こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
【週1日→週2日の療育日数復活を検討した理由とは?】我が家の娘(5歳。自閉スペクトラム症と中度知的障害)の事情&親としての考えを少しお伝えしたいと思います📝
以前、こんな記事を作成してご紹介したことがありました👇
👆【我が家が娘の療育を減らした理由】現在5歳の娘の週2日療育を週1日にしようと決めた理由をお伝えしたいと思います📝(2023年6月22日分)
我が家では最近まで週2日だった療育を週1日にしていました。
というのも、娘の主にメンタル面の調子が不安定であったのもあります💦💦💦
今回は、我が家での療育日数復活(週1日→週2日)をしようかという理由が出てきましたので、療育日数復活の件で夫婦で話し合ったことを、過去記事の内容なども参考に我が家のその間の過ごし方も踏まえてお伝えしていきたいと思います👌
【我が家が娘の療育日数をもどそうとした理由とは?】週1日→週2日に増やそうと思った理由について
5歳の娘は現在、①個別型の療育を週1日(平日。親子通園)の毎週1日の他、②週4日(平日)の保育園登園をこなしています。
では、一体どのような変化が娘に見られたのか…以下にその点を過去記事の内容も踏まえて簡単にお伝えしたいと思います👍
週1日の療育期間(約3か月間)に見られた、5歳の娘の具体的な変化についてを簡単にお伝えします!
我が家に限って述べるとすると、この約3か月の間でこのような娘の変化が見られました👇
- 休み明けや体調不良などで久しぶりに保育園や個別型の療育へ赴いた際、室内で多少騒いでも親と一旦距離を置いて、その場の環境になじもうとする様子が見られる。
- 過去記事:(集団型の療育)事務所内には入るが、靴を脱いで部屋の中に入ることを嫌がるようになっていた頃に比べると、親としては環境に適応しようと努力する娘の変化を感じられました。
- 今は園や療育先のプログラムに不満を感じて癇癪を起しても、(服薬アリであると)5分以内で自力で気持ちを切り替えが出来ている様子が見られる。
- 過去記事:以前は癇癪を起すと10分以上は続き、酷いと周囲に物を投げる様になっていたので、この点も親としては娘のメンタル面の安定に関する変化として捉えています。
- 服薬ナシの状態であっても、15分以上騒ぐことは殆ど見受けられないのも娘の良い変化としても感じています。
- 娘なりのペースで参加できるプログラムの数が増えているとの報告を、以前より園や療育先より受ける様になったため、娘の中で自信やモチベーションが以前より高まっている様子を親も感じとれた。
- 過去記事:以前は参加できていたプログラムに癇癪を起すようになり、参加できるプログラムも減っていたため、この点も親として娘のメンタル面の安定さを示しているとも感じています。
上記に挙げている点に重複してしまう項目ですが、『(服薬アリであると)5分以内で自力で気持ちを切り替えが出来ている様子が見られる』という点で最近強く実感させられたエピソードとして、こんなものがありました👇
ちなみに、この3か月間の土曜日をどのように過してみたかについて簡単にお伝えしたいと思います📝
過去記事では、土曜日に療育へ通う代わりにこのように過したいと述べています。
では、我が家の場合どのように土曜日を過ごして来たのか?…という少し具体的な部分を簡単にではありますがお伝えしたいと思います。
『午前中には近所~遠地の公園に車で行き、公園を走ったり遊具で遊んだりして過ごす』は、とにかく雨以外の土曜日は極力行っていました🌸🌸🌸
心理職視点もふまえて、親として現状の我が家の療育状況を考えてみました👇
過去記事でも述べていますが…心理学を学んだ夫婦としては、『療育の在り方について』は以下の考え方を持っています。
カウンセリングなどの治療場面は基本的に【日常の中の『非日常』】として位置付けて考えることがありますので、その人にとって大部分の時間である【日常生活】が忙しく・充実していくと、【日常の中の『非日常』】とのバランスを考えないといけなくなってきます。
我が家の場合は、療育がカウンセリング同様の治療場面にあたると考えています。
そして、日常生活の中での『非日常』の療育時間を3か月間減らし、『日常生活』である家族の時間を増やしていったところ…最近は娘の良い方向性の変化が多数みられていることや親のスケジュール変化(余暇確保が可能となったなど)からも、「そろそろ療育とのバランスの見直しをしてもよいかな?」という考えに至った次第です。
そして、最終的に週2日への療育復活を意識したのは、たまたま以前の療育現場のスタッフさんと療育時間帯の調整(緩めのプログラム時間帯に参加することに)の相談が出来、試しに娘をその時間に連れて行ったところ…娘が療育場所でマイペースに過ごせていた姿を見たことでしたね(苦笑)✨
まとめ
今回は、【我が家が娘の療育復活をしようとした理由】ということで記事を書いていきました📝
再度お伝えさせていただきますが…
あくまで我が家のいち意見をご紹介した感じですので、療育日数や療育に関して、各ご家庭で様々な考え方があってしかるべきだと思います。
我が家の場合は今回、病院で相談の上での娘の服薬調整や保育園での相談の他、家族時間を増やしていったことで結果として娘のメンタル面などの安定も見受けられたため、療育日数の復活へと至りましたが…あくまで参考程度に「ふ~ん、そうなんだ」というスタンス位で見ていただけたら幸いです。
今後、もしかしたら夫婦の仕事スケジュールの関係や転勤などの状況変化によっても、療育との付き合い方を見直さないといけなくなってくるかと思います。
その場合、その時点でのある程度の落としどころを家族で考えていけるのが我が家の理想なのかもしれない、と言えるかもですね。
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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ブロトピ:今日の育児日記
土曜出勤や出張や現地参加の研修会が土日に増えてきたことにより、夫婦間でも『土日は療育以外の家族の時間にあてていきたい』と日の日に強く思うようになりました。