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アニメから学んだことパート1【化物語編】

アニメから学んだこと(家族カテゴリー内)
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


 今回は、アニメの名言から学んだことをトアルしんりしの視点でご紹介したいと思います。

第1回目は、化物語(ばけものがたり)というアニメの名言の一つを取り上げます。

化物語とは?

 化物語-西尾維新アニメプロジェクトの概要ページでは、このように説明されています。

怪異とは――世界そのものなのだから。

生き物と違って――世界と繋がっている。

『化物語』は、講談社BOXより最初に刊行された作品の一つで、5つの物語で構成される西尾維新の小説である。

~化物語 西尾維新アニメプロジェクトより一部抜粋にて引用~

 小説からアニメ化された作品です。なかなか映像にするのも難しい作品だとは思うのですが、アニメ会社は流石ですね!

☞こちらでお見せできないのが残念ですが・・・多彩な文字(漢字多め)で表現されたアニメ映像は、当時のアニメ表現としては斬新であったな、と思います。

 もし、アニメ作品や小説作品が気になった方は、U-nextで両方見れるみたいですよ。

ではアニメ・化物語の名言について、以下にご紹介いたしますね!

化物語の名言:「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」

☞アニメ・化物語の第一話で、委員長の羽川翼が主人公の阿良々木暦(あららぎ・こよみ)に教室で言い放つ一言です。

 彼女は成績も優秀であり、容姿もよい素敵な女性(高校生)です。

そんな彼女が伝えるこの言葉は、なかなかに深い意味があるなぁと、当時の私は感じていました。


う~ん、どの辺りが深いのか、よく分からないわ💦

トアルしんりし
トアルしんりし

そんなみなさまの「?」に、誠心誠意お答えしたいと思います!

ただし、トアルしんりしの独自解釈のため、余計に「?」が増えたらすみません💦

名言からトアルしんりしが感じたこと

 何でもは知らないわよ。知ってることだけ

☞この言葉を初め聞いた時、パッと浮かんだのは・・・一般的に日本で要約されている言葉である、ソクラテスの『無知の知(「無知の自覚」最近は、不知の自覚と訳されているみたいですね💦)』と、論語・為政篇にある「これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らざると為せ、是れ知るなり」でした。

☞☞それぞれの説明も、以下に補足しますね。

ソクラテスの弁明より

 私はこの人より知恵がある。なぜなら、私たちのどちらも善美のことがらは何も知っていないと思われるのに、この男は知らないのに何か知っているように思っているが、私は知らない通りに知らないと思っているからなのです。ですから、このちょっとした点で、つまり知らないことは知らないと思っている点で、私の方が知恵があることになるらしいのです。

~ソクラテスの弁明より一部抜粋にて引用~

 無知(知らないとか、知恵がないといった意味合い)であることを自覚していないという点では、さも知っているかのようにふるまっている人たちよりも、ソクラテスは知恵があるということが述べられています。

☞ソクラテスといえば・・・ソクラテス式問答法で以前、記事を書いています。

日常生活でも応用できる技法ですので、私もよく用いています。

なぜ、前向きになれるのか?~ソクラテス式問答法を用いた子育て術~
こんにちは、みなさま。 臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。  現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。 ☞このブログでは…トアル...

論語・為政篇より

 孔子は弟子の子路に言った言葉として、論語に記されています。一部抜粋して記載しますね。

白文(原文)

知之為知之、不知為不知。是知也。

書き下し文

これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為す。是れ知るなり。

口語訳(現代語訳)

「きちんと知っていることを”知っている”とし、きちんと知らないことは”知らない”としなさい。これが知るということだよ」と。

~『論語』為政篇~

☞孔子もまた、知っていることを知っただけでなく、(きちんと)知らないことは知らないとすることが知るということだよ、ということを言っているんですね。

国と時代が違っても、本質としては大事なことは考えられ、伝えられていくのだなぁと思いました。

名言からトアルしんりしが学んだこと

 娘を生んで親になった私は、特にこの言葉を強く意識して日々の中に取り入れている気がします。

『大人でも、知らないことがある。それを子どもにも伝えていく必要性はあるのでは?』

そう自然と思えるのも、知らないことは別に恥ずかしいことではないんだという教えを、「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」という言葉から学べたからかなぁ、と考えます。

 そのため、娘が今よりも言葉が出てきて色々と質問してきたら・・・その中で私が知らないことがあったとしたら、胸をはって「ママもわからない。だから、一緒に調べよう♪」と伝えようと思います。


トアルしんりし
トアルしんりし

あ、もちろん・・・娘を生む前から、学んだ考え方の一つなので、

心理職として働いている時から大切に実践しております!

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まとめ

 今回は、化物語というアニメの名言からトアルしんりしが学んだことをご紹介しました。

一昔前は、アニメというと「ん?子どもがみるもの??」と捉えられがちでしたが、ここ最近までに至る日本アニメの躍進は素晴らしいものがありますね。

 娘もよく、アニメDVDからいろいろな生活のルールを学んだり、感情表現を学んだりしています。

近年ではアニメ映画も興行収入上位にランクインするなど、日本だけでなく海外からの評価も高いアニメ作品は、子どもだけでなく、親である大人に対しても大切なことを教えてくれるツールですね。

  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?

などなど・・・

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう~!



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