こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
【食事姿勢が悪いお子さんへの対応とは⁉️】LITALICO発達ナビの記事をご紹介&「障害児育児をしている親」としてトアルの意見も書きたいと思います📝
お盆休みでお子さんと家にいる時間が増える親御さんもいらっしゃるかと思います。
そんな時、いつもは忙しくて目を瞑っていたお子さんの食事中の姿勢…気になっている方はいませんか?
今回、ご紹介したい記事がこちらになります👇
👆発達障害娘の食事の姿勢が悪いのはこだわり!?親の指摘には反論…対策は「体幹強化」と「大人扱い」?ーー児童精神科医 三木先生に聞いてみた!/LITALICO発達ナビ
前日は、子どもの【食事に関する親の悩み】を取り上げた記事でした。
今回は、姿勢にフォーカスした記事になります📝
記事冒頭では、この様に説明書きが載っています。
自閉スペクトラム症(広汎性発達障害)の診断を受けている小6の娘。食事中、テーブルに近すぎてよくコップを倒してしまうので食事中の姿勢が気になっているのですが、アドバイスをしてもこだわりからか聞いてくれず…。そんな悩みを児童精神科医の三木崇弘先生に聞いてみました!
なお、記事の執筆者は以前当ブログでも取り上げたことがある『SAKURA』さんです。
ちなみに、INDEXは以下の通りです👇
- 娘の食事中の姿勢の悪さが気になる!
- 姿勢の悪さは体幹も関係してるかも?
三木 崇弘(みき たかひろ)先生についてちょこっとご紹介📝
内容紹介に具体的に入っていく前に、三木先生のご紹介を簡単にしたいと思います📝
記事内容を少しご紹介したいと思います❗️
記事内には、三木先生とSAKURAさんのやりとりが掲載されています。
詳細は以下の通り。
<娘の食事中の姿勢の悪さが気になる!より>
――SAKURA(以下、――)夫が気になっているということで、食事中の姿勢について質問です。娘は普段特別姿勢が悪いということではないのですが…食事をするときに、ものすごく机に近づいてしまいます。
三木先生:具体的に、どういう感じですか?
――えーっと…椅子、娘、机のそれぞれの距離が、全くないぐらいですね。(略)
三木先生:その姿勢でなにか生活に支障はありますか?
――机に近すぎるので、手が動かしにくいようで…よく食べ物をこぼしたり、コップを倒してしまったりしてます。
あまりに近すぎるので、「机とお腹を拳一個分離して」と具体的に指示してますが、どうにも落ち着かないようで、結局、元の姿勢にすぐ戻ってしまいます。本人のこだわりなのか「これじゃ無理!やりにくい!できない!」と言ってます。(略)
三木先生:ASDの特性的に、お腹に机がくっついている状態、全部が近い状態が、安心するのかもしれませんね。コップを倒したりするのも、たまになら許容範囲と言うことでよい気がしますが…
――あ、結構頻繁です(笑)マナー的な部分を教えていくと良いかもしれませんね。どんな場所とか、どんな相手とか、「そういうときにはちゃんとしようね」と話していくのもいいかもしれません。(略)
今、小学6年生ということなので、「中学生になったら、大人の仲間入りだから、素敵な姿勢がかっこいいよ」といった声かけで、姿勢も意識させたらいいのかもしれません。
――あ、たしかに!今、大人と同じ扱いをしてほしいって気持ちがあるみたいなので、いいかも…!
〜発達障害娘の食事の姿勢が悪いのはこだわり!?親の指摘には反論…対策は「体幹強化」と「大人扱い」?ーー児童精神科医 三木先生に聞いてみた!より一部抜粋にて引用〜
<姿勢の悪さは体幹も関係してるかも?より>
(略)三木先生:体幹が弱いと、姿勢を維持できないので。(略)
乗馬や、サーフィンなどが姿勢にいいと言われていますが、なかなかチャレンジさせるのは難しいので、バランスボールなども家で手軽にできてオススメです。
運動で体幹を鍛えれば少しずつ姿勢なども変わっていくかもしれません。あとは本人の試行錯誤ですね。原因として怪しいものからトライしていくといいです。
――なるほど!やってみます!
〜発達障害娘の食事の姿勢が悪いのはこだわり!?親の指摘には反論…対策は「体幹強化」と「大人扱い」?ーー児童精神科医 三木先生に聞いてみた!より一部抜粋にて引用〜
その後、SAKURAさん達は、『バランスボード』を購入してみたそうです。
☞ちなみに、バランスボードとは…こんな感じものです🎵
👆楽天ユーザー様向け
👆Amazonユーザー様向け
記事内に、SAKURAさんの漫画が掲載されていますので、気になる方は是非ともチェックしてみてください👍✨✨✨
「障害児育児をしている親」としてトアルの意見も書きたいと思います📝
三木先生の柔らかい物言いは、「流石、児童精神科の先生だなぁ」と感じました。
特に、以下のコメントなんかはそれが如実にあらわれていますよね😊(と、個人的には思いました🌸🌸🌸)
今、小学6年生ということなので、「中学生になったら、大人の仲間入りだから、素敵な姿勢がかっこいいよ」といった声かけで、姿勢も意識させたらいいのかもしれません。
これは、私が学校現場で働いていた頃もよく教えられていたことでしたので、「やはり、大事なポイントなんだよなぁ〜」と納得していました。
小学校低学年位のお子さんだと、発達障害などの診断名がついていない子の中にも、姿勢維持が今は難しいのかな?…という感じの子もいました。
それを考えると、もともと体幹が弱い子や不器用な部分が多い我が家の娘の様な、発達特性を持つ子ども達に大人が「きちんと座りなさい❗️」といったところで土台難しいお話になってしまうのですよね💦
そもそも「体幹を鍛えることで、椅子に姿勢よく座ることができる」という発想がないと、ただただ子どもにだけレベル高すぎる努力を強いることにもつながってしまうかと思いますので…今回の記事を読んで、三木先生のコメントからより沢山の子ども達を支える大人の方達が『お子さんに寄り添ったサポートの仕方・視点』を学んでいただけたら嬉しいです。
我が家でもバランスボードの代わりに、娘にバランスボールを使った遊びを提案しています。
これも療育の先生達の助言などによって我が家でも始めたことの一つですが、やはりまずは大きく身体全体を使った動きから始め、手先といった末端の方への動きのサポートへと移行していかないと、椅子に座る行為もそうですが、箸やコップを持つなどの行為は時間がかかるのかもしれないなぁ〜と、娘とに日常の中で私自身感じるところではあります。
最近の娘は、椅子にシャキーン✨と座っていられる時間が以前より伸びている様な気がします💪
まとめ
今回は、LITALICO発達ナビの記事(発達障害娘の食事の姿勢が悪いのはこだわり!?親の指摘には反論…対策は「体幹強化」と「大人扱い」?ーー児童精神科医 三木先生に聞いてみた!)をご紹介いたしました。
発達特性があると、ある種のこだわりで椅子に座り続けることが難しいことがありますが、三木先生の仰る事(「マナー的な部分を教えていくと良いかもしれませんね。どんな場所とか、どんな相手とか、『そういうときにはちゃんとしよう』と話していくのもいいかもしれません。」)も大切な支援のポイントとして忘れてはならないなぁ…と思いました。
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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ブロトピ:今日の育児日記
体幹が弱いと、姿勢を維持できないので。