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【オーバードーズについて考えている方、必見👀!】薬物に依存するメカニズムと理解のヒントをくれる記事を2つご紹介します📝

家族のこと
記事内に広告が含まれています。

 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【薬物依存のメカニズム、理解の仕方をご存知ですか?】関連記事2つを紹介&いち医療従事者としてトアルの感じたこと・考えたことも少しお伝え📝

 最近、ニュースなどで『オーバードーズ』の言葉をよく目にするかと思います。

 私の場合は、精神科のクリニックなどで働いたりしていた関係で、オーバードーズ(薬の過量服薬)のケースは見聞きの対応経験があります。

 現場では、『OD』という言葉が耳慣れていたのですが…その実情は、患者さん・相談者さんにより様々で、その人その人でODに至った経緯は異なると理解しています


 今回、ご紹介する記事や動画については、上述する私の言葉をより、みなさまに伝わりやすい言葉と内容構成で伝えてくれています👍

👆10代に急増する市販薬の乱用 私たちがオーバードーズ(OD)する理由とは?/NHK健康ch

👆日常臨床でトラウマに気づく 成育歴からひもとく,患者が抱える「生きづらさ」 対談・座談会 青木省三,小林桜児/医学界新聞 医学書院



2つの記事内容の紹介をしたいと思います📝

 まずは、<10代に急増する市販薬の乱用 私たちがオーバードーズ(OD)する理由とは?>の記事内容の紹介をしていきますね。

 記事では、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長(記事内日付時点)の松本俊彦(まつもと としひこ)医師が専門家として解説されています。

 記事内のINDEXとしては、以下の4項目になります📋

  • 市販薬の乱用 10代で急増
  • オーバードーズの背景に何がある?
  • 周囲はどうする?
  • 松本俊彦医師からのメッセージ
トアルしんりし
トアルしんりし

今回は、全項目の内容について一部抜粋にてこちらでも載せていきたいと思います!

市販薬の乱用 10代で急増 より🔍

 項目内では、『10代の薬物使用の推移』のグラフが掲載されています。

その上で、以下の内容が書かれています👇

2016年に市販薬が現れ一気に拡大しました。覚醒剤や大麻を上回り2022年には65%を占めています。

乱用されているのは一般的なせき止めかぜ薬などです。これらには麻薬や覚醒剤と同じような成分がごく少量含まれています。(略)

つまり市販薬といっても依存性があるのです。肝臓や腎臓の障害、呼吸や心臓の停止による死亡例も報告されています。

市販薬を乱用しているのは高校生などの女子が中心です。意外かもしれませんが、非行歴などはなく学校にも通い続け、表面上は「よい子」とされる人が多いようです。

~10代に急増する市販薬の乱用 私たちがオーバードーズ(OD)する理由とは?より一部抜粋にて引用~

オーバードーズの背景に何がある? より🔍

なぜ10代の子たちがオーバードーズに陥ってしまうのでしょう。(略)

つらい気持ちを和らげたい

(略)市販薬をオーバ―ドーズしている若者は、学校や家庭で感じている「つらい気持ちを和らげたい、まぎらわしたい」という気持ちが大きいようです。

学校で仲間外れにされている、家庭の雰囲気が良くないなどの悩みを、誰かに相談することができず、薬という物に頼ってしまうのです。(略)

生きるための手段として

オーバードーズは健康を損ないますが、その行為をしている間だけ、今すぐ死にたいほどのつらい気持ちから一時的に逃れられる面があります。(略)

ネットに居場所を求める

「きょうは50錠いきます!」「たくさん手に入れたので一緒にODしてくれる人いませんか」こうした投稿が今SNSにあふれています。学校や家庭に馴染めない人にとって、ネットは同じ境遇や悩みを共有できる大切な居場所なのです。

オーバードーズしたという投稿に「私もした」「大丈夫?」といったコメントがつくと、承認欲求も満たされます。(略)

~10代に急増する市販薬の乱用 私たちがオーバードーズ(OD)する理由とは?より一部抜粋にて引用~

周囲はどうする? より🔍

オーバードーズについて、周囲はどう受け止め、どう対応したらいいのでしょう。

つらい気持ちに寄り添う

自分の子どもが薬を乱用していると知ったら、親はただ驚いて頭ごなしに叱りつけてしまうかもしれません。しかしそうした態度では、子どもは心を閉ざしてしまいます。乱用を打ち明けてくれたら「よく話してくれたね」とまずねぎらい、正直に話せる関係を保ちましょう。

その上で、オーバードーズをせざるをえない気持ちに思いを向けてください。(略)

解決には時間がかかると心得る

薬の乱用は簡単にやめられるものではありません。すぐには薬を手放せないという現実を認め、少しずつ減らしていくほうが、結果的に解決への近道となります。場合によっては年単位で時間がかかることも覚悟してください。(略)

専門機関に迷わず相談する

薬の乱用を本人や親だけで解決することも難しいと考えてください。医療機関または精神保健福祉センターや保健所などの行政機関に相談することを強くおすすめします。(略)

本人がこうした専門機関に行きたがらなくても、親だけでもぜひ通ってください。精神保健福祉センターでは家族に対する支援も行っています。

~10代に急増する市販薬の乱用 私たちがオーバードーズ(OD)する理由とは?より一部抜粋にて引用~

松本俊彦医師からのメッセージ より🔍

オーバードーズを、まさにいまおこなっているあなたに。
頑張って生き延びようとする努力は理解しています。しかし、可能なら量や頻度を減らすことを試みてください。また、勇気を振り絞って、大もとにある生きづらさについて、信頼できる人に相談してください。

友達のオーバードーズを知ったあなたに。
それを頭ごなしに非難するのではなく、SOSのサインだと受け取って声をかけてください。そして、スクールカウンセラーや保健室の先生など、助けてくれる大人のところに、一緒についていってあげてください。

~10代に急増する市販薬の乱用 私たちがオーバードーズ(OD)する理由とは?より一部抜粋にて引用~


 まずは、<日常臨床でトラウマに気づく 成育歴からひもとく,患者が抱える「生きづらさ」 対談・座談会 青木省三,小林桜児>の記事内容の紹介をしていきますね。

 冒頭文には、以下の内容が載せられています📝

 「医療者は現在という『点』ではなく,人生という厚みのある『面』で患者をとらえる必要があります」。対談の中でこう述べたのは,精神科臨床に長年従事し,このたび『大人のトラウマを診るということ―こころの病の背景にある傷みに気づく』(医学書院)を上梓した青木氏だ。(略)

本対談では,同様の問題意識を持ってアディクション臨床の現場で診療を行う小林氏と共に,トラウマ診療の現在地について議論を交わした。

 その後には、このような青木氏と小林氏のやりとりが書かれています。

青木 この10年ほどで,精神科臨床で診る患者さんの病像や経過の変化を感じています。(略)そしてその背景を診ると,さまざまなトラウマが潜んでいることを多く経験します。

小林 一方,トラウマは日常臨床で扱うべき事柄ではない「パンドラの箱」とみなす医療者は少なくありません。診療の難しさはどこにあるのでしょうか?

青木 さまざまな要素が考えられますが,まず1つは医療者との関係が不安定となりやすいことが挙げられます。多くの場合,トラウマを抱える患者さんには他人に対する不信感や恐怖心があり,安定した治療関係や信頼関係を継続することが困難です。加えて自傷行為や自己破壊行動なども起こりやすく,トラウマを診る難しさに拍車をかけていると言えます。

小林 (略)他方,医療者の中には「トラウマ体験=PTSDを引き起こす,生命に危機を及ぼす重大な出来事」と認識している方もいる印象です。しかしこの範囲にとどまらないトラウマ体験もあるのではないでしょうか。

青木 ええ。私はトラウマ体験を「患者さんが抱える生きづらさ」として広くとらえています。日常診療で診る多くの患者さんは,生死にかかわるとまでは言えなくても,自身にとっては重大な心の傷を抱えています。

~日常臨床でトラウマに気づく 成育歴からひもとく,患者が抱える「生きづらさ」より一部抜粋にて引用~

異なる視点をいかに統合し患者像に迫るか より🔍

 【異なる視点をいかに統合し患者像に迫るか】の項目では、以下のやりとりが書かれています。

小林 伝統的な精神医学では,精神疾患の徴候を中立的に観察するスタイルが重視されてきました。青木先生の臨床スタイルはそこにとどまらず,内面のトラウマに目を向けることで,患者さんがこれまで生きてきた人生全体を俯瞰するものと言えそうです。

青木 (略)「症状を理解すること」と「患者さんの内面を理解すること」は臨床における車の両輪であり,どちらかが欠けてもうまく機能しません。精神疾患は単独では存在し得ず,患者さんの日々の生活から連続した延長線上にあるのです。そこに潜むトラウマ体験を丁寧に診ることで,病状の理解につなげられると考えています。

小林 同感です。(略)例えば私は成育歴を確認するに当たって,「患者さんが過ごしてきた人生を追体験すること」を心掛けています。具体的には「両親はどのような人でしたか?」などの,回答をはい/いいえに限定しない「開かれた質問」を通じて,患者さん目線のナラティブを時間軸で再構築しています。それによって理解の解像度を高めているのです。青木先生は診察においてどのようなポイントを重視していますか?

青木 トラウマや発達障害,双極性障害や解離性障害など,複数の疾患を念頭に置き,多角的な視点を持つことです。それによって,「Aの視点からはこう見える,Bの視点からはああ見える」のように患者さんに対して複数の仮説を立てられます。

小林 そうですね。(略)医療者は常に複数の可能性を念頭に置きながら,相対主義的な診察を心掛けるべきです。

青木 自身の初診時の見立てにこだわりすぎないことも大事です。(略)病状が変化するたびに,当初の仮説を更新し続けることを厭うべきではありません。そのためには,他の人と話し合い,意見をもらうことは重要です。私自身,若い医療者と話すことで,新たな視点に気づくことが多々あります。

小林 精神科医は客観的な立場から,さまざまな人の「見方」を統合する役割を担っていると言えます。例えば患者さん自身や家族,他の精神科医,行政・福祉の担当者など,それぞれの立場から見る「患者像」は当然異なります。(略)

青木 そうですね。医療者は現在という「点」ではなく,人生という厚みのある「面」で患者さんをとらえる必要があります。成育歴やトラウマ体験に目を向けることは,医療者の患者さんに対する理解を深めるのです。

~日常臨床でトラウマに気づく 成育歴からひもとく,患者が抱える「生きづらさ」より一部抜粋にて引用~

「わかってもらえない」孤立感がトラウマを生み出す より🔍

 【「わかってもらえない」孤立感がトラウマを生み出す】の項目では、以下の様なやりとりが載っています。

小林 (略)例えばアルコール依存の患者さんでは,現病歴は生活に支障を来す飲酒や自傷行為などの問題行動が発生した時からスタートするでしょう。しかしそれはあくまでも,患者さんの長年の問題がその時点で噴出して表面化したに過ぎません。

青木 発症の現病歴だけでわかる患者さんの生きづらさは氷山の一角でしかなく,水面下で脈々と流れるトラウマ体験がアディクションの経過に影響を与えていることもある,と。

小林 (略)次のステップとして「なぜ,その問題行動に至ったのか?」という背景を考える必要があります。

 2015年5月~16年8月に神奈川県立精神医療センターで実施した調査結果を紹介します。本調査ではアルコールと薬物のアディクション患者さん346人を対象に,15歳までに受けた逆境体験(複数回答可)を聞き取りました。結果としては,全体の51.4%が「学業不振」,50.0%が「補導」,45.4%が「厳しいしつけ」,41.3%が「いじめ」を経験していました。(略)

青木 (略)しかし同様の逆境体験を経てもアディクションにならない人も多く存在しています。何がアディクション患者さんとそうでない人の分水嶺になるのでしょうか?

小林 最も重要なファクターは「孤立感」だと考えています。ある衝撃的な体験をした時に,(略)それを誰にも話せなかったり,話しても冷たく扱われたりすると,「わかってもらえない」孤立感が生まれます。結果,その体験はトラウマ化して,他人に対する不信感を持つようになります。そして他人を信頼する代わりに,アルコールや薬物などの「物質」や,ギャンブルなどの「単独行動」のアディクションに溺れていくのです。私はこれを「信頼障害仮説」と呼んでいます。

青木 (略)幼い頃からの体験の積み重ねが感受性を構築します。問題が起こった時に他人が手を差し伸べてくれた体験がなければ,「どうせ助けてもらえない」というネガティブなフィードバックに結び付きます。(略)次第に人に期待することを諦めて,SOS自体を発信しなくなるでしょう。

小林 アディクション患者さんが陥っている負の連鎖を断ち切り治療計画につなげるには,まずは医療者がアディクションを「生得的な問題」として単純化するのではなく,トラウマ体験を「サバイブするプロセスで不適切に学習された生存戦略」としてとらえることが欠かせません。(略)

青木 同感です。「信頼障害仮説」の考え方は,生活の中で累積したトラウマ体験から他人との信頼関係を築けなくなっている,多くの患者さんに通底します。医療者にはトラウマ体験やそれに基づく信頼関係のメカニズムを意識した上で,精神疾患の患者さんの回復と成長を促進する支援が求められていると言えます。

~日常臨床でトラウマに気づく 成育歴からひもとく,患者が抱える「生きづらさ」より一部抜粋にて引用~

治療行為とトラウマ化は紙一重と認識してかかわる より🔍

 【治療行為とトラウマ化は紙一重と認識してかかわる】の項目では、以下のやりとりが書かれています。

小林 患者さんの支援に当たっては,医療者との信頼関係を基盤として語られるトラウマ体験にどう向き合うかを考える必要があるでしょう。青木先生が心掛けていることはありますか?

青木 医療者の言動,治療や支援によって患者さんの昔のトラウマを刺激して再トラウマ化させたり,新しくトラウマを生み出したりしないようにすることを肝に銘じています。(略)医療者は「治療行為とトラウマ化は表裏一体であり,紙一重である」と認識した上で患者さんにとって良いかかわりをめざすべきです。

小林 仮に医療者の意図が誤って伝わり患者さんを傷つけてしまっても,真意を伝えて謝罪することで,トラウマ化を回避して影響を最小限に抑えることができると思います。トラウマ化には体験自体が持つ衝撃の大きさ以上に,発生時に周囲の振る舞いから患者さんが抱いた孤立感の大きさが関係しているからです。

青木 ええ。気をつけておかなければならないのは,トラウマは時として「地雷」のようなものになり得るということでしょう。(略)トラウマ体験を尋ねるに当たって,医療者は無理に聞き出すのではなく,患者さんの意思を尊重して丁寧かつ慎重な姿勢で臨むことが必要です。小林先生は何か工夫していますか?

小林 事前に家族関係や学校生活,職歴などを丁寧に聴取し,どのようなトラウマを持ちやすいか仮説を立てた上で,それを避けながらかかわることです。(略)

青木 (略)むしろ治療の長い流れの中では,そのようなトラウマに基づく反応は治療を進展するきっかけになり得ます。その反応が生じた理由を見いだすことで,新たな治療的展開につなげられます。

小林 地雷を踏むことをネガティブなだけではなく前向きにもとらえる,刺激的で示唆に富むメッセージですね。具体的にはどのように転機に結び付けるのでしょうか。

青木 (略)トラウマを抱えた患者さんの変化は,安心安全なかかわりの中からしか起こりません。医療者には諦めることなく,粘り強く患者さんとかかわり続けてほしいと思います。

~日常臨床でトラウマに気づく 成育歴からひもとく,患者が抱える「生きづらさ」より一部抜粋にて引用~

多職種ネットワークで粘り強く心と生活の支援を より🔍

 【多職種ネットワークで粘り強く心と生活の支援を】の項目では、以下の様なやりとりが載っています。

青木 患者さんとのかかわりを維持するためには,「今,目の前にいる患者さんに本当に必要な支援は何か?」という目線が欠かせません。(略)そして患者さんと治療計画を立てる際には,公的なサービスや福祉制度の活用を視野に入れた生活支援を組み込むことが大切です。

小林 そうですね。訪問看護師やヘルパー,ソーシャルワーカーなどの多職種が連携することで,他人を信頼せず支援の手を払いのけるトラウマ患者さんをすくい上げるセーフティネットを構築できるでしょう。

青木 生活支援によって日常生活が安定することで,フラッシュバックや悪夢などのトラウマに基づく反応が和らぐことは多いです。めざすべきは,「症状よりも生活を診ること」であり,これは精神疾患の背景にあるトラウマを診る大切さにもつながります。

小林 まずは多職種で「患者さんが安心できる居場所」を作り,生活を向上させることがベースです。トラウマを診る専門技法は,この基本の上に立脚するものと言えます。

青木 その通りです。また多職種ネットワークは,医療者が支援を継続するためにも重要です。多職種がお互いのバックアップとなることは,医療者の孤立感・疲弊感の軽減や燃え尽きの防止につながります。(略)

小林 (略)患者さんが背景に持っているトラウマを垣間見ることで,患者さんの攻撃的な言動に疲弊していた看護師やヘルパーの目の色が変わり,治療や支援に意欲的に乗り出すことをしばしば経験します。

青木 トラウマを抱えた患者さんの治療と支援は,決して容易ではありません。(略)今こそ多職種による支援の発想に基づいて,根気強く「日常診療でトラウマに気づく」ことが求められているのではないでしょうか。

~日常臨床でトラウマに気づく 成育歴からひもとく,患者が抱える「生きづらさ」より一部抜粋にて引用~

 ちなみに、記事内にて紹介があった青木氏の書籍について、こちらにも載せたいと思います👇

大人のトラウマを診るということ こころの病の背景にある傷みに気づく


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☞さらに…青木医師と小林医師の他の書籍に関しても、こちらに掲載しておきます📋

ぼくらの中の「トラウマ」 いたみを癒すということ


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人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション


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いち医療従事者としてトアルの感じたこと・考えたことも少しお伝えしますね📝

 1つ目の記事にて松本医師が述べている、10代のオーバードーズの背景にあると考えられる要因である「つらい気持ちを和らげたい」・「生きるための手段として」・「ネットに居場所を求める」は、医療現場や臨床に携わっている者として、私自身も感じ入るところでもあります。

 そして、松本医師が述べていたことでもあるのですが…【意外かもしれませんが、非行歴などはなく学校にも通い続け、表面上は「よい子」とされる人が多いようです。】という箇所の内容も、私にとって激しく頷いてしまうものでもありました。

 上記内容について、さらに別の角度でものを考えていこうとする際、2つ目の記事である青木医師と小林医師の対談内容は非常に参考になると、個人的には感じています。

特に、以下の個所はその理解を助けるものであると感じます👇

小林(略)次のステップとして「なぜ,その問題行動に至ったのか?」という背景を考える必要があります。

 2015年5月~16年8月に神奈川県立精神医療センターで実施した調査結果を紹介します。本調査ではアルコールと薬物のアディクション患者さん346人を対象に,15歳までに受けた逆境体験(複数回答可)を聞き取りました。結果としては,全体の51.4%が「学業不振」,50.0%が「補導」,45.4%が「厳しいしつけ」,41.3%が「いじめ」を経験していました。

青木 (略)しかし同様の逆境体験を経てもアディクションにならない人も多く存在しています。何がアディクション患者さんとそうでない人の分水嶺になるのでしょうか?

小林 最も重要なファクターは「孤立感」だと考えています。ある衝撃的な体験をした時に,(略)それを誰にも話せなかったり,話しても冷たく扱われたりすると,「わかってもらえない」孤立感が生まれます。結果,その体験はトラウマ化して,他人に対する不信感を持つようになります。そして他人を信頼する代わりに,アルコールや薬物などの「物質」や,ギャンブルなどの「単独行動」のアディクションに溺れていくのです。私はこれを「信頼障害仮説」と呼んでいます。

 上記のやり取りからも、これまでの自身の臨床経験(患者さんたちとのやりとり)を振り返ってみて感じ・考えることとしては、「薬物依存に陥った方たちとは私などが想像するよりもはるかに・とてつもない程の『頑張り』を『孤独』と共にされてきている、と理解してよいのではないか?」ということでした。

 それと同時に強く感じてかんがえたこととしては、「一人の医療従事者として、そして一人の親としても、薬物依存症の患者さんやそうでない患者さん、そして自身の子どもに対しても、私自身の出来うる範囲で最大の力で、相手のペースを大切にしながらの信頼関係構築に努めていきたい」というものがあります。



まとめ

 いかがだったでしょうか。

 今回は、世間で(医療従事者目線で言えばようやっとという感覚ですが)今注目を集めている『オーバードーズOD)』の理解のため、2つ参考になる記事をご紹介させていただきました。

 薬物依存になる背景を知るという切り口から、どのようにその人自身を理解していくのか、『』での理解から時間軸を含めた幅広い『』での理解というものを身につけていくことで、オーバードーズに陥らざるを得なかった相手の方の『孤独感』と向き合うことがかない、結果としてそれが相手との信頼関係構築の糸口になる…という内容でもあったかと理解しています。

 子どもとの信頼関係構築でも言えることなのですが…例え親であっても一人の人間であることは変わりなく、完璧な存在でもないこともあり、時に失敗もしてしまうでしょう。

しかしながら、そこで諦める選択肢をすぐとる親や大人にはなりたくないな…というのも本音としてあるので、信頼関係構築をしていくために自身の臨床力や人としての器を磨くことを都度、心に強く誓っていきたい限りです。



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