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【クロワッサン症候群って?】2つの記事のご紹介&「女性の将来の選択肢」についてトアルが考えたことを少し書きます

家族のこと
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【クロワッサン症候群ってご存知ですか?】関連記事2つをご紹介&トアルの考えたことを少し書きたいと思います(実体験込み)

 今回ご紹介したい記事はこちら2つになります👇

👆クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?/はなしのたねBlog

👆クロワッサン症候群? 女性が生涯独身を選択するとき……/Oggi.jp

 上記2つの記事は、『クロワッサン症候群』について取り上げているものなのですが…切り口が違うため、異なった感想を個人的にはもてることが興味深く感じました。

 そこで、今回はこの2記事をご紹介させていただきたく思いました📝


👆クロワッサン 2023年5/25号 No.1093(楽天市場ユーザー様向け・紙版)


記事内容のご紹介をしたいと思います👇

 『クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?』→『クロワッサン症候群? 女性が生涯独身を選択するとき……』の順番で記事をご紹介していきたいと思います🖊

クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は? より📝

 記事のINDEXとしては、以下のとおりになります👇

  • クロワッサン症候群に関する世間の声
  • クロワッサン症候群とは
    • 中年女性たちの心理的葛藤
    • クロワッサン症候群の由来は雑誌『クロワッサン』
      • 急な方針転換
      • 命名はエッセイスト・松原惇子
  • 雑誌に踊らされてかわいそう…?
    • やたらと攻撃的になる独身女性たち
      • スープストック炎上騒動
      • 少子化対策に対しても…
    • ヤバいのはその精神性
  • 背景や戦犯は?
    • 戦犯・桐島洋子
      • 結婚せず3人の子供のシングルマザー
      • 突然の裏切り
    • 雑誌社の本音
      • 間違ってるって(笑)
  • クロワッサン症候群の女性たちは自業自得!ヤバい存在なのは間違いなし
トアルしんりし
トアルしんりし

下線部の項目をピックアップし、その内容を以下にご紹介していきますね♪


中年女性たちの心理的葛藤 より🔍

(略)Wikipediaによると

人生の選択肢としての結婚を拒絶したが、結婚適齢期・出産適齢期を越え、自らの生き方に自信喪失し、焦りと絶望を感じている中年女性の心理的葛藤の形容

とされています。

クロワッサン症候群の由来は雑誌『クロワッサン』 より🔍

クロワッサン症候群という名称の由来は、現在も刊行されている雑誌『クロワッサン』からです。

雑誌『クロワッサン』は、1978年ごろから「新しい女性の生き方を追う」というテーマで誌面作りを始めます。その中で特に「シングルマザー」の在り方や強さ、美しさを全面に押し出したことで、結婚しない生き方に憧れを抱く女性が急増。

~クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?より一部抜粋にて引用~
急な方針転換 より🔍

独身であることに正義を見出す読者が増える中、雑誌『クロワッサン』は、自らが生み出した大量のシングル女性たちを尻目にいきなり方針転換を図ります。

同誌は想定読者層を、在職の独身の女性から在職のヤングミセスにシフト。仕事と結婚生活を両立させ出産そして夫の協力を得て子育てと仕事をオシャレに同時進行させる女性たちを取り上げるようになるのです。(略)

自分たちが正しいと思っていた生き方をいきなり否定されるような内容に絶望を抱き、それはやがて焦燥感や劣等感、さらには他者への攻撃性へと繋がっていくことになるのです。

~クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?より一部抜粋にて引用~
命名はエッセイスト・松原惇子 より🔍

松原さんは本の中で、自ら独身を選択した女性たちがその後中年となり葛藤する姿を描き、そのタイトルを「クロワッサン症候群」としたのです。この伝記はベストセラーとなっています。

~クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?より一部抜粋にて引用~
スープストック炎上騒動 より🔍

全国展開する人気スープ専門店「Soup Stock Tokyo」が、公式サイトで現在一部店舗の店内で無料提供している離乳食を全店に拡大すると発表しました。

すると一部からとんでもない角度で批判の声が挙がったのです。

↓がその内容です。

  • 「スープストックは落ち着いていてひとりでも入りやすい店として選ばれることが多かったのでは。。。確かに子供が騒いでいたら他の店に行くかもなぁ。」
  • 落ち着けないから、行きたくない」
  • 子供苦手なのでしばらく行くのやめます…悲しい」
  • 「なんでそんな余計な事するんですか…もう2度と行きません」
  • 最悪 客層悪くなるなあ」
  • 「ほんと嫌なんでやめてください。ギャーギャー騒がれるの聞くために行きたくないです」

(略)こうして「クロワッサン症候群の女性って心底ヤバいんじゃないか…」と危惧され始めたのです。もちろん、これらの批判を挙げたのはリアルタイムで当時の雑誌『クロワッサン』を読んでいた世代ではないでしょうが、同じような思考の持ち主は現代にも存在することが判明したのです。

~クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?より一部抜粋にて引用~
少子化対策に対しても… より🔍

クロワッサン症候群の女性がヤバいと感じられるエピソードは他にもあります。

↓は少子化対策に対するある一つの提言です。

提言の内容を要約すると

女性は所得が減ると結婚する傾向があるので、独身税は女性に課す方が少子化対策になる

というものです。

これは統計的事実に基づいた提言であって、何も独身女性の生き方を否定したり、世間から抹殺しようというような話ではありません。

それでも独身女性たち(の一部)は、このような提言に対して、発言者を敵対視しヒステリックに応酬してしまうのです。

~クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?より一部抜粋にて引用~
結婚せず3人の子供のシングルマザー より🔍

桐島洋子さんは外国人の恋人との間に3人の子をもうけながら、男性に経済的に依存せずシングルマザーを実践しました。

まだ「シングルマザー」という言葉すら認知されていなかった時代に、桐島さんはシングルという女性の新しい生き方を示す伝道者となったのです。

~クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?より一部抜粋にて引用~
突然の裏切り より🔍

しかし桐島さんは、3人の子育てが一段落した1982年、突如12歳年下の美術鑑定家・エッセイストの勝見洋一氏と結婚。

シングルであることに誇りを持ち、それを生涯貫くと思われた彼女の結婚は予想もつかない展開でした。(略)

信じていたものが音を立てて崩れていく…クロワッサン症候群を発症する女性が大量に生まれた瞬間でした。

~クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?より一部抜粋にて引用~
間違ってるって(笑) より🔍

女性誌には「自分らしい生き方」とかいうお題目で、30代独身を肯定するような記事がいろいろと載ってる。
「それこそが先進的で現代的な生き方だ」と言わんばかりに。(略)
内心、「30代独身は終わってるよなぁ」と思いつつも、30代独身ライフを賛美する記事を掲載する。
でもね、そういう特集を掲載すると反響がいいんですよ。
「私の生き方は間違ってなかった」という読者カードが山ほど届く。
間違ってるって(笑)。

↑はある女性誌の元編集者の本音です。(略)

雑誌社だって本を売るために必死です。売れるためなら手段なんて選んでられないという側面は必ずあります。

むしろ愚かなのは、雑誌に書かれた内容を鵜呑みにして、客観的に自分の生き方を見つめることなくいたずらに時間を過ごした独身女性の思考回路です。

~クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?より一部抜粋にて引用~

クロワッサン症候群? 女性が生涯独身を選択するとき…… より📝

 もう一つの記事には、『仕事によって独身を決断』『年齢によって独身を決断』という項目より、その内容を一部抜粋にてご紹介していきたいと思います❗️

仕事によって独身を決断 より🔍

一生涯かけてやりたい仕事が見つかる人はどのくらいいるでしょうか。おそらくほとんどいないかと思います。(略)

自分一人のためだけに生きる! と覚悟する人よりそういった素質をもつ人の方が仕事によって生涯独身を選択する傾向が強いのかもしれません。

また、キャリアを重ねることで得られる達成感仕事のやりがいは、プライベートではなかなか味わえるものではありません。不安もつきまといますが、何にも変えがたい価値を持っていますし、交友関係も広がり、性別や世代を超えた仕事のパートナーに囲まれ、結婚をせずとも、生活は充実するのではないかと思います。

〜クロワッサン症候群? 女性が生涯独身を選択するとき……より一部抜粋にて引用〜
年齢によって独身を決断 より🔍

生涯独身と決める女性は、35歳を境に40歳前後にもっとも多く見られるようです。(略)

でも私は、子供がいないことがマイナスではないと思います。人によっては、友人知人の出産報告を聞く度に寂しさや劣等感を感じる人もいるかもしれません。ですがそれを乗り越えたとき、人間として何倍にも成長し、自分自身が出産していないことで、他人の感情をわかってあげられる優しい心の持ち主になれると思うから。(略)

そして独身を決断したとしても、ずっと一人ということではありません。心を許せる友人や親、ペット、結婚だけにとどまらない関係の人、生活をともにするパートナー、まだまだたくさんいるはずよ。

〜クロワッサン症候群? 女性が生涯独身を選択するとき……より一部抜粋にて引用〜

「女性の将来の選択肢」について、トアルの考えたことを少し書きたいと思います(実体験込み)🖊

 私自身、【クロワッサン症候群】に関しては周囲に教わるまで知らない用語でした💦(お恥ずかしい限りです)

 そして、雑誌・クロワッサンも「あ、なんか美容室とかで置いてある雑誌📕の一冊だなぁ〜」という認識しか持っておらず…今回の記事を通して、雑誌の歴史を知り、女性の在り方・生き方についての歴史を同時に知ったように感じられました。

 私が個人的に考えることは、『女性の将来の選択肢はなかなかに複雑。だからこそ、どの選択をとるにしても何かしら思い悩むことはあるのではないか?』ということですね😅(人生の若輩者が生意気を言ってすみません🙇‍♀️)

 1つ目の記事(クロワッサン症候群の女性がヤバい!かわいそうの声も…自業自得?由来や背景、戦犯は?)では、クロワッサン症候群のなる女性が感じる「焦燥感や劣等感」、「他者への攻撃性」といった点をブラッシュアップ記事内容になっていました。

 雑誌・クロワッサン自体も、記事内の中でも触れられているように、「本を売るために必死」であったという風潮がベースにはあったかと思いますが…「雑誌に書かれた内容を鵜呑みにして、客観的に自分の生き方を見つめることなくいたずらに時間を過ごした独身女性の思考回路」という点を強調していたのは、何やら個人的には違和感を覚えてしまうところがありました。

 確かに、「客観的に自分の生き方を見つめる」ことはとても大事なポイントであると思います。

それができることは、「新しい女性の生き方を追う」というテーマで雑誌を作っていたクロワッサンが理想とみなす女性像とも重なるものとも言えるのでは?…と、思える自分がいたりします。

 一方で、雑誌・クロワッサンにこれまでとは打って変わった急な方針変換により戸惑ってしまう女性たちが、「裏切られた❗️」と傷つき、怒りを生じさせてしまうという現象に関しても大いに理解できることであるなぁ…とも思った次第です。

 2つ目の記事(クロワッサン症候群? 女性が生涯独身を選択するとき……)については、『仕事によって独身を決断』として「キャリアを重ねることで得られる達成感仕事のやりがいは、プライベートではなかなか味わえるものではありません」と、自主的に独身を選択している女性像をもフォーカスしている点で、より広く・肯定的にクロワッサン症候群の女性たちを捉えている様に感じられました。

 さらには、『年齢によって独身を決断』では、「子供がいないことがマイナスではないと思います」「自分自身が出産していないことで、他人の感情をわかってあげられる優しい心の持ち主になれると思うから」という考えが述べられており、これもまたクロワッサン症候群の状態に当てはまる女性たちを肯定的にかつ、前向きに捉えている様に私には感じられました。

まとめ

 今回は、『クロワッサン症候群』について取り上げている記事2つをご紹介いたしました。

前述した様に、クロワッサン症候群】という事について、取り上げた2記事は切り口が異なる記事であった様に感じられました。

 私個人は、私の周囲の女性がシングルでもシングルでなくとも輝いてるなぁ~と感じられる方々ばかりなので、クロワッサン症候群の女性を2つ目の記事の様に前向きな姿勢で捉えている様に感じます。

日々の子育ての中で私なりに悩むこともあったりするのですが…それもまた自分が選択した人生と思うと、「これもまた私の人生の形なのだ。これはこれで善き」と自身の責任で引き受けて、いつの間にか受け入れている自分もいるのが不思議ですね。






  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう〜!



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