こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
【故人とのお別れに発達障害児の我が子と、どう参列する?】娘に対して我が家の工夫や注意点を実体験と共に、お伝えしたいと思います👀
今回、こんな記事を作成して掲載しました👇
発達障害をもつお子さんが葬儀の場に参列する際、いつもとは異なる新奇場面に非常に不安になってしまい癇癪を起す…ということは十分に考えられるかと思います。
実質、我が家もそれが娘との参列の際に一番懸念する点でした。
「故人とあってお別れをしたい。しかし、参列できるか不安で仕方がない」
今回は、実際に娘と伴侶の親戚の葬儀に参列した時、(娘に対して)我が家の工夫や注意点などを実体験と共にお伝えしたいと思います📝
ちなみに、我が家の娘はこんな感じの子になります👇
本題に入る前に、当ブログの記事を初めて読まれる方もいらっしゃるかと思いますので、改めて、我が家の娘について少しご説明させていただきます。
そして、過去記事で掲載した娘に関する内容より抜粋などを行い、再度こちらでご紹介していきます。
☞ちなみに、こちらの記事より抜粋を行っております👇
現在、5歳の娘にはこんな特徴や特性などがあります👇
そして、過去記事で挙げている【中度知的障害の娘とのエピソード紹介】苦労したこと3選💦として5歳時点では以下のものがあります👇
この点を踏まえて、親として娘に対しての工夫や注意点をまとめております📝
我が家の実体験よりご紹介!親戚の葬儀場面での娘に対しての注意点や工夫をお伝えします📝
ちなみに…今回我が家が体験したのは、伴侶の祖母の通夜と葬儀でした。
私も久しぶりの通夜と葬儀であったため、動画などで予習・復習してしまいました💦
☞個人的に、中田敦彦さんのこちらの動画は参考になりました👇
では、我が家が行った<娘に対しての注意点>については、以下のものがあります。
①普段は伴侶と私の交互で娘をみている状態ですが、通夜や葬儀では役割分担を決めて娘をみていく
②葬儀場内で娘が騒いだ際は、葬儀場外で娘の対応を出来る場所を確保する
③娘の特性などのことを改めて、話せる親戚にはお伝えしておく
<娘に対しての工夫>について、今回我が家が実践したこととしては以下のものがあります。
①☞実際、親戚の通夜と葬儀ではこのように動きました。【伴侶→通夜・葬儀にメインでいる】【私→終始、娘の対応をする】
☞他にも、娘が非日常の場面の中でも比較的気持ちを保てるように、娘のお気に入りのグッズ(ぬいぐるみなど)を葬儀場に持っていきました。(周囲にも了承済みの中での行動となっています)
②☞葬儀場には車で行き、車の中に娘のお気に入りの食事やグッズなどを置き、葬儀場内に入る時間なども車内で娘が落ち着いたら入るように動きました。
☞実際、お通夜では部屋の中に入れなかったため、部屋外の(会場の)受付周辺の席で部屋の様子を遠目に娘と共に見せてもらいながら、「明日はこの会場で、伴侶のばあばとバイバイをするんだよ。また来るよ」と説明しながら、娘が癇癪を起したら駐車場にある車で私と娘は待機しました。
③☞伴侶の両親や伴侶のきょうだい家族達には、以前から娘の障害については説明済みでした。そのため、私と娘が葬儀場を出入りしていても特に咎められることはありませんでした。寧ろ、「こちらのことは気にしなくて大丈夫よ」と喪主にお気遣いいただいてしまいました💦
☞娘との葬儀参列の際には、ヘルプマークを見えやすい位置につけて行動していました。その影響もあってなのか…娘とも初対面の親戚や葬儀場スタッフの方が娘が何やら不穏な感じであっても、その場で特に混乱が起こることがなかった様子でした。
まとめ
今回は、故人とのお別れに自閉スペクトラム症+中度知的障害をもつ娘とどう参列するのか…この点に関して考え、我が家の工夫や注意点をお伝えしました。
人によってはあまり触れたくない、気分が落ち込む話題になるかもしれませんが…
いずれ来るであろう『大切な人との別れ』であるその時を、我が子とどのように迎えるかに備えておくことは、日々の生活の中の準備と同様にやっておくことで、後々お互い(故人や自身の家族など)にとっても巡り巡ってよかったなぁ…というよき思い出になるのではないかと個人的には強く思っている次第です。
我が家は今回、親戚の通夜や葬儀の参列スタイルとして、娘の特性を尊重してくれた義両親にただただ感謝しかありません。
発達特性のあるお子さんにとって、非日常場面における参加のスタイルは世間的な”一般的なスタイル”とは異なるかもしれませんが、『それもまたその子のスタイルなのだよな~』、と自然とすとんと親も理解出来たら良いですよね。
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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