こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
今回は、過去記事でふれたパラちゃんねるの他のコラム記事(琳堂ヤコさんの記事)を1つご紹介したいと思います。
そして、自身の経験談も踏まえながら、思うところなどを書いていきたいと思います📝
☞過去記事はこちらです👇
どうぞよろしくお願いします!
【「障がいがあるのに障がいがない」!?】1つの記事紹介と経験談も踏まえて『就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者』について思うことを書きます
今回ご紹介するコラム記事がこちら↓
👆就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者(琳堂ヤコ)/パラちゃんねるカフェより
パラちゃんねるについて。ちょっと振り返りますね
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2020年4月~2023年12月までの3年半を完全無料でサービス提供しているそうです!
コラム記事(『就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者』)の内容をご紹介いたします👇
琳堂さんのプロフィールを、記事内容より一部抜粋にてまずは載せておきますね↓
琳堂さんはTwitterもやってらっしゃいます☆↓
琳堂さんの記事の冒頭部分では、このように書いてあります↓
皆さまご存じであろう通り、「発達障がい」とは様々な形で出るものであり、誰しもが特定の障がいの特定の条件を持つとも限りません。
今回はそのなかでも、「診断はおりているけど『障がい』になったりならなかったりする人間」について、自己紹介の代わりにお話しようかな。
~就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者より一部抜粋にて引用~
ADHDの薬を飲んでいる琳堂さんの【服薬前後のご自身の様子の違い】をとても分かりやすくしています。
さて、私が服薬しているのはストラテラという薬で、一日の限度量とされている120mgを服用しています。服薬以前と以後では大きな違いがありました。
まず初めに驚いたのは、街で見るビルに立体感があることでした。建物の存在感がまるで異世界に来たかのように違う。今思えば、私の空間認知能力の低さが関係しているのではないかな。注意欠陥は大きく軽減。(略)
多動性はもともと脳内多動なので傍から見ればあまり変わらないように思いますが、個人の実感としてはアブクのようにあふれ出る言葉たちの勢いが弱まり、脳にいつでも何かを入れられるスペースが少しできたというような感じがあります。
~就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者より一部抜粋にて引用~
琳堂さんの『アブクのようにあふれ出る言葉たち』
という表現は、思考の多動性のある私にとっても
なじみやすいものに感じました。
「家事」などの終わりがないタスクや「金銭管理」という欲望にブレーキをかけるもの、そういったものが苦手な私ですが、自分で言うのもなんですが「仕事」はかなりできる方です。
服薬の助けや努力や経験がものを言っている部分はありますが、なにより、「塾講師」という職業が私の持つADHD特性をむしろ「スペシャリスト」として活躍させるように後押しする形になっているのです。(略)
「仕事ができるのにできない」とはなにか。
私で言えば、「大学受験の英文法の解説をサラサラとできるが紙をきれいに三つ折りにすることはまったくできない」という感じです。要は、「そんなことができるのに、こんなこともできないのか」という具合なわけですね。
一般就労というのは、各企業の社風はあれど「一般枠」であり、特別に支援が入るわけでもなく、一方「障がい者枠」は求人を見てみると事務や掃除や軽作業で私にとっての刺激不足の面も含め最も苦手とするものたち。
私にとっては「障がいがあって、同時に障がいがない」扱いになってるぞこれという感覚でした。(略)
世の中には、「障がいがあるのに障がいがない」という不思議な立場が起こりうるというお話でした。
~就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者より一部抜粋にて引用~
「仕事ができるのにできない」という部分、自身にも覚えがあることが多いので、
苦笑してしまいました💦💦💦
自身の経験談も踏まえて『就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者』について思うこと
琳堂さんのコラム記事内容には非常に共感できる部分が多く、私自身も改めて「障がいがあるのに障がいがない」という不思議な立場にいることを実感しました。
私自身、大学卒業後は心理学を学ぶために修士課程にすすもうと思った「学びたい」というベクトルの理由の他に、このようなものがありました。
大学卒業後、自分は会社などで業務をこなすことは難しいように思う。
特にマルチタスクの業務は困難な道になりそうだ。
そのためにも、まずは『適性』にあった仕事の知識や経験を積まなければ!
琳堂さんにとって『塾講師』の仕事が適性としてはまっていた様に、私にとっても仕事として『心理職』がはまっているようです。
一方、私は仕事以外の日常生活におけるタスクで苦手なものが多いというのも、『就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者』な部分や、発達障がいグレーゾーンという部分に自分自身があてはまるようにも思います。
終わりのないタスクである「家事」の中でも、私自身は「掃除」が大の苦手です。
一人で見本もない中、0から100までの段取りをつけていかないという、どこまでやったら終わりであるのかわかりにくい作業というものは、私の中でネックなのだろうなぁと思います。
☞ちなみに、グレーゾーンについての過去記事もブログ内でありますので掲載します↓
まとめ
今回は、過去記事でふれたパラちゃんねるの他のコラム記事(琳堂ヤコさんの記事)を1つご紹介しました。
そして、自身の経験談も踏まえて『就労支援にも一般枠就労にも当てはまらない発達障がい者』について思うことを書きました。
最近は、よくはざまの支援の大切さが叫ばれる様になってきた様に思います。
令和の時代になり、より多様であることに目が向いてきた反面、その多様さに追いついた支援の仕方が少ない、そもそもの理解度の普及がされていないことなど、課題となっていることなどもありそうですね。
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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