こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの4歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
☞以前、こんな記事を書きました↓
今回は、当時の私の婚活状況をご説明しながら、婚活疲れ予防に読んでいた書籍をご紹介しようと思います☺️
ちなみに、こんな方にオススメの内容となっています↓
✅婚活疲れかもしれない方
✅自分自身をいったん、見つめ直したい方
✅気持ちを整えたい方
など…他にも、なんだか本の内容が気になるという方にもオススメの一冊です。
私の婚活事情&婚活疲れ予防に読んだ書籍をご紹介♪
20代半ばから20代後半にかけて、婚活サイトを使って将来伴侶となる人を探しては、お付き合いをしていました。
恋愛メインの婚活サイトであったため、恋人になる人を見つけると退会してお付き合いという流れでした。
しかし、必ずしも結婚できる保証があるわけではありませんでしたので…私も入会→退会を3回目繰り返して、ようやく今の伴侶と出会うことが出来ました。
婚活の活動期間中、やはり私も「これは婚活疲れかな?気をつけないと」と、思われる状況もありました。
私の場合は、たまたま手にとった本に心癒されたことで、結果として婚活疲れ予防になっていました。
今回はその書籍のご紹介をいたしますね。
婚活疲れとは?
書籍の紹介の前に、まず最初に「婚活疲れとは何か?」に触れていきますね。
ゼクシィ縁結びエージェントのサイトによると、婚活疲れの症状は以下のようにあげられています。
- 自信をなくしていく
- 不安感が強くなる
- 眠れなくなる
- リセット癖がつく
☞私自身、婚活中に当てはまる症状として以下のものが当てはまっていました。
✅自信をなくしていく ✅不安感が強くなる
同サイトの記事には、婚活疲れを感じやすい人の特徴として以下のものがあげられています。
- 初対面の人と会うことが苦手
- 未経験の新しいことに取り組むのが苦痛
- 決断することが不得意
- 失敗を怖がりすぎる完璧主義
☞私が当てはまると感じやすい自身の特徴としては、以下のものが当てはまっていました。
✅未経験の新しいことに取り組むのが苦痛(←苦痛までいきませんが、やや苦手なこともあるという自覚はあります)
✅失敗を怖がりすぎる完璧主義(←完璧主義までいきませんが、失敗は恐れる節はありました)
☞☞結婚後、上記に記した自身の特徴も緩和した節があります。
今回はこちらで紹介する書籍は、そんな婚活真っただ中の20代の私が読んでいた物です。
婚活疲れ予防に!私が読んだ書籍のご紹介***
今回、ご紹介するのはこちらの書籍です↓
『焦らない、比べない[愛蔵版]あなたは、あなたのままでいい』(株)PHP研究所 川村妙慶(かわむら・みょうけい)・著【電子書籍】
前編ということで…今回ご紹介したい内容は、『はじめに』の部分と全4章(序章+他3章)のうちの『第1章』部分(ココロ〜ありのままのあなたでいい〜)になります。
著者の川村妙慶さんは、僧侶であり、アナウンサーという経歴の持ち主です。
☞『僧侶でアナウンサー川村妙慶の日替わり説法』というブログを運営されています↓
毎日更新なんですね!
☞Podcast(ポッドキャスト)で配信後のラジオが聴けるようです↓
KBS京都ラジオで、毎週土曜日の8:00〜8:30に最新のものは聴けるみたいですね。
ちょこっと内容をご紹介します♪~はじめにより~
ここからは本書の内容をちょこっとご紹介します。
『はじめに』の部分で、私が心癒されたのはこの文面でした。
親鸞聖人(しんらんしょうにん)というお坊さんは「幸福だけ、欲しいものばかりに目がとらわれてしまうと、都合のいい生き方だけを求め、本当の正しい生き方を見失ってしまう。大切なのは、よいことがあっても、大きな失敗があっても両方をしっかり見ていける勇気を持つことなんだ」とおっしゃいます。
人生は一枚の紙と同じです。表と裏があって一枚の紙です。
よいこと、悪いこと、できる私、できない私があって一人の人間です。
〜焦らない、比べない[愛蔵版]あなたは、あなたのままでいい より一部抜粋にて引用〜
当時の私の感じたこと
婚活をしていると、【相手から選んでもらえなかった自分】という現実とも向き合うことが多かったため、その度に”なんで自分はダメだったのかな?””何がまずかったかな?”と必死に自己分析しては、相手の希望に合わせて修正することに注力していたことがありました。
そんな時、本書の文面をみて感じたこととして、自分にも良いところはあるから、悪いところばかりに目をとらわれ過ぎても本質を見逃してしまうのではないか、と。
この場合の『本質』とは、”結婚した際にも自然体で付き合える相手と出会うことを大切にしたい。ある程度の努力で自身もかわるが、素の自分を良いと言ってくれる人がいれば逃したくない”といったことでした。
ちょこっと内容をご紹介します♪~第1章より5選~
✅あなたは、あなたのままでいいより↓
自分の弱さやダメなところをさらけ出していいのですよ。他の人もそれを見て、お互い一緒なんだとホッとするのです。(略)
如実知見(にょじつちけん)ーすべてのものをありのままに見なさいという教えがあります。花が咲いたら花をそのまま見る。散ったら、その様をそのまま見る。散らせたくないと思うと、苦になってしまうのです。
〜焦らない、比べない[愛蔵版]あなたは、あなたのままでいい より一部抜粋にて引用〜
当時の私の感じたこと
これも婚活中によく経験したことなのですが、婚活サイトで初めて知り合った方と”次に会いたい”と思った際にお相手の方からお断りを受けると、やはり気落ちしてしまい、その後に”なんでダメだったのかな?”と必要以上に執着してしまっている自分がいました。
結果として次のお約束につながるのであれば、それはそれで肯定的にとらえてもよいと思いますが、思い描いていた結果と異なっていたからと消極的に捉える必要は自身が考える以上にないのだな、と感じました。
✅「今」を見て、焦らず一歩ずつより↓
迷ったら、あわてず原点に戻ればいいのですよ。
一瞬で決めずに、じっくり見ながら、一歩ずつ足を出しながら確かめていくことが大切なのです。
「仏教の教えとは?」と聞かれると、私はよく「虚しく生きることがなくなる」とお答えします。私が「仏教を勉強すれば幸せがくる」と言ったら、人は幸せに慣れて“もっと、もっと”と幸せを望み、大切なことを見失うことになりかねません。
〜焦らない、比べない[愛蔵版]あなたは、あなたのままでいい より一部抜粋にて引用〜
当時の私の感じたこと
数学の問題を解いている途中、なかなか解答が導かれていかないことがありますが、その場合はまた最初から解き直していくことがあります。
婚活においても、様々な出会いをサイトを通して行っていくと、”もっと素敵な出会いがあるかもしれない”とどん欲になっていってしまうことがありました。
しかし、本書を読んで反省し、以降はそんなどん欲な気持ちが出た時ほど、「ちょっと待って。一旦、状況を整理してみよう」と、自分が婚活をはじめたきっかけを思い返すことの重要性を感じました。
✅悩むことはすばらしいより↓
人は悩むようにできているのです。
「親鸞さんは、何と言っているのですか?中学生にもわかるように教えてください」というご質問に「悩むことはすばらしいとおっしゃっているのですよ」と、お答えしました。(略)人生や悩みから逃げていたら、何も気づかずに終わるということになってしまうのです。
悩みを持つことは、教えに出合うチャンスと考えてみませんか。
〜焦らない、比べない[愛蔵版]あなたは、あなたのままでいい より一部抜粋にて引用〜
当時の私の感じたこと
悩みをもつということは、その解決なり緩和への道筋を探す過程で様々な自分の中の『気づき』とも出会えるな、と感じました。
私自身、高校の頃は目の前の嫌な問題から一時的に非難すること(=不登校)で緩和しましたが、その後、自分自身と向き合う行為を悩みながら重ねていった結果として、より大きな成長が出来ていたとも感じます。
✅苦しみは喜びを倍にするより↓
寒いところに住んでいるからこそ、春の喜びを何よりも感じられるのです。(略)
苦しみ、悶々としている中で、はじめて”問い”が生まれてるのです。問いがあってこそ、それを明らかにしたいという願望が生まれます。(略)自分を見つめ直し、原点に戻してくれるのです。
苦しみは、必ずあなたの力になる。
〜焦らない、比べない[愛蔵版]あなたは、あなたのままでいい より一部抜粋にて引用〜
当時の私の感じたこと
婚活中の上手く行かない経験も、本書を読んでからはより一層、”この苦しみは、必ず自身の将来の力になる”と思える様になりました。
「もっと、こうした方が印象がよいですよ?」といった指摘をされ、ショックを受けたこともありましたが、おかげでファッションやメイクにも力を入れたりすることが出来ましたし、苦しみが喜びを倍増させることは確かにあるな、と感じます。
✅身体に不調が出たら、無理をしてるサインより↓
自分のことは自分が一番わかっている・・・・・・なんていうのは、思い上がりにすぎません。身体の不調は、今、一番無理をしてしまっているところを知らせるサイン。身体に聞きながら、大事なサインを見逃さないようにしてください。(略)
大切なのは「無理せずに努力ができるか」ということ。
苦しくても何が何でも努力をすればいいというものではありません。
〜焦らない、比べない[愛蔵版]あなたは、あなたのままでいい より一部抜粋にて引用〜
当時の私の感じたこと
これは、院生時代によく教授に言われていた言葉ですごく心に残っている言葉の一つでもあったので、非常に感じるものがありました。
仕事をする上でも、日常生活を送る上でも、もちろん当時の婚活をしている上でも、心身の不調についてはその大切さを実感していたので、本当に日々気をつけていました。
自分の身体を大切に労わることは、自分の心を大切にする行為でもあるのだな、と今も感じています。
まとめ
今回は、私の婚活事情&婚活疲れ予防に読んだ書籍ということで、川村妙慶さんの本から感じたことも踏まえてご紹介いたしました。
婚活をしていた20代の頃は、今と違い心身ともに不安定になりやすい時期でしたので、妙慶さんの本には当時はお世話になったなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。
他にも当時は参考にさせていただいた書籍もありましたので、もし発掘した際は婚活経験談と共に、みなさまにもご紹介させていただけたらと思います。
次回は、後編をご紹介させていただきますね♪
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
感想など送ろうかなと、もしいっらしゃる方がいれば
☞(コメント機能の代わりに)お問合せフォームをご利用ください
Follow @StigmaX1
☟購入したりしておススメの作品を中心に置いています
ブロトピ:今日の育児日記