こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
今回は、【トアルしんりしは語りたいシリーズ第11弾】ということで、NHK首都圏ナビWebリポートより2記事のご紹介の後編です。
☞トアルしんりしは語りたいシリーズ過去記事(シリーズ11)はこちら👇
どうぞよろしくお願いします。
【発達障害や不登校の家庭とは!?】トアルしんりしは語りたい!記事のご紹介と障害児育児をする親として思うこと・後編
昨日に引き続き、NHK首都圏ナビWebリポートよりもう1記事をご紹介です!
新学期・新学年になり、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません(主に親御さんが多いかもしれません)👇
全ての悩みをカバーできるものではないかもしれませんが…
今回の記事から得られるヒントなどもあるかとは思います!
では、早速みていきましょうか!
今回ご紹介する記事はこちらです👇
👆発達障害の子どもたち 不登校など「二次障害」の声も相次ぐ 対応は?/NHK首都圏ナビ Webリポート
当ブログでも、過去記事に『二次障害』について取り上げています。
よろしければ、あとで覗いていただけたら幸いです。
トアルしんりしは語りたいシリーズはこんなスタンスです👇
前編同様、ご存知の方々には復習になるかと思いますが…改めてアナウンスです📣
✅記事から学んだこと以上に、漠然と感じたことなどが中心になっています
✅そのため、少しプライベートな見解が入っているかな?と思われます😅
✅心理職目線や子育てをする親目線といったものが交差した意見も多めかと💦
記事(発達障害の子どもたち 不登校など「二次障害」の声も相次ぐ 対応は?)の内容について内容をちょこっとご紹介いたします📝
【発達障害の子どもたち 不登校など「二次障害」の声も相次ぐ 対応は?】では、このような内容が書かれています。
記事内では、(当ブログでも前回ご紹介した記事である)【「あなたの子どもは発達障害」 その時、私は、学校は】を読んだ読者より多くの声が寄せられたことをまとめています。
まずは、INDEXをみていきますね👇
- 寄せられた意見や体験談
- 二次障害とは
- 髪の毛を抜いてしまう女の子
- 二次障害への対応は
- 「学校の対応には地域差」
今回は、下線部の項目について当ブログでは内容を一部ご紹介させていただきますね👍
寄せられた意見や体験談 より内容を一部ご紹介します👇
ここでは、3つの意見・体験談が掲載されています。
詳細は、引用元のサイトでチェックしていただけると幸いですので、こちらでは大まかな内容を載せますね👇
- 地域の療育センターにて自閉症スペクトラムが判明した小3の息子。小1→母子登校・五月雨登校、小2→ほぼ不登校、小3→週1回で別の小学校に通級のみ通学。(神奈川県 母親)
- 幼稚園の時、ASD(自閉症)と診断された、普通学級に通う小2の息子。小1の2学期に風邪で数日休んだのをきっかけに学校に行けなくなる。(埼玉県 母親)
- 小3で勉強が難しくなり、不登校になった息子。(埼玉県 母親)
二次障害とは より内容を一部ご紹介します👇
記事内の表にある情報を元に、再度表を作り直しました👇
<発達障害の二次障害>
学校生活における度重なる失敗経験 | 自己評価の低下や自己嫌悪 |
対人関係や学習面のつまづきや困難 うまく解決できない | 不登校や引きこもり |
複数の声が寄せられた「二次障害」とは、発達障害による学びの困難さがきっかけとなり、子どもが自信をなくして、不登校や引きこもりなどになってしまうことを指します。
~発達障害の子どもたち 不登校など「二次障害」の声も相次ぐ 対応は? より一部抜粋にて引用~
自らを傷つけたり、人をたたいてしまったりするといった行動に表れることもあります。
髪の毛を抜いてしまう女の子 より内容を一部ご紹介します👇
他に寄せられた意見に、静岡県に住む母親からの「去年、学習障害やADHD=注意欠陥多動性障害などと診断された小学5年生の娘が、学校で嫌なことがあると、自分の毛を抜いてしまうという症状に悩んでいる」というものもあったそうです。
母親のそのリアルな声も記事内に載っているため、こちらでも一部ご紹介します。
取材をした尾垣和幸さんは、『二次障害』で悩んだご自身の息子さんのことも書いています👇
二次障害への対応は より内容を一部ご紹介します👇
二次障害の対応について、専門家である勝浦教授のコメントがあげられています👇
さらに、このような内容を勝浦教授は指摘しています👇
勝浦教授によりますと、二次障害への対応の必要性は、発達障害への取り組みが始まった20年前ほど前から指摘されてきたということです。
ただ、依然こうした問題がなくならないのは、発達障害によって起きる問題について、その子の障害の特性だけに原因を求めて解決しようとしてしまい、かえって、精神的なプレッシャーを与えてしまうからではないかとも指摘しています。
~発達障害の子どもたち 不登校など「二次障害」の声も相次ぐ 対応は? より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし自身の体験談も踏まえて、少しばかり語りたいと思います🙇
勝浦教授のコメントである「障害があるなしに関わらず、すべての子が得意なこともあれば、苦手なこともあるはずで、この苦手なところをお互いが助け合って、一緒に協力していけるクラス作りをしていければ、二次障害は防いでいけると考える…」の部分は、私自身も非常に頷けるものでした。
さらに、「ただ、先生が少ない現状があるので、そこのやりくりで苦労している学校現場もたくさんあるかなとは思います」という、勝浦教授のコメントもまた、学校現場で仕事をすることが多い私の中でも激しく頷いてしまうものでした。
学校現場も業務過多や人手不足といった問題が、なかなか解決されていない印象を受けますね💦
この20年間で、『発達障害』や『不登校』という言葉の認知が広がってきているようには思います。世間一般にもそういう理解なのでしょうが、私自身もそう感じることが多いです。
一方で、その実情というか、発達障害をもつ悩みや二次障害による不登校の悩みのリアルな声や現場について、まだまだ知られていない様にも感じます。
最近は、SNS・オンラインツールなどを活用してその悩みを外に相談する人たちも増え、20年前に比べると世間に認知されている現状は増えているのでしょうが…『では一体、どう対処したらよいのか?』『いつまでこの状態が続くのか?』といった悩みに対する、きめ細やかな対処法や回答をリアルタイムで得られることに、まだまだ難しいところもあるようにも思えます。
「何故、そのようなことになってしまうのか?」…考えてみるとそこには、もしかしたら一人一人に個性があるように、一つ一つの悩みにも『個別性』ないし『個性』があるために、一般的で汎用的な対処法や回答だけではフォローしきれないという問題点もあるのかもしれませんね。
そう考えると、個別に対応した対処法を見つけていく必要性がありそうですよね💦
まとめ
今回は、【トアルしんりしは語りたいシリーズ第11弾】ということで、NHK首都圏ナビWebリポートより後編ということでもう1記事のご紹介をいたしました!
前後編と取り上げた記事は2つは、『不登校』と『発達障害』といった実情(実際のご家庭でのケースなど)も載せた記事ですので、気になった方たちには是非とも読んで欲しいなぁと思います。
『発達障害』による生きづらさや二次障害による『不登校』も、当人である子どももそうですが、周囲で支える親や大人も相当な苦しみです。
親子の相性がよくとも、そこに『発達障害』という子どもや親のもつ要因や、学校環境も含めた要因が複雑に絡みだすと、結果として『不登校』になりえることもあるでしょう。
私自身も、専門職としてもまだまだ未熟な母親であるため、日々の娘との育児の中で悩みがなくなることはまずまずありません💦💦💦
そんな中でも、今の私にできそうなことは、『とにかくちょっとでもストレスを感じたら周囲に相談』『育児の中でも気晴らしを忘れないようにする』『頼れるサービスは積極的に・前向きに使う』『娘のアセスメントを大切にしていく』など…これからも親子にとって大切だと思うことは取り入れたり・見直したりしていきたいと思います🌸
☞【アセスメント】についてふれた記事はこちらになります👇(気になった方はどうぞ)
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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ブロトピ:今日の育児日記
母親
「クラスの子がわざわざ授業中にノートをのぞいてきて、『何書いてあるか分かんない』と言われたり、ダイレクトに『字が汚い』と言われたりしたようです。(略)そういうのを娘は訴えてこなかった。
髪の毛を、ごっそり抜いてきて、本当に1日2日で、あっという間になくなるんです。そのときは、もう絶望しかないです。
『ああ、きょうも学校で何かあったのかな』とか『何か見過ごしちゃったかな』とか。『学校に行かせないほうがよかったな』とか、反省ばかりしています」