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【ワーママがうつに!?】トアルしんりしは語りたい シリーズ20~心理カウンセラーが警鐘する「疲労の3段階」の記事を振り返って~

トアルしんりしは語りたい(ブログカテゴリー内)
記事内に広告が含まれています。

 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【ワーママさん、必見👀💦】トアルしんりしは語りたい!記事のご紹介とトアルの思うところなど体験談も踏まえてお伝えします📝

 今回は、トアルしんりしは語りたいシリーズです。

☞過去記事(シリーズ19)はこちら。気になった方は、よかったらチェックしてみてください👇


 今回、ご紹介する記事がこちらになります👇

👆人はなぜうつになるのか。ワーママも襲う「疲労の3段階」心理カウンセラーの警鐘/FRaU

トアルしんりしは語りたいシリーズはこんなスタンスです👇

 毎度毎度でほんと~に恐縮なのですが…改めてアナウンスです📣

記事から学んだこと以上に、漠然と感じたことなどが中心になっています

✅そのため、少しプライベートな見解が入っているかな?と思われます😅

心理職目線や子育てをする親目線といったものが交差した意見も多めかと💦


記事内容をちょこっとご紹介いたします👇

 冒頭文では、以下の様にまとめられています。

心理カウンセラーの下園壮太さんは、近著『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。』(時事通信社)の中で、「現在の子育て環境のリスクは戦場並みだ」と指摘する。下園さんは自衛隊で20年にわたり「心理幹部」として任務で傷ついた隊員の心のケアをする仕事をしてきた。(略)

事前に働くママたちにアンケートを取り、その悩みを踏まえて現代の子育ての過酷な現実、うつになる仕組みやその原因、うつになることを防ぐためのノウハウがまとめられた本書より3つに分けて抜粋掲載。

 記事のINDEXとしては以下の通りです。

  • ワーママの悩み「4つのパターン」
  • 心に影響する「自信」と「エネルギー」の低下
  • 「エネルギー」と「心」の関係~疲労の3 段階
  • 疲労は「ポイント制」で溜まっていく
  • ライフイベントと疲労
  • ワーママの8 割は疲労2 段階?

 では、その内容を具体的にみていきましょう。

ワーママの悩み「4つのパターン」 より🔍

カウンセリングの場でもアンケートでも、ワーキングマザーのみなさんの悩みは、それぞれ多岐にわたっていて、本当にさまざまなトラブルがあります。
(略)私の観点からは、ワーママたちの悩みは、次の「4つのパターン」にわかれます。

〈ワーママの悩みに潜む4つのパターン〉

(1)自分を責める(例/イライラする自分を責めてしまう、自分はちゃんとできないと思ってしまう、など)

(2)自信を失う(例/子どもはこれでいいのか、キャリアはこれでいいのか、自分だけ能力がないのではないか、自分のことをだれも理解してくれない、など)

(3)疲労(例/疲れ果てている、気力が出ない、体が思うように動かない、など)

(4)不安(例/眠れない、お金に関する不安、子どもや自分の将来への不安、など)

カウンセラーの立場から言うと、じつはこの4つは、クライアントさんが心を折った状態、いわゆる「うつ状態」に陥ってしまったときに出てくる要素でもあります。(略)

プロローグでも触れましたが、人は特定の悩みがあるから「うつ状態」「うつっぽい状態」になるというより、もともとその人が「うつ状態」「うつっぽい状態」にあるから、悩みが発生しているという面があります。

〜人はなぜうつになるのか。ワーママも襲う「疲労の3段階」心理カウンセラーの警鐘より一部抜粋にて引用〜

心に影響する「自信」と「エネルギー」の低下 より🔍

(1)自分を責める、(2)自信を失う、(3)疲労、(4)不安という4つの症状は、結果であり、かつ原因でもあります。(略)

逆に言うと、うつを改善するには、この4つの症状のどれかを改善していけばいいのですが、特に効果があるのが次の2つへのアプローチです。

(2)「自信を失う」へのアプローチ → 「自信」の低下を改善する
(3)「疲労」へのアプローチ → 「エネルギー」の低下を改善する

「自信」と「エネルギー(疲労)」は、とても重要です。うつ状態の人には、ほぼ「自信」と「エネルギー」の低下が見られるからです。(略)

ごく単純に考えれば(実際はそう簡単にはいかないところもあるのですが)、「自信」と「エネルギー」を回復しさえすれば、うつ状態からは脱することができますし、何か問題があっても、「なんとか乗り越えていける」と感じるようになるものなんです。

〜人はなぜうつになるのか。ワーママも襲う「疲労の3段階」心理カウンセラーの警鐘より一部抜粋にて引用〜

「エネルギー」と「心」の関係~疲労の3 段階 より🔍

エネルギーと心は密接につながっています。今、エネルギーのレベル(=疲労の度合い)がどこにあるかで、その方がどのような精神状態にあるのか、同じ人でも「過敏さ」や「傷つきやすさ」が変わっていきます。

「疲労」の度合いを3段階に分けて、心との関係を見てみましょう。

〈疲労の3段階〉

1.疲労1段階(通常疲労)
通常の元気レベル。
この状態で疲れることをしても、よく眠れなかったり、食欲不振になったりするなど、疲れは肉体的な症状に出るだけで、精神的な変化はほとんどない。「あるショック」(たとえば、上司のイヤミな一言、夫との口げんかなど)を受けても、一晩寝たら復活する回復力もある。(略)

2.疲労2段階
少し疲労が深まった、いわゆる「うつっぽい状態」。
仕事や作業は「緊張・なんとかして対応」モード。(略)何をやるのもうっすらと億劫で、やる気が出にくい。また、「あるショック」を受けたら、1(疲労1段階)と同じできごとでも「2倍」ショックに感じる。そのショックは一晩では回復せず、何日か引きずるなど、回復にも「2倍」の時間がかかる。(略)
がんばって一時的に表面を飾る分、気分の波の起伏が大きくなっている。

3.疲労3段階(=うつ状態)
「仕事を辞めたい」「いなくなりたい」「死にたい」という思いや言葉が出る。
元気なときとは別人のようになる(別人化と言います)。(1)自分を責める、(2)自信を失う、(3)疲労、(4)不安の4つの要素が強まり、過剰な自責感、無力感、負担感、過剰な不安が出る。「あるショック」があったら、1(疲労1段階)と同じできごとでも「3倍」ショックに感じる。回復には「3倍」の時間がかかる。ほかにも、さまざまな身体不調が続き、今までできたことができない。集中力や決断力がなくなる。

〜人はなぜうつになるのか。ワーママも襲う「疲労の3段階」心理カウンセラーの警鐘より一部抜粋にて引用〜

 記事内には、【疲労の3段階チェックリスト】(『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた』147Pより作成)が掲載されています。

気になった方は、是非ともチェックしてみてください👀💦💦

疲労は「ポイント制」で溜まっていく より🔍

アンケートで「自分が疲れていると感じる」と回答したワーママの方は86・9%、「いいえ(感じていない)」と回答した方は13・1%いらっしゃいました。けれども、疲労に自覚がある方もない方も、ご自身が思っている以上に、実際はもっと疲労が深いのではないかと推察しています。(略)

ここ数ヵ月、もしくは数年でのライフイベントをすべて含めて、見積もらなくてはいけないんです。

〜人はなぜうつになるのか。ワーママも襲う「疲労の3段階」心理カウンセラーの警鐘より一部抜粋にて引用〜

ライフイベントと疲労 より🔍

「ライフイベント」とは、日常的なできごとのことです。ライフイベントがどれだけ心身に不調をきたすのかを調査した、有名なアメリカの研究があります。(略)

直近1年の間に経験したライフイベントの点数の合計が「150」以下なら30%「150〜300」なら50%、「300」以上なら80%の人が、次の年に心身の不調に陥る可能性がある、というものです。

その表をよく見ると、結婚、妊娠、家族の増加(出産)といった大きなできごとばかりではなく、夫婦げんかの増加、生活リズムの変化、趣味の変化、長期休暇といった、わりと小さなできごとにも点数がついています(アメリカの調査なので、日本人のニュアンスと異なる部分もあります)。(略)

たとえ大きなできごとがなくても、生活の小さな変化の積み重ねで、気づかないうちにポイントがどんどん加算されていく。たとえ、それがハッピーなイベントであっても、私たちは疲れるもの。気づかない間に、いつのまにか疲労ポイントが蓄積しているんです。

〜人はなぜうつになるのか。ワーママも襲う「疲労の3段階」心理カウンセラーの警鐘より一部抜粋にて引用〜

 記事内には、ライフイベントのストレスということで表画像が掲載されています。

気になった方は、是非ともチェックしてみてください👍

ワーママの8 割は疲労2 段階?より🔍

さて、この1~2年を振り返ってみて、ご自身の今の「疲労ポイント」は何点くらいになりましたか?(略)

今、日本のワーママたちやワンオペ育児をしているお母さんたちのうち、8割は「疲労2段階」以下にあると私は見ています。中には疲労を深めて「疲労3段階」(うつ状態)に陥っている方も決して少なくなく、珍しいケースではありません。(略)

もちろん、タイミング良く休めるなどして、自然に「疲労1段階」に回復する方もいらっしゃいます。しかし、子育て、そして仕事や人生に前向きに向き合っていくためにも、まずはご自身の疲労ポイントをチェックする視点を持ってみてください

〜人はなぜうつになるのか。ワーママも襲う「疲労の3段階」心理カウンセラーの警鐘より一部抜粋にて引用〜

心理カウンセラー・下園壮太さんのプロフィールと著書のご紹介📝

 以下にプロフィールを載せますね。

✅陸自初の心理幹部として多数のカウンセリングを経験。

✅その後、自衛隊の衛生科隊員(医師、看護師、救急救命士等)やレンジャー隊員等に、メンタルヘルス、カウンセリング、コンバットストレス(惨事ストレス)対策を教育。

✅本邦初の試みである「自殺・事故のアフターケアチーム」のメンバーとして、約300 件以上の自殺や事故にかかわる。

✅現在はNPO 法人メンタルレスキュー協会でクライシスカウンセリングを広めつつ、産業カウンセラー協会、県や市、企業、大学院などで、メンタルヘルス、カウンセリング、感情のケアプログラム(ストレスコントロール)などについての講演・講義・トレーニングを提供。

✅著書50 冊以上。

✅公式HP: http://www.yayoinokokoro.net/

 著書に関しては、今回記事内でご紹介したものの他にも気になったもの(レビューの多いものがメイン)をいくつかご紹介させていただきますね👍

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トアルしんりし自身の体験談も踏まえて、少しばかり語りますね📝

今、日本のワーママたちやワンオペ育児をしているお母さんたちのうち、8割は「疲労2段階」以下にあると私は見ています。中には疲労を深めて「疲労3段階」(うつ状態)に陥っている方も決して少なくなく、珍しいケースではありません。

 下園先生の仰っているワーママの方達が8割もの数が疲労2段階の状態にあるというのは、私自身、娘を育てながら仕事をする身で考えた上でも、非常に頷けるなぁ…と感じます。

 私の場合は、産後半年で新しい職場へ入職したのですが…業務内容の変更+職場の人間関係の変化といった環境変化も大きく影響をして、産後の体調が「回復してきた」という実感が持てたのが、実に1年以上経ってからでした。

 当時の私は、「なぜ、そんなにも心身の回復に時間がかかったのか?」と疑問だったのですが、下園先生の述べている内容も踏まえて考えて行くと合点がいくものが多かった様に感じます。

ごく単純に考えれば(実際はそう簡単にはいかないところもあるのですが)、「自信」と「エネルギー」を回復しさえすれば、うつ状態からは脱することができますし、何か問題があっても、「なんとか乗り越えていける」と感じるようになるものなんです。

 私の場合、産後半年で紹介を受けて入った新しい職場でこれまで取り組んだことがなかった新しい分野のカウンセリングにより、常に「これで良いのだろうか?」「何か大きなミスをしていないか?」「もっとその分野に関わる知識を入れていかないと」といった焦りや不安で『自信を欠いた状態』でいることがまず多かったです。

 加えて、娘もまだ1歳になっておらず、オムツ替えにミルク、離乳食に寝かしつけ…といった娘に関わる大体のことを平日はワンオペでやっていたことにより、自身の睡眠時間も細切れで身体的な疲労がしっかりととれていたとは言えない状態でした

要は、『エネルギーの回復がままならない状態』であったと言えます。

 この現象は、お子さんの育児をされている方達ならワーママかワーパパかどうかということ以前に、大変さとして理解できる範囲のことが多い気がします。

 出産というライフイベントは喜ばしいことでもあり、一方では結婚同様にある種の「変化によるストレス」を感じやすいイベントとも言えるのでは…?と考えると、こと母親の心身の負担は想像以上に深刻になり得るという事を気に留めておきたいものですね。

まとめ

 今回は、【トアルしんりしは語りたいシリーズ第20弾】ということで、記事を取り上げてトアルの語りもあわせてご紹介いたしました。

 「私は大丈夫よー」と思われた方にも、一度記事内にある様なチェックリストで現在のご自身がどの程度の疲労がたまっている状態であるのかをチェックしてみてみる事を、個人的にはオススメしたい限りです☺️

自分の身体はこの世で一つ、替えのきかないものですし、大切にしていただけたらと思います。






✅同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!

✅子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う

✅なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?

✅みんなはどうやってストレス発散してるの?

✅みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***

 ではでは、またお会いしましょう〜!



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