こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
【我が家も『詰め込み式教育⁉️』】子どもにもたらすリスクについての記事をご紹介&トアルが少しお伝えしたいこと📝
今回、ご紹介したい記事がコチラになります👇
👆「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする/PRESIDENT Online
タイトルがかなりインパクトあるなぁ~と目をひきますね👀✨
では、記事内容の紹介をいたしますね📝
冒頭文には、このような内容が書かれています👇
「子どもの将来のために」と早期教育をする親が増えている。文教大学の成田奈緒子教授は「『からだの脳』がしっかり育つ前に『おりこうさんの脳』を育てようとすると、脳全体がアンバランスな状態となってしまい、中長期的に悪影響が出るリスクがある」という――。
※本稿は、成田奈緒子『誤解だらけの子育て』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
INDEXとしては、以下の通りです📋
- エリート家庭ほど早期教育に熱心になる
- いまの子育ては「絶対に失敗できない」
- 人間の脳は育つ順番が決まっている
- 「おりこうさんの脳」は「からだの脳」の次
- 順番を間違えると脳がアンバランスな状態に
- 早期教育で「将来の幸せ」が崩れるかもしれない
- 「お受験は子どものためになる」は本当か
- ハードな塾通いは「からだの脳」に悪影響
- 「中学受験をしたい」娘が決めた選択
- 親は自分の選択肢を押しつけてはいけない
今回は、下線部の項目内容を取り上げてご紹介していきますね👍✨
執筆者と著作をご紹介します📚
こちらでは、執筆者の成田奈緒子さんのプロフィールと記事内で取り上げられている著作などを載せていきたいと思います👇
<誤解だらけの子育て>
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<「発達障害」と間違われる子どもたち>
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<高学歴親という病>
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<山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る>
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エリート家庭ほど早期教育に熱心になる より🔍
(略)私が主宰する「子育て科学アクシス」には、最近では比較的高い学歴をもつ親御さんも多く相談に来られますが、特にエリート家庭ほど、その傾向が顕著だと感じます。
彼ら彼女らは、自身が学業に力を入れ、努力して学歴を手に入れてきたからこそ「わが子が成功するには、自分が与えられたのと同じような教育環境を用意してあげなければ」と考えがちです。(略)
「ウチの子は3歳から○○を習わせている」などという話をネット上で、はたまたママ友から見聞きしようものなら、「わが家も早いうちから手を打たなければ」「負けていられない」などと、気が気ではなくなってしまうのでしょう。
~「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする~
いまの子育ては「絶対に失敗できない」 より🔍
逆に、自分に学がないことをコンプレックスに感じているような親御さんの中にも、「わが子には同じ轍を踏ませまい」と早期教育に躍起になるケースが少なくありません。いわゆる「リベンジ型の教育」です。
(略)共働き世帯が増えた結果、子ども一人あたりにかけられる教育費が増加していることもあり、こうしたニーズに応える早期教育ビジネスが今や花ざかり、というわけです。
しかし、巷の早期教育プログラムで謳われている「脳が柔らかい3歳までに言葉の学習を進めるべき」「小学校で学ぶ内容を先取りすれば、子どもに自信がつき、学ぶ意欲にもつながる」といった言説は、脳育て理論的には間違っています。
~「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする~
「おりこうさんの脳」は「からだの脳」の次 より🔍
中心部は原始的な動物にも備わっている生きるために必須の部分なので「からだの脳」、外側部分は人間に進化する過程で発達した人間らしさの機能なので「おりこうさんの脳」と私は呼んでいます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、「からだの脳」と「おりこうさんの脳」のどちらも、きちんと機能していません。0〜5歳くらいまでは「からだの脳」。続いて1歳頃からは、「おりこうさんの脳」。そして10歳くらいから、「からだの脳」と「おりこうさんの脳」を前頭葉につなぐつながり=「こころの脳」が発達し、論理的に物事を考えたり、衝動性を自制したりすることができるようになります。(略)
以上の3段階で子どもの脳は育っていき、その順序が変わることは絶対にありません。
~「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする~
【人間の脳は育つ順番が決まっている】の項目でも脳の説明がされていますので、
詳細が気になった方は是非とも引用元サイトをチェックしてみてくださいね👍
順番を間違えると脳がアンバランスな状態に より🔍
では、この脳が育つ順番を考えずに、幼い頃から詰め込み式の教育ばかりを行うと、どうなるでしょうか。
小学校に上がる前は大人の言うことをよく聞き、年齢の割に受け答えもしっかりしていて、「賢くておりこうさん」「将来が楽しみね」という周囲の評判に親も鼻高々。ところが小学校高学年〜中学生くらいになると、不登校や摂食障害、不安障害など、さまざまな問題を抱えて子育て科学アクシスのもとに相談に来るケースが、実によく見られるのです。
これは、「からだの脳」がしっかり育つ前に「おりこうさんの脳」を育てようとすると、脳全体がアンバランスな状態となってしまい、やがてこころの問題として表面化してしまうことを示しています。
~「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする~
早期教育で「将来の幸せ」が崩れるかもしれない より🔍
子どもの数が減っている今、教育産業も生き残りをかけて必死です。それにまんまと釣られた親御さんの不安や焦りは子どもに伝わり、不安感の大きな人間が育ってしまいます。(略)
「周りよりもよくできる子」という評価で、親御さんが短期的な安心を得られるからといって、中長期的には問題を抱えるかもしれないリスクを冒してまで早期教育をする必要があるとは、とても考えられません。
~「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする~早期教育は、「からだの脳」より先に「おりこうさんの脳」を育てることになり、中長期的にはこころのバランスを崩すリスクがある
ハードな塾通いは「からだの脳」に悪影響 より🔍
しかし、幼少期からのハードな塾通いは、子どもの脳を育てるのに必須である「早寝早起き」の生活リズムを乱します。子育て科学アクシスにも、不眠や頭痛、腹痛といった症状に悩まされている、受験組の小学校4、5年生たちがたくさん相談に訪れます。
将来のためにと、毎晩遅くまで勉強に励んで志望校に合格できたとしても、それによって「からだの脳」に悪影響が及んでいれば、不安からくる摂食障害や不登校といった形で、大きなしっぺ返しに見舞われることになります。これでは本末転倒です。(略)
高校に入るには受験する必要がありますが、義務教育段階である中学受験までは子ども自身がそれを望み、親に「塾代や受験料を出してください」とお願いして初めてするものだというのが筋だと考えます。
~「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする~
「中学受験をしたい」娘が決めた選択 より🔍
わが家でも、娘本人から「中学受験をしたい」という申し出があったのですが、その際には私から次のように説明しました。
「わが家から電車で1時間以内くらいで通える範囲には、このくらいの私立中学があります。その中で、あなたが地元の公立中学校よりも本当にいい学校だな、行きたいなと思える学校があるなら、そのための費用を出すことはやぶさかではありません。しかし、受験しても必ず行けるとは限らない。不合格となる可能性があることも、重々承知するように」
加えて、「中学受験をするにあたっては、塾に通う人も多い。塾は学校とは別で、夜の6時から9時くらいまで勉強するところだけれど、どうする?」と。(略)そして、いろいろな学校を見て回った結果、「ある学校を目指して受験はするが、塾には通わない」という選択をみずから下したのです。
~「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする~
親は自分の選択肢を押しつけてはいけない より🔍
(略)親は、自分がいいと考える選択肢を子どもに押しつけるのではなく、あくまでロジカルに説明をすること。小学校高学年ともなれば、その上で「どの学校に通いたいか」「そのために塾に通うのか、通わないのか」などを自分で考え、決断することができます。
本人が納得した上であれば、仮に不合格だったとしても親子関係にヒビが入ることはあり得ません。もし通った先でつまずくようなことがあったとしても、自分の意志でここにいるのだから、と踏ん張りが効き、不登校に陥るリスクも低くなるのです。
~「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする~どんなに親が素晴らしいと考える選択肢でも、子どもの意志がなければ、少しのつまずきでポッキリ折れてしまう。子ども自身に決めさせることが大切
トアルがお伝えしたいこと少し書きますね📝
当ブログではまだご紹介できていないのですが…成田先生の子育てに関する動画をよく拝聴しています🎥✨
文面だけでは伝わりきらない成田先生の魅力が感じ取れたりもするかと思いますので、個人的にはとても気に入って見ています。
今度、是非とも成田先生が出演されている動画を、当ブログでもご紹介できたらと考えています。
そんな成田先生のお話は、現在進行形で子育てをしているトアル自身とても学びになります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、「からだの脳」と「おりこうさんの脳」のどちらも、きちんと機能していません。0〜5歳くらいまでは「からだの脳」。続いて1歳頃からは、「おりこうさんの脳」。そして10歳くらいから、「からだの脳」と「おりこうさんの脳」を前頭葉につなぐつながり=「こころの脳」が発達し、論理的に物事を考えたり、衝動性を自制したりすることができるようになります。(略)
以上の3段階で子どもの脳は育っていき、その順序が変わることは絶対にありません。
上記内容は、私のみならず知らない方にとっては、大なり小なり衝撃を受ける内容になっているのではないでしょうか。
と言うのも、脳科学が専門ではない私にとって、娘が生まれてまもない頃、「英語教育は早いうちにやっておくにこしたことないですよ〜」とスタッフの方のお話を聞き、私自身が英語教材キットを購入しているからです。
教材購入自体は、個人的に満足しているので後悔はないのですが、娘のことを考えると、あの頃(0〜3歳頃まで)はもう少し周囲を気にせず外で遊ばせてあげたかったなぁ…という類の後悔はあります。
我が家が早期英語教育を自宅で教材を使用して行うとしたのには、娘が2~3歳の頃という、コロナ禍全盛期(←5類移行前)だったこともあり…私の中ではこんな考えがよく頭を巡っていたのも関係しているかとは思います👇
上記のような事情があり、割と高めの教材を使用して早期に英語教育をしていた我が家ですが…
今はCDとかDVDをたま~に見る位で、ほとんど外遊びと我が家なりのルーティンな生活を日々大切に過ごしています🌸
娘の通っている保育園でも、園長先生が身体を動かすことを大切にしてくださっている方針もあり、(雨や強風、雪とかの悪天候ではない限り)毎日のように外遊びの時間があるのは我が家にとって本当に最高の環境です✨✨✨
以前通っていた園(私立幼稚園)では、返ってきた汚れた娘の服を見る度に(まるで先生に迷惑をかけている子という現実を突きつけられている様で)なんだか悲しい気持ちになっていた私ですが、今の園ではどんなに汚れた服が返ってきても、「おお~こんなに遊ばせてもらって、さぞ娘は楽しかっただろうな~」とニコニコで洗濯している自分がいます。
まとめ
今回は、『「3歳から英語を習わせる」は百害あって一利なし…「詰め込み式教育」がわが子にもたらす怖すぎるリスク 早期教育は脳を「アンバランスな状態」にする』という記事のご紹介をさせていただきました📝
大切な我が子のことを思えばこその親御さんの愛情は私も親と言う立場なりに、理解できるところは大いにあります。
その一方で、親自身にもあらためて「その教育って、今のお子さん自身の気持ちとしてやりたいことに入っているかな?どうかな?」と、問いかけ続けていくことを忘れてはいけないのかなぁ…と思った次第です。
お子さんの脳がどんな順番を経て育っていくのかが分かるということは、学びにとって『今この瞬間』に親も何を大切にしていくのが良いのかのヒントをもらうようなものでもあるのかも、しれないですね。
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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Follow @StigmaX1
☟購入したりしておススメの作品を中心に置いています♪いつもありがとうございます!
ブロトピ:今日の育児日記
世界中がパンデミックで感染予防に外出を制限している中、子どもがいるからと不用意に公園で遊ばせていても良いのだろうか…?
娘にとっては不満かもしれないけれど、感覚過敏でマスクもつけていられない娘からしたら、ある程度は自宅で遊び感覚で楽しめる教材を使用しての学びも娘と私にとっての『気晴らし』としてアリかもしれない。
娘がノーマスクで外で遊んでいるところを見かけた周囲の視線を気にしてしまう自分もいるだろうことを考えると、自宅でできることがあるのはよいことかな?