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【『ひきこもりママ』って知っていますか?👀】記事のご紹介と親としてトアルの感想もお伝え📝

家族のこと
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【「ひきこもりママ会」をご存知ですか?】記事のご紹介&トアルの経験から感想をお伝えしたいと思います!

 今回、ご紹介したい記事がこちらになります👇

👆「“主婦”と世間は言うけれど…」“ひきこもりママ”の孤独/NHKみんなでプラス

トアルしんりし
トアルしんりし

一体、どんな内容になるのでしょうか?

早速、見ていきましょうか🌸🌸🌸

記事内容をちょこっとご紹介いたしますね👇

『育児も家事もずっと一人。働きたいけど、主婦をしています。生産性のない自分が嫌いです』
『主婦になって、経済的自立ができず何も言えなくなりました。私は何者にもなれません』

こう話したのは、「ひきこもりママ会」で出会った女性たち。(略)

家庭での役割を強く求められ、自分の人生を後回しにしてきた結果、“ひきこもり”に居場所を求めるようになっている女性たちの声です。

 上記の冒頭文の他、INDEXは以下の通りになります。

  • 「主婦である自分に生産性を見いだせない」
  • コロナ禍で露呈する、女性たちの我慢の限界
  • 押し殺して当たり前だと思っていた「自分」
  • コロナ禍で追いつめられ…ついに限界が
  • “ひきこもりママ”は私だったかもしれない
トアルしんりし
トアルしんりし

今回の記事は、全ての項目の内容をご紹介していけたらと考えています👍

「主婦である自分に生産性を見いだせない」 より🔍

「外で働きたいのに、“主婦”から抜け出せない」と話すのは、都内在住で4歳の男の子を育てる専業主婦・かすみさん(仮名・35歳)。主婦である自分を肯定できず、苦しんでいました。

かすみさん

「専業主婦の自分は、あんまり生産的でないみたいに感じるのがすごく嫌です。生産性って、自分にとっては形に残ったり、お金に換えられるもの。私にとって家事は・・・何ですかね(略)」

【略】

夫には気持ちを打ち明けらず、ひとりで抱え込み、かすみさんは次第に身も心も衰弱していきました。

産後10か月の頃、遠方に暮らす両親が異変に気付いて病院を受診。
産後うつと診断され、病院の精神科に3か月入院することになりました。

かすみさん

「夜泣きと授乳で十分に睡眠がとれなくて。(略)栄養も睡眠もとれてないので、何かもう自分でできる気力がなくなって。子どもはどんどん育って管理することがいっぱいあるんですけど、なんかできないな、みたいな。できない、できない、できないばっかりになっちゃって、すごくしんどくなって。もう人生辞めたい状態だった」

自宅に戻った現在も、かすみさんは家事・育児をすべて一人で担っています。

【略】

かすみさん

「子育てはしていますけど、社会的にひきこもっていますよね。今は特に社会とつながっている感じがしない。本当は働いて収入を得たいなと思うんですけど、このバランスが崩れて、またうつになるかもしれないのが怖い(略)」

そんなかすみさんが、助けを求められる場所が、“ひきこもり女子会”や“ひきこもりママ会”でした。

【略】

かすみさんは、買い物や子どもの用事など、日常生活を維持するための外出はしていて、他人と接する機会がないわけではありません。

しかし、自分の素直な気持ちを打ち明けることはできず、夫に対しても、そうした状態が続いていました。

~「“主婦”と世間は言うけれど…」“ひきこもりママ”の孤独より一部抜粋にて引用~

コロナ禍で露呈する、女性たちの我慢の限界 より🔍

林恭子さん

「これまでの日本社会は女性があらゆることを抱え込み、諦めや我慢で成り立ってきた部分があると思います」

こう話すのは、全国の自治体と提携し、各地で“ひきこもりUX女子会ママ会”を開催している「ひきこもりUX会議」の共同代表理事・林恭子さん。(略)林さんが指摘するのは、コロナ禍で露呈した、女性たちが抱える負担の限界です。

林恭子さん

「コロナ禍で女性の自殺やDV被害が増えました。(略)母親だから、妻だから、娘だからといって、子育て、家事、介護は女性が担う。さらに今は社会に進出して立派に働かなければいけないというプレッシャーまである。さまざまな困難や悩みを抱え、ひきこもる主婦は個人の問題ではなく社会構造の問題だと思うんです」

林さんは、長年働いていなかったり、生きづらさを抱え孤立している人も、共通の思いを持つ誰かと出会い、対話をするきっかけを作れたらといいます。

【略】

林恭子さん

「ひきこもりの当事者会や居場所では、通常参加者は9割が男性。男性が多数の場では、本音を吐き出せず安心して利用できない女性たちが多いと感じています」

実際、ひきこもり女子会に参加した女性の中には、性暴力や男性家族からのDVのトラウマから恐怖心がぬぐえず、男性のいる空間に近寄れなかったという方もいました。

~「“主婦”と世間は言うけれど…」“ひきこもりママ”の孤独より一部抜粋にて引用~

押し殺して当たり前だと思っていた「自分」 より🔍

ひきこもり女子会で会ったシングルマザーのきみこさん(仮名・48歳)も、最近まで、自分自身を“ひきこもり”と自認していたわけではなかったといいます。

【略】

きみこさん

「夫の顔色はやっぱりうかがいますよね。元夫は、私が社会との接点を持とうとすると邪魔してくるんです。何か活動しようとすると、すごいプレッシャーだったり、制限をかけてくる。ビクビクですよね」

介護職で10年働いてきたきみこさんは、さらなる資格取得のため夜間制の専門学校に通っていました。

しかし、結婚、出産後、家事や育児を怠ると元夫に怒鳴られるようになり、2年で退学をせざるを得なくなったといいます。

【略】

その後も、元夫のモラハラはエスカレートしていきましたが、被害の相談にも苦労をしたといいます。

元夫は公務員。一方無職だったきみこさんは、家庭内の実情をなかなか信用してもらえませんでした。

きみこさん

「市役所の女性支援課で助けてもらえないだろうかという思いで行ったんですけど、結局、アンタの努力が足りないんじゃないの?ぐらい言われて。もう何も言えないし、通用しないんです。誰も信用してくれない。あの苦しさは結構、耐え難いものありました」

【略】

夫の言いなりの暮らしが続いた7年目、娘への被害を懸念したきみこさんは母子保護シェルターに逃げます。

行政の指導の下、元夫の追跡を逃れるため、親族や友人…一切の連絡を断ち、新天地での生活を始めました。しかし、その矢先に迎えたコロナ禍で、さらに孤立を極めていきました。

~「“主婦”と世間は言うけれど…」“ひきこもりママ”の孤独より一部抜粋にて引用~

コロナ禍で追いつめられ…ついに限界が より🔍

シングルマザーとなり、ケアマネージャーとして働き始めましたが、今度は子育てを一人担う女性にとっての社会的な不利を突きつけられます。

【略】

コロナ禍で、仕事があるだけありがたいと思っていた時期。1年ごとの契約更新のため、仕事を断ることはできませんでした。

小学校低学年の娘を毎晩遅くまで一人で家に留守番させ、昼も食べずに働く日々。

私事の悩みを共有し、誰かにすがる余裕さえありませんでした。

きみこさん

「もうたぶん疲れちゃって何もできない。娘の事もできないんですよね。(略)本当に忙殺ですよね。自分の家がごみ屋敷みたいな状態で…」

2年間働きつめて仕事を辞めた去年、適応障害と診断されました。

新天地でも、ママ友や地域のつながりを持つきっかけはないまま。

【略】

きみこさん

「(略)女性の方がすごく変化を強いられるって変ですけど。自分の力だけでどうにかしろって言われてもできない、できない。もうシステムというか、何だろう。なんでしょうね、この不平等さというか・・・」

~「“主婦”と世間は言うけれど…」“ひきこもりママ”の孤独より一部抜粋にて引用~

“ひきこもりママ”は私だったかもしれない より🔍

今回“ひきこもりママ”を自認し、ひきこもり女子会を訪れていた2人の女性に話を聞いているうちに、何度も泣きそうになりました。

4歳の娘の母である筆者(報道局 社会番組部 ディレクター・三浦 茉紘さん)にも、思い当たる経験がいくつもあったからです。

私の母親業も、夫の転勤によって全く地縁のない地方で始まりました。

【略】

新生児を迎えた1年目は、授乳などでまとまった睡眠時間も長くて3時間。それでも「仕事をしていないから」と引け目を感じ、娘の世話や家事をすべてこなそうとしていました。

【略】

命を守る重責と、家庭的役割を当然のように担う苦悩を、私も周囲に共有できませんでした。

【略】

幸い、仕事に復職することで、社会の中でのささやかな役割と子育ての生きがいを心に取り戻しましたが、もし出産と同時に仕事を辞めていたら、私は自力で社会に戻っていた自信がありません。

~「“主婦”と世間は言うけれど…」“ひきこもりママ”の孤独より一部抜粋にて引用~

親としての経験からトアルの感想をお伝えしたいと思います!

幸い、仕事に復職することで、社会の中でのささやかな役割と子育ての生きがいを心に取り戻しましたが、もし出産と同時に仕事を辞めていたら、私は自力で社会に戻っていた自信がありません。

 報道局 社会番組部 ディレクター・三浦 茉紘さんの上記のコメント内容を見て、私もとても思い当たる節がありました。

 私自身は、娘が産まれるギリギリまで仕事をしていたのですが…当時の仕事の制度(育休・産休制度がない)により、出産』後は一旦退職をせざるを得ない状況でした。

幸い私の場合、娘を出産後半年くらいで様々なご縁のおかげにより心理職の仕事を再開できたのですが…そのご縁がなかったらと思うと、ご紹介した記事に登場する「かすみさん」と同様の状況と重なり、私自身も希薄な社会とのつながりでメンタルを弱らせていたかもしれません

かすみさん

子育てはしていますけど、社会的にひきこもっていますよね今は特に社会とつながっている感じがしない。本当は働いて収入を得たいなと思うんですけど、このバランスが崩れて、またうつになるかもしれないのが怖い(略)」

 かすみさんのセリフ中の下線を引いた部分は、産前産後に私自身も切実に感じたものと重なるところが大きく、まだ乳幼児の可愛い娘を手の中で育てている中、同時にこんなことを当時は考えていた自分を思い出しました。

トアルしんりし
トアルしんりし

この子をこれから育てていくのに、お金だってないよりあった方が良いし、私自身も仕事にすぐに戻れるのであれば、再開したい。

社会とのつながりは、子育てをする上でも必要だと思うし…

 もちろん、仕事をもちながら子育てをしていくことの大変さを軽視しているつもりはありません。

 しかしながら、子どもとの自由な時間を手にしている様に周囲から見えている状況であっても、私自身は子育ての悩みや困りごとを相談できない『孤独』に押しつぶされそうになっていたのは事実としてありました

加えて、転勤族の伴侶と共に新天地で開始したワンオペ育児は、母として子育てをする私自身をより一層追い詰めていたと思います。

そんな当時の心境と、記事内に登場する「きみこさん」のそれは驚くほどに重なるものでもあったなぁ…と感じます

きみこさん

「(略)女性の方がすごく変化を強いられるって変ですけど自分の力だけでどうにかしろって言われてもできない、できない。もうシステムというか、何だろう。なんでしょうね、この不平等さというか・・・」

まとめ

 今回は、『「“主婦”と世間は言うけれど…」“ひきこもりママ”の孤独』という記事をご紹介させていただきました。

共働き世帯が多くなってきているという現状はあるとはいえ、今回ご紹介したような記事を通しても、まだまだ『働きたくともうまく働けずに子育てでひきこもり状態になっているママが多い』という現状もまた並行して存在しているということを実感しました。

 『出産』を機に母になり、仕事と家庭を両立しながら悩んでいる女性は沢山いらっしゃるのでしょうが…彼女らと同じくらいに、家庭と子育てを守りながらも『もっと社会とつながっていきたい』『自分らしく働きたい』と思って日々悩まれている女性もいるということを忘れずにいたいなぁ、と個人的には強く思いました。






  • 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
  • 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
  • なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
  • みんなはどうやってストレス発散してるの?
  • みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?

などなど…

☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***


 ではでは、またお会いしましょう〜!



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