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【父親の『産後うつ』って知っていますか?】トアルしんりしは語りたい シリーズ23~父親の産後うつの現実に関しての記事を振り返って~

トアルしんりしは語りたい(ブログカテゴリー内)
記事内に広告が含まれています。

 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【キーワードは”孤立させない”!】トアルしんりしは語りたい!父親の産後うつについて記事のご紹介とトアルの思うところなど体験談も踏まえてお伝えします📝

 今回は、トアルしんりしは語りたいシリーズです。

 そして、ご紹介したい記事はコチラになります👇

👆「真っ暗なトンネルにいる感覚」“父親”の産後うつ 発症リスクは母親と同程度11% キーワードは“孤立させない”【news23】/TBS NEWS DIG

トアルしんりしは語りたいシリーズはこんなスタンスです👇

 毎度毎度でほんと~に恐縮なのですが…改めてトアルしんりしは語りたいシリーズのスタンスをアナウンスします📣

記事から学んだこと以上に、漠然と感じたことなどが中心になっています

✅そのため、少しプライベートな見解が入っているかな?と思われます😅

心理職目線や子育てをする親目線といったものが交差した意見も多めかと💦


記事内容を少しご紹介いたします👇

 冒頭文には、このような内容が記載されています。

「母親の」産後うつは、なじみがあるかもしれませんが、今回取り上げるのは、「父親の」産後うつです。母親と同程度の発症リスクがあるといわれる父親の産後うつ。その要因は何なのか、経験者を取材しました。

 INDEXは以下の通りです🗒️

  • ワンオペ育児で一変「ずっと楽しかった育児が急に…」
  • “職場復帰への不安”も…「真っ暗なトンネルにいる感覚」
  • 仕事と両立“限界”「無理をしたら全部できなくなる」
  • 専門家は…“孤立をさせないこと”が何より重要
  • 「孤立」を防ぐ取り組みは

ワンオペ育児で一変「ずっと楽しかった育児が急に…」 より🔍

名古屋で暮らす平松さん夫婦。
やんちゃ盛りの5歳の双子、なゆたちゃんとれいくんの子育て真っ最中です。(略)

夫の勇一さんは、子どもが生まれてすぐ約1年間の育休を取得しました。初めての子育ては大変でしたが、子どもと過ごす時間は幸せだったといいます。しかし、その日々はあることがきっかけで一変しました。

平松勇一さん(37)
「(妻が)再就職してまた働きに出るというタイミングがあって、そこで週3日ぐらいのワンオペ育児を僕がやるようになって。そこのタイミングで、ずっと楽しかった育児が急に楽しくなくなってしまって

“2人分の命を1人で預かるプレッシャー”で子どもたちから片時も目を離すことができず、自分がトイレに行くことさえ不安に感じるように…そんな勇一さんの異変に気付いたのは妻の有咲さんでした。

〜「真っ暗なトンネルにいる感覚」“父親”の産後うつ 発症リスクは母親と同程度11% キーワードは“孤立させない”【news23】より一部抜粋にて引用〜

“職場復帰への不安”も…「真っ暗なトンネルにいる感覚」 より🔍

2019年3月、勇一さんが心療内科で診断されたのは「うつ病」でした。(略)

当時は1年の育休が終わりに差し掛かった頃で、“職場復帰への不安”も抱えていたといいます。

平松勇一さん
「というのも転職して半年で育児休業に入ってしまっていたので、働いてる期間よりも長い育児休業期間に入る。そこで(職場に)戻って自分が何をすればいいのかなという不安も当然あった」

(略)

平松勇一さん
「どこにも行く道なくなっちゃったなって。真っ暗なトンネルに入ってたような感覚になるんですよ、あの時って。子どもを預けて仕事の依頼が来た時に一筋の光見えたと思って」

〜「真っ暗なトンネルにいる感覚」“父親”の産後うつ 発症リスクは母親と同程度11% キーワードは“孤立させない”【news23】より一部抜粋にて引用〜

仕事と両立“限界”「無理をしたら全部できなくなる」 より🔍

(略)「産後うつ」は出産を経験しない父親にもそのリスクがあることが分かってきました。

国立成育医療研究センターによると、父親が産後1年以内に精神の不調を感じる割合は11.0%。母親の10.8%と同程度の割合です。(略)

自営業の斉藤さんは、第二子の次女が生後5か月の時「うつ病」と診断されました。
新規事業の立ち上げが出産時期と重なった上、子どもの夜泣きで睡眠は細切れに…長女の育児と合わせると3年間、“疲労の蓄積”が続きました。

斉藤圭祐さん
「(仕事と育児)両方やれる・できる、やるんだって思っていた。ただやっぱり限界があるんだなっていうか、できる範囲とか時間とか限られているから無理をしたら全部できなくなるんだなとはいまは思っている」

〜「真っ暗なトンネルにいる感覚」“父親”の産後うつ 発症リスクは母親と同程度11% キーワードは“孤立させない”【news23】より一部抜粋にて引用〜

専門家は…“孤立をさせないこと”が何より重要 より🔍

「産後うつ」の当事者を数多く見てきた産婦人科医で産業医の平野さんは、“孤立をさせないこと”が何より重要だといいます。

産業医・産婦人科医 平野翔大氏
「自分は悩みを表出しちゃいけない、強くあらねばならない、父親だから、というのにとらわれて全部頑張って抱えすぎてキャパシティ障害を起こす。まさにこの孤立の環境は最も重大なメンタルヘルス不調のリスク」

〜「真っ暗なトンネルにいる感覚」“父親”の産後うつ 発症リスクは母親と同程度11% キーワードは“孤立させない”【news23】より一部抜粋にて引用〜

「孤立」を防ぐ取り組みは より🔍

山本恵里伽キャスター:
孤立を防ぐことが大切という話がありましたが、育児をしている夫婦に「育児の相談や愚痴を言える相手は誰か?」を聞いた調査があります。

<育児の相談・愚痴の相手>※2019年リクルート「Iction!」調べ

【父親】
1. 仕事関係の友人・知人 37.8%
2. いない 31.2%
3. 自分の母親 20.8%

【母親】
1. 自分の母親 60.2%
2. ママ友・パパ友 40.2%
3. 仕事関係の友人・知人 33.1%

父親に関しては、2番目に多かったのが「相談相手がいない」という声でした。

小川キャスター:
同じ経験をしたことがある人に相談しやすいということから考えると、同じような状況にある方がそもそも少ないのかもしれないですよね

(略)

例えば東京都では、全62自治体のうち2022年度「父親の支援事業を実施している」と答えた自治体は5つにとどまっています。

さらに、日本小児科学会は「女性の産後うつは広く知られていて支援も年々充実しつつあるが、男性は産前・産後のサポートは現時点ではほぼないに等しい」と指摘しています。(略)

山本キャスター:
そうした中で、取り組みを始めているところもあります。

「やまなし版 父子手帳」というものが、2023年から山梨県内の一部の自治体で配布されています。民間の子育て支援団体が取り組んでいるんですが、中に「うまれて2週間 パパの産後の気持ちチェックリスト」というものがあって、▼眠れない▼やる気がおきない▼疲れやすい▼ちょっとしたことで涙が出る▼イライラする▼情緒不安定になる▼いろいろなことに興味が持てない▼赤ちゃんがかわいく思えない、こうしたことに1つでも当てはまるようであれば地域の保健師などに相談するようにすすめているということです。

(略)

小川キャスター:
こうした悩みを抱えるのは当たり前だという認識が広まっていったらいいなと思いますし、吐き出しやすい職場などの環境作りも大切かもしれませんね。

〜「真っ暗なトンネルにいる感覚」“父親”の産後うつ 発症リスクは母親と同程度11% キーワードは“孤立させない”【news23】より一部抜粋にて引用〜
トアルしんりし
トアルしんりし

ちなみに、記事内に出ていた「うまれて2週間 パパの産後の気持ちチェックリスト」を改めて書き出すと以下のような感じになります👇

「うまれて2週間 パパの産後の気持ちチェックリスト」

□眠れない

□やる気がおきない

□疲れやすい

□ちょっとしたことで涙が出る

□イライラする

□情緒不安定になる

□いろいろなことに興味が持てない

□赤ちゃんがかわいく思えない


トアルしんりし自身の体験談も踏まえて、少しばかり語りますね📝

「産後うつ」は出産を経験しない父親にもそのリスクがあることが分かってきました。

 この言葉を受けて、ハッとされたご家庭や方々もいらっしゃるかと思います。

思い返すと、我が家でも娘生まれてから半年位までの間に伴侶が度重なる仕事や慣れない育児のプレッシャーから、通常よりもふさぎ込みやすくなっていたようにも感じます。

産業医・産婦人科医 平野翔大氏
「自分は悩みを表出しちゃいけない、強くあらねばならない、父親だから、というのにとらわれて全部頑張って抱えすぎてキャパシティ障害を起こす。まさにこの孤立の環境は最も重大なメンタルヘルス不調のリスク」

 平野先生が仰っているように、伴侶もまた「父親なのだから育児を頑張らねば」「仕事もこれまで以上に頑張らねば」「家族を支えなければ」など…口下手な伴侶なりに自身の心身を追い込んでいたのかもしれません。

しかも、私自身も産後数カ月は当時勤めていた仕事の形態が育休がなく、退職を余儀なくされていた状況だったため、産後半年でタイミングよく新しい仕事に就けたので、娘を預けて経済的にも気持ち的にも余裕を取り戻すことが出来たのでよかったのですが…もしも今でも娘を預けるという選択肢がなかったとしたら、私も伴侶もお互いに気持ちに余裕を作ることが出来なかったかもしれません

<育児の相談・愚痴の相手>※2019年リクルート「Iction!」調べ

【父親】
1. 仕事関係の友人・知人 37.8%
2. いない 31.2%
3. 自分の母親 20.8%

 私自身、結婚をして伴侶と一緒になったことで、父親という立場から子育てのことでより深くつっこんだ愚痴や育児相談の相手を見つけることの大変さ、というのを傍目に実感した次第です。

 ちなみに、我が家の伴侶は私に対して、「家族との時間はプライベートだから、極力仕事の愚痴は話したくない」スタンスの人です。

仕事の愚痴は、あくまで職場の人間や状況を共有しやすいと伴侶が判断した人間にのみしているようなので、私に愚痴をこぼすときは相当キャパオーバーな証拠として、ある種伴侶のメンタルのアセスメント情報として捉えているところもあります。

さらに、日本小児科学会は「女性の産後うつは広く知られていて支援も年々充実しつつあるが、男性は産前・産後のサポートは現時点ではほぼないに等しい」と指摘しています。

 記事内では、平松さんのケースをご紹介されていましたが、『産後うつ』というワードを聞くとどうしても女性特有のように想像しがちですが、物理的に出産を経験できずとも、子どもの産前産後の環境変化に影響を受けるのは父親にももちろん当てはまるのだ、という意識を忘れないようにしたい限りです💦


まとめ

 今回は、【トアルしんりしは語りたいシリーズ第23弾】ということで、記事を取り上げてトアルの語りもあわせてご紹介いたしました。

 『産後うつ』と聞くと、パッと浮かぶのは「母親は大変だね💦」といった事が多いかもしれませんが…父親も子どもの産前産後でメンタルに及ぼす影響があるということを、今回ご紹介した記事からもっと沢山の方々に知っていただけたら有難いな、と思います。

そして、記事内に掲載されている「うまれて2週間 パパの産後の気持ちチェックリスト」を、気になった方は是非ともやってみていただけたら嬉しいなぁ…とも考えました✨👀






✅同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!

✅子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う

✅なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?

✅みんなはどうやってストレス発散してるの?

✅みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***

 ではでは、またお会いしましょう〜!


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