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【葬儀で暴れる我が子をどう理解して接する?】記事のご紹介&トアル自身の学んだことをお伝え~記事から学ぶことパート45!~

シリーズもの(家族カテゴリー内)
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【「参加させないで」その祖母の言葉の意味とは…?】記事のご紹介&トアル自身の学んだことを少しお伝えします📝

 今回、記事から学ぶことの第45弾になります📝

 そして、ご紹介したい記事は、コチラになります👇

👆祖父の葬儀で大パニック、泣き暴れの自閉症息子。「参列させないで」祖母の悲痛な叫びが心に沁みてーーユーザー体験談/LITALICO発達ナビ

 この記事をご紹介しようかな…と思い立ちましたのも、


☞ちなみに、過去記事はこちらになります👇

トアルしんりし
トアルしんりし

では、今回の記事の内容を見ていきましょうか✋

以下にご紹介していきますね👀✨

記事内容を少しご紹介したいと思います📝

自閉スペクトラム症(ASD)と知的障害のある息子が私の父の葬儀に参列することになったときのお話です。

 INDEXは以下の通りになります👇

  • 初めての場所が苦手な自閉症と知的障害のある長男。実父の他界で葬儀へ…
  • 実父の、孫を思う気持ちを感じて
  • 監修:鈴木先生より
トアルしんりし
トアルしんりし

3項目の内容を、一部抜粋にて以下にお伝えさせていただきますね📝

初めての場所が苦手な自閉症と知的障害のある長男。実父の他界で葬儀へ… より🔍

わが家の中2の長男は3歳のときに、自閉スペクトラム症(ASD)と知的障害の診断がおりました。(略)

長男が6歳のころに私の実父が他界しました。私は次男(当時3歳)を連れて、夫たちより一足早く向かい、葬儀場で身内として準備や来客対応などに追われていました。(略)

しかし、長男は葬儀場に着くやいなや、いつもと違う場所・いつもと違う雰囲気を察して葬儀場へ入れず、駐車場にひっくり返って暴れて大泣き…。今、落ち着いて考えてみれば、初めての場所、たくさんの知らない人、長男がパニックを起こしてしまうのは当たり前です。(略)

泣き暴れる長男をそのままにもしておけないと、夫と義父は無理矢理にでも葬儀場に入れてしまえば何とかなると考えたようで、長男を抱き上げて力づくで連れて行こうとしました。

そのときです、長男たちの様子を見ていた私の母が「やめて!」と悲痛な声で叫びました。

~祖父の葬儀で大パニック、泣き暴れの自閉症息子。「参列させないで」祖母の悲痛な叫びが心に沁みてーーユーザー体験談より一部抜粋にて引用~

 さて、そんな祖母の心情がその先に書かれていますので、続けてご紹介させていただきますね。

母は

「私はこの子の気持ちが大事。このままお葬式に参列してもきっと慣れない環境でまたパニックを起こしてしまいます。そこまでして葬儀に参列させなくていいから…。せっかく来ていただいたのに本当に申し訳ないけれど、この子のためにも、この子を連れて今日は帰ってもらってもよいでしょうか」

と夫の両親に伝えました。

実母は昔からよくわが家に遊びに来てくれていたこともあり、息子の様子もよく分かっていました。障害について理解し受容しており、孫として普段から普通に接してくれています。(略)

そんな実母です。孫の切実な声を聞いたときの実母の思いを推し量り、私はなんとも言い難い胸が痛いような、実母の思いが心の奥底まで沁みてくるような気持ちになりました。(略)

長男は帰れると分かったらすっと泣き止みケロりとした表情で車に乗り込んでいました。義両親、夫、一緒に来てくれた義妹も「こんなに人数がいるのに、何の役にも立てなくてすみません」と母の思いを受け入れてくれて、高速道路を使って1時間かけて葬儀場に来てくれましたが、私と次男を残し、長男を連れてとんぼ帰りとなりました。

~祖父の葬儀で大パニック、泣き暴れの自閉症息子。「参列させないで」祖母の悲痛な叫びが心に沁みてーーユーザー体験談より一部抜粋にて引用~

実父の、孫を思う気持ちを感じて より🔍

亡くなった実父は初孫ということもあり、長男のことをとても可愛がってくれていました。(略)

亡くなる1週間前、電動の車椅子で長男が好きなあめを買うために外出をし、それが父にとって人生最期の外出となりました。最期まで孫のことを思ってくれたんだなぁとジーンとしました。

正直、長男にも実父とお別れの挨拶をさせてあげたかったという思いもあります。ですが、実父も生きていたらおそらく「もういいよ、帰れ」と言うと思ったので、無理矢理お別れさせなくてよかった、と今は感じています。あのまま泣いて暴れる長男を葬儀場に連れていったら、ほかの参列者の方々の迷惑になっていたかもしれません。なにより、息子の負担にならずホッとしたというのがこのときの正直な感想です。(略)

前もって特性のことなどを考慮して「息子はきっとこうなるだろう」ともっと夫と予想と対策について話し合っていればよかったと感じます。後悔するとしたらこの点だけです。

~祖父の葬儀で大パニック、泣き暴れの自閉症息子。「参列させないで」祖母の悲痛な叫びが心に沁みてーーユーザー体験談より一部抜粋にて引用~

監修:鈴木先生より 🔍

以前にもコメントしましたが、冠婚葬祭や入学式など初めていく場所で行事がある時には前もってどういう雰囲気でどういうことをやるかビデオを見せて予習しておくとよいでしょう。(略)

お葬式に出られなくてもあとで仏壇やお墓参りをすることで実父とのお別れはできると思います。パニックになったら場所を変えるのが得策だと思います。恐らくみんなが黒い服装だったので怖かったのでしょう。また、入学式や卒業式などで座っていなければいけない場所に行く場合にはポケットの中に安心できるグッズを入れておくのも一つの手です。

~祖父の葬儀で大パニック、泣き暴れの自閉症息子。「参列させないで」祖母の悲痛な叫びが心に沁みてーーユーザー体験談より一部抜粋にて引用~

トアルしんりし自身の学んだこと・感じたことを少しお伝えします📝

今、落ち着いて考えてみれば、初めての場所、たくさんの知らない人、長男がパニックを起こしてしまうのは当たり前です。

 我が家もこれまでの娘とのやりとりや体験談を振り返ってみても、落ち着いて考えると、「娘にとったらパニックを起こしやすい条件がそろった場所に、なぜ疑問をすぐ持たずに足を踏み入れたのだろう?もう少し、親の方で工夫できたのでは?」、ということが結構ありました。

 今回の記事内で取り上げられている、あかしさんのエピソードもこれから我が家が経験するであろうものの一つとなるため、記事監修の鈴木先生が述べてらっしゃることを参考にさせてもらって動いていこうと思います。

 ちなみに、この部分をまずは参考にして実践していく予定です👇

冠婚葬祭や入学式など初めていく場所で行事がある時には前もってどういう雰囲気でどういうことをやるかビデオを見せて予習しておくとよいでしょう。

 そして、今回の記事で特に私の印象に残っているのが、暴れて大泣きの長男を想って口にしたお母様の言葉です。

私はこの子の気持ちが大事このままお葬式に参列してもきっと慣れない環境でまたパニックを起こしてしまいます。そこまでして葬儀に参列させなくていいから…。せっかく来ていただいたのに本当に申し訳ないけれど、この子のためにも、この子を連れて今日は帰ってもらってもよいでしょうか

 ここまで孫のことを理解してくれている祖母の存在に、非常に感銘を受けました。

正直、長男にも実父とお別れの挨拶をさせてあげたかったという思いもあります。ですが、実父も生きていたらおそらく「もういいよ、帰れ」と言うと思ったので、無理矢理お別れさせなくてよかった、と今は感じています。

 さらに、実父のこの温かい姿勢も私の中でじーと響きました。

故人の妻である母(長男の子にとっては祖母)も含め、障害を持つ孫に対し、自身が大変な時でも孫の立場に立って物を考え・思いやれる、ということが本当に素敵だなぁ…と感じた次第です。

前もって特性のことなどを考慮して「息子はきっとこうなるだろう」ともっと夫と予想と対策について話し合っていればよかったと感じます。後悔するとしたらこの点だけです。

 確かに、日常生活の中で起こる(ハプニングの様な)イレギュラーな出来事に日頃より対処する障害児の親からすると、上記の後悔は強く感じるものなのかな、と思われます。

 しかし、親にとって『近しい親族の死』のその中でもかなりのイレギュラーな出来事への対応は、親自身の心身を通常では考えられない混乱や異変が出る可能性が高いでしょうから、私個人は「その後悔は生じやすいかも。仕方ないよ💦」と考えています。


まとめ

 今回は、記事から学ぶことのパート45ということで、【祖父の葬儀で大パニック、泣き暴れの自閉症息子。「参列させないで」祖母の悲痛な叫びが心に沁みてーーユーザー体験談】をご紹介いたしました。

お葬式に出られなくてもあとで仏壇やお墓参りをすることで実父とのお別れはできると思います。

 そうですよね…例えお葬式に出られなくて後悔を感じてしまっても、仏壇やお墓参りなどで故人とのお別れは出来ると考えれば、何か気持ちが救われる気がします。



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 ではでは、またお会いしましょう〜!



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