こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
今回は、記事から学ぶこと第14弾です。
受験生の皆さん必見!
スマホの使い方には気をつけないと、大変なことになるといった内容の記事を今回見つけましたので取り上げていきたいと思います。
☞過去記事(パート13)はこちら↓
受験生必見!使い方次第で脳や心へこんな影響が…スマホについての記事をご紹介します
ご紹介する記事はこちら👇
👆うつ、不登校、学力低下はスマホが原因…受験生も使い方で脳や心が蝕まれると判明/日刊ゲンダイ
タイトルがインパクトあるなぁという感じですが…
こちらにて記事の内容を少しご紹介させていただきますね!
「これから受験です」という方たちには、改めてご自身のスマホとの向き合い方について考えていただけたらなぁ…と思います。
記事内容を少しご紹介🤏
東京脳神経センターの松井孝嘉理事長によると、『起立性調節障害』についてこのように述べています。
「小児科医や精神科医にとってはありふれた病気ですが、(略)この病気の根本は首を通る自律神経が圧迫されることですから自律神経を治療することが不可欠なのです」
「スマホやタブレットの影響がとても大きい。(略)これによって首から肩にかけての筋肉が凝り、その中を通る自律神経が少しずつ障害されていったのです。子供の不登校や自殺の陰には、必ずといっていいほどスマホやタブレットが影響しています」
〜うつ、不登校、学力低下はスマホが原因…受験生も使い方で脳や心が蝕まれると判明より一部抜粋にて引用〜
そして、起立性調節障害のうつ症状と自殺リスクについて、松井理事長はこのように述べています。
「重症のうつ病の自殺リスクは15%ですが、起立性調節障害によるうつ状態はその5倍。起立性調節障害の子供は、スマホなどの使用を控えて、首を通る自律神経を治療することが大切です」
〜うつ、不登校、学力低下はスマホが原因…受験生も使い方で脳や心が蝕まれると判明より一部抜粋にて引用〜
スマホの使い過ぎでの自律神経の障害を起こした場合はどうすれば良いのか?
その疑問に対する答えを、松井理事長はこのように話しています↓
「首への低周波刺激による理学療法が中心です。原則として薬は使わず、十分な休養を取っていただきます。自殺リスクがある重症なお子さんの場合は、入院で治療しますが、それでも大体3カ月ほどで表情が明るくなって笑顔で退院できるケースがほとんどです」
スマホを巡る研究について
記事内に載っている研究について、2つご紹介します👇
東北大加齢医学研究所所長の川島隆太教授は、仙台市に住む5~18歳の児童生徒224人を対象に3年間、MRIで脳が発達する様子を追跡。(最初の検査時に、インターネット習慣について確認)
「親が使わせない」「まったくしない」といったネット習慣が少ない児童生徒は、大脳灰白質の体積が増加していたが、「ほとんど毎日」のグループは平均値がゼロという、全体としては脳の発達が止まっていたのである。
川島教授のグループは、このような研究もやっています👇
小学5年から中学3年のスマホ所有者2万5953人を対象にコミュニケーションアプリ、LINEの使用時間によってグループを分け、勉強と睡眠の時間によって平均点を超える割合がどう変わるかも分析。
結果、LINEを「まったくしない」グループは、「家庭学習30分以上かつ睡眠6時間以上」で平均点を超えることが判明。
LINEの使用時間が増えると、平均点到達により多くの学習時間が必要だが、それでも到達割合は減る。LINE「2~3時間」で平均点到達は「家庭学習3時間以上かつ睡眠6~7時間」の層のみで、ほとんど平均点を超えない。さらにLINE「3時間以上」だと、平均点到達はゼロだった。
上記研究の結果より、川島教授は、【スマホを使うにしても1日1時間未満にとどめることを推奨】しています。
ネット依存について
このブログでも、過去記事で「ネット依存」について取り上げています。
ネット依存のチェクテストなども見られるようになっていますので、気になった方は一度チェック✅してみてはいかがでしょうか?
👇上記のサイトで紹介している書籍です📕
- オールカラー
- 写真やイラスト、図が分かりやすい配置と分量で載っている
- ネット依存の定義やチェックリストが載っている
- 見開きである程度の情報が拾いやすい(トピックごとにページが仕切られている♪)
- 『ネット依存外来』がある国立病院機構久里浜医療センター院長先生が監修
受験時代も踏まえて、子の「スマホ」との向き合い方について親として考える
私自身、受験時代にはすでに携帯電話を持っており、正直、1日1時間以上使っていたように記憶しています。
当時は今ほど、LINEを含め便利なSNSはほとんどなく、のめり込んでも程度が限られていたかもしれませんが…
それでも、いつでもどこでも便利に使えるツールとして携帯(≒スマホ)は手放せない存在だったかもしれません。
今思えば、本当に反省です💦💦
親とも使い方のルールを話し合っておくべきでした。
親になり、より事態を深刻に捉えられるようになりましたので、娘には娘用のスマホを使わせる際はしっかりと使用ルール内容を相談していきながら、納得の上でルールを設けていきたいと思います。
☞ルール共有の際は、娘が理解しやすく、かつ継続しやすい様に、図やイラスト入りのルール表を作成していこうと考えています。
✅見やすい ✅わかりやすい
✅続けやすい
親子で続けやすいルール作りは大切ですよね♪
まとめ
今回は、うつ、不登校、学力低下はスマホが原因…受験生も使い方で脳や心が蝕まれると判明の記事をご紹介いたしました。
これから受験シーズンも佳境を迎えますから、試験日まで不安で色々と検索情報収集やLINEでのやり取りも増えるかと思います。
しかし、必要以上の使用時間はここでいったん、改めて考えてみても良いかもしれませんね。
若い一時期の長時間使用と高頻度の繰り返しで、脳に大きなダメージを与え、その後の将来にマイナスの影響を与えてしまうのであれば…『早期発見・早期対処』はしておくに越したことはないことをオススメします。
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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