、『周囲の目(そもそもの客観視が難しいのもあり)』をマイナスに捉えて落ち込んだりすることが少ない
発達障害の特性をもつお子さんを育ててらっしゃる親御さんが気になる点の一つにお子さんの『二次障害』があるのではないかな、と思います。
娘も自閉スペクトラム症があるためにその心配はしているのですが、理解力の幅がある程度限られているが故に、プラスの見通しも出来るのかもしれないと最近はあまり悲観的ではありません😅
平均程度のIQの場合と同じ様には物事を捉えられないことは少なからず、複雑に物事を考えて、非常に落ち込んで自分を責め立てたりする機会も少しばかり減るかもしれないのでは…と希望を持っているところもあります。
(もちろん、絶対的なものの考え方ではありませんので、どうなるかはわかりませんが)
まとめ
今回は、改めて娘の知的障害と向き合った日々を振り返り、これまでその点で苦労したこと・救われたことエピソード各3選をご紹介していきました。
年々、知的障害をもつ娘なりにできることが増えている印象は強く感じます。
周りを見て比較してしまうと、何かしらのモヤつきは出てくるのでしょうが…『そもそもが比べられようがないものなのかもしれない』と実感して過ごす様になってからは、モヤつきも出てくる機会がグッと減りました🌸🌸🌸
我が家の場合、まずは娘が18歳になるまでに親として、娘の自立に必要な支援はしていこうと決めています。
長い人生ですからある程度は区切りや休憩を入れながら、娘のペースでゆったりと過ごしていけたら良いなぁと考える今日この頃です。
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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