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記事から学ぶこと パート6〜4歳娘を育てる母親として、虐待について考える〜

シリーズもの(家族カテゴリー内)
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!



 今回は、みなさまもニュースでご覧になったかと思われる、保育園で起こった虐待問題について、ネット記事を参考に親として考えたことを綴ろうかと思います。

我が家の虐待に対する考えと今回のネット記事について

 神経発達症である特性(いわゆる発達障害)を持つ娘を育てている中で、【育児の大変さ】は必ずしも理想通りにはいかないことを日々、痛感させられます。

親の中では極力、穏やかな声かけや対処法をとって日々過ごしていきたいと思う反面…つい声を荒げてしまったり、無意識に娘の嫌がる態度をとっていたりすることもあるのだろう…と反省ばかりです。

 私も伴侶も、(他のご家庭もそうかと思いますが)そんな理由がそこにあったとしても、『虐待はしてはいけないこと』という認識をもって子育てをしています。

☞だからこそ、今回のニュースには非常に憤りと悲しさそして、悔しさを感じました。

ネット記事(静岡・保育士虐待問題)をご紹介↓

 こちらが、その記事になりますね↓

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

☞このニュースをはじめに知ったのは、実母との電話でした。

別件で話をしていたところ…「ねぇ、あんた知ってるかい?」と母より保育士の園児への虐待を知ったのです。

静岡県裾野市って、どんなところ?

 園の情報は色々とニュースで伝えられていることも鑑みると…こちらではその点ではなく、その園のある風土(環境)という観点から少し情報をお伝えできたらなぁ、と思います。

なんで、地域性とかを気にするの?

トアルしんりし
トアルしんりし

心理職という関連からはよく、【子どもの養育環境】を理解する際、アセスメント材料として、風土も考慮するからだよ!


 では、ニュースになった園のある静岡県裾野市について、ちょっと調べた事をこちらに載せますね↓

裾野市の月別人口統計 令和4年|裾野市
裾野市の月別人口統計 令和4年 各月1日現在 月 世帯数 人口 男 女 うち外国人世帯数 うち外国人数 資料 1月 21,655世帯 50,425人 25,495人 24,930人 339世帯 682人 行政区別人口1月(Excelファイル...

 上記の行政によるサイトによると、令和4年11月時点での裾野市の人口は、49,865人(うち、21,733世帯)とのこと。

☞「どこにあるの?」といった場所については、サイトではこの様に紹介されています↓

静岡県(しずおかけん)の東部(とうぶ)、富士山(ふじさん)の麓(ふもと)にあります。となりには御殿場市(ごてんばし)、三島市(みしまし)、富士市(ふじし)、長泉町(ながいずみちょう)があります。

山に囲(かこ)まれていて、海はありません。市内で一番高いところは、富士山の宝永火口(ほうえいかこう)の下の方で2,169メートルです。

〜静岡県裾野市サイトより引用〜

 こちらのページでは、裾野市の特産物が紹介されています↓

<いちご🍓>

  • きらぴ香
  • 紅ほっぺ

<その他>

  • やまといも(大和芋)
  • あしたか山麓(さんろく)裾野そば
  • モロヘイヤ

☞産業としては…

  • 自動車
  • 飲み物
  • お菓子の工場
  • 研究所

などがあるようです。

保護者として記事から考えること

 まず私の頭に浮かんだ事として、『何故虐待をしたであろう保育士が3人も存在したのであろう?』ということでした。

 そして、次に浮かんだ事として、『もし、娘の通っている保育園で同じような問題が起こってしまったとしたら…虐待の対象者に娘は当てはまる可能性が非常に高いだろう』ということと、『万が一、娘が裾野市のような虐待を受けていたとしたら…我が家は娘をどう守っていけるだろうか?』という事でした。


『何故虐待をしたであろう保育士が3人も存在したのであろう?』

☞この視点はやや独特になってしまうかもしれませんが…どうにも私は、自身の去年の経験が思い出されてしまい、『何故そうなったのか!?』とどうしても考えてしまうのです。

去年、発達障害をもつ娘(当時3歳)は、とある田舎の私立幼稚園に通っていました。

その時に、幼稚園の先生が友達と戯れあおうとした娘の手を不意に払ったのを私は目の前で目撃してしまった事がありました。(詳細はいずれブログの記事にしようとは思います。不快な思いをされた方、すみません💦)

その経験+その他の園の対応から、『この園は、どういう経営方針や指導がなされているのだろうか?…子どもの自主性をどれくらい大事にしているのか?子どもとどう向き合っているのか?』という事を、日々念頭に置きながら、園に行く・園から帰る娘の様子や先生方の様子を注意深く観察していくようになりました。

☞上記の私がとった姿勢は、『もし、娘の通っている保育園で同じような問題が起こってしまったとしたら…虐待の対象者に娘は当てはまる可能性が非常に高いだろう』『万が一、娘が裾野市のような虐待を受けていたとしたら…我が家は娘をどう守っていけるだろうか?』、という事を考えた際にも出てくる行動の一つと言えると思います。

現在、娘は不規則な睡眠リズムが多くてどんなに眠くとも、朝になったら目をこすりながらでも保育園に向かう支度をします。

これは、去年の幼稚園の登園時には見られなかった現象の一つです。

余程、今の保育園が娘の性格や特性に合っているのかもしれないな、と思うと同時に、そういった娘が示す反応には敏感でありたいと思うことが多いです。

日々の娘のささやかな変化(体調、表情、行動)に注意を払って生活が出来たらな、と考えて親として動いています。

『何故、そんなに泣くのか?』

『何故、朝になると表情が固くなるのか?』

そういった疑問は、もしかすると、娘からのSOSサインかもしれないと考え、気になったら、「どうしたの?」「ここ痛い?」「嫌なことあった?」と、娘に声をかけています

☞そして、親から園への働きかけを行った結果、何も変わらないという現状を目にするのであれば、その場を離れるという選択肢もあるのかなぁ、と思います。

まとめ

 今回は、保育園で起こった虐待問題について、ネット記事を参考に親として考えたことを綴っていきました。

 前述した内容に重なる内容になるかとは思いますが、中度知的障害のある娘の場合、自分の巻き込まれている状況をうまく言葉で説明することが難しい事が考えられますので、親が丁寧に娘の変化を汲み取る努力は必要だと思います。

そうする事で、万が一にも虐待が起こり得たとしても、即時問題に対応出来るのでは?…そう考えています。

 虐待といった問題は、どんな理由があったとて、加害者の側が悪いものです。

 そのため、継続的に虐待のリスクに晒される環境が身近に存在するのであれば、時にその場より『撤退(回避)』することは必要な手段になってくるのだろうと思いました。





  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう〜!



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