こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
今回は、以前作成した記事で説明がかなわなかった『我が家が転園を決めた理由』と共に、見極めのポイントを解説していきたいと思います。
関連する過去記事はこちら↓
我が家が転園を決めた理由
結論:以下の3点が主な理由です。①登園することで、子どもと親が心身の不調を感じたため、②園と必要な話し合いが出来ないため、③そもそもの子どもへの姿勢・価値観が異なったため
☞以下に、それぞれの詳細を我が家の体験談を元に書いていきますね***
理由①:登園することで、子どもと親が心身の不調を感じたため
☞具体的には、以下の不調が出ました↓
<子ども(当時・娘3歳)>
- 朝なかなか起きれずに、朝の支度も牛歩(=のろのろペース)→結局、癇癪で登園出来ない日も
- 無表情に近い表情の日が多い
- びくびくしていることが多い
- 休日に比べ、平日の自宅での癇癪回数や程度が酷い
- 休日に比べ、平日に自力で挑戦しようとする姿が少ない
- 休日にぐったりと寝ていることが多い
などなど・・・
<両親>
- <母>4月~6月の間、慢性的な喉の不調(声のかすれ)→発熱なしで風邪とかではなかったです
- <母・父>業務量は去年と一緒なのに、身体が疲れやすい
- <父>なかなか寝れないし、イライラしやすい
- <母>睡眠時間は確保しているのに、すごい眠気に襲われる
- <母>幼稚園のお迎え時間に近づくにつれて、気分が沈む
- <母>「いつまた園にすぐに電話で呼ばれるか」と常にドキドキしてしまい、スマホが手放せない
などなど・・・
☞詳細などはまた、まとめて記事にしますね@
理由②:園と必要な話し合いが出来ないため
☞我が家が頻繁(週1~週3日)に幼稚園から娘の癇癪(10分以上)でお迎え要請を受けていた時、『一度しっかりと、園と今後の娘への関わり方(支援方法)について考えたい』、と幼稚園に相談したことがありました。
しかし、幼稚園からは相談の場などは特に設けられず、気づくと以下のような状況になっていました。
- 娘の登園時間は、他の子より短めの日を設ける(9:00過ぎ登園の11:00前にお迎え。本来は、9:00まで登園の14:00頃のお迎え)→補助の先生が少ない日は、強制的にこのスケジュールでした
- 園の行事は基本、娘は不参加(運動会や七夕会みたいなやつですね)
- 週5日登園なのに、娘は週3日登園(最高週4日)→療育は幼稚園に通った後に行っていたので、特に休みを設ける必要がなかったのですが・・・何故だか日数制限されました
- お迎え時は基本、職員室で娘を引き渡される→別室で他の子はさせない昼寝をさせてもらっていることもありました
などなど・・・
☞詳細などはまた、まとめて記事にしますね@@
理由③:そもそもの子どもへの姿勢・価値観が異なったため
☞登園初日のお迎え時、副園長先生にこんなことを言われました↓
「うちの園では、加配の先生つけれませんけど、うちで良いんですか?」
「今は補助の先生(加配の先生ではない、アルバイトの先生みたいです)もいますけど、1年後には担任と副担任の先生だけになるので・・・転園とかお考えですか?うちで本当に良いんですか?」
急に私だけ副園長先生に呼び止められ、園庭で上の話をされてビックリしたのを覚えています。
☞☞ちなみに、登園数日前に幼稚園に提出する書類と共に、我が家から連絡ノートに一筆書いています。内容としては、【我が子(娘)は、こんな特徴があります】といった癇癪などの具体的なエピソードと、【これからどうぞよろしくお願いいたします】の挨拶を書いたものです。
それに対する返答が、上記の副園長先生の言葉だったのでしょうね。
☞それ以外にも色々とあったのですが、それらを総合して私たち夫婦の中で、『あ、この幼稚園とは価値観が合わないわ』『子どもの個性を押さえつける支援の形だし、のびのび育てて欲しい我が家の考えと違うな』などと感じてしまいました。もうこの時点では、途中入園の手続きと保活していましたね😅
☞☞色々あったことはまた、まとめて記事にしますね@@@
そもそも、なんで私立幼稚園に我が家が通っていたのか?
結論:共働きとはいえ、私が短時間勤務のため求職条件でしか保育園申請できない状況だった我が家の選択肢は限られていた。我が家が住んでいる田舎では、待機児童がいるため認可保育園はいつも満員で、特に0~2歳クラスは激混み状態。そのため、延長保育(18:00近くまで)をやっているのは私立幼稚園しかない、という状況だった。
☞ちなみに、上の回答につながる質問部分にあたる内容は、過去記事で書いたこの内容ですね↓
「なんで発達障害がある娘を(うちの田舎では、比較的特別支援が充実していない)私立幼稚園に入れようとしたのか?」
そう思われる方も多いかもしれません。
もっと、特別支援をやってくれる園はあったかもしれないと思われる方もいるでしょう。
実は、『娘が発達障害かもしれない!』と本格的に危機感を持ちだしたのは、この面接日での娘の様子からでした。
☞そのために、ここから慌ただしくも大変な日々がいったん始まることとなるのです。
~トアルしんりしの徒然日記 プレ入園の面接日で起きたことを分析してみました【反省&学び編】より一部抜粋にて引用~
慌ただしくも大変な日々の詳細は、今後もブログ記事で書いていきたいと思います😉
転園の見極めポイント3選
結論:以下の3つは転園をするか・しないかの見極めポイントとしてあげられると思います。
- 子どもの心身がマイナスな反応を示す頻度が増える(勿論、大人も当てはまります!)
- 園が少しの時間(後日)でも、相談に対する反応をしめしてくれない
- 園が一方的な要望を保護者に伝えてくる(保護者の意見を聞かずに事後報告)
☞今回の3つは、我が家の体験談から転園理由に対応したものになっているかと思います。
まとめ
住んでいる自治体によって、園の体制は異なるかとは思います。
☞私立幼稚園といっても、相談すれば加配保育士をつけてくれるところも存在しますし、定期的に保護者との発達相談の場を設けてくれる園もあるかと思います。
また、ご家庭の状況によっては、フルタイム共働きのため最初から特別支援を実施している保育園に入りやすいという場合もあるでしょう。
☞我が家の様に選択肢が限られる場合は別でしょうが、選択が可能なご折家庭であれば、保育園の手続き申請をするまでに、気になった園に実施している支援方法(支援の形)を確認していくのがよいかなと思います!
我が家の経験談を通して得られた転園の見極めポイントが少しでも、転園を検討されている方たちのヒントになればなということ、お子さんに合った園環境が見つかればよいな、と願ってやみません。
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど・・・
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう~!
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