こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
【あなたは『子離れ』できていますか?】子離れできない原因と対処法を記事よりご紹介&親であり、子でもあるトアルの体験談より少しお伝え
今回ご紹介したい記事はこちらになります👇
👆子離れできない親の特徴は?原因と8つの対処法/うららか相談室
当ブログでもお世話になっているうららか相談室の記事になります♬
では、一体どんな内容になるのか…見ていきましょうか👀✨✨✨
記事内容をちょこっとご紹介したいと思います📝
今回の記事は精神保健福祉士の矢澤敬子さんによるものです。
最近では、ヘリコプターペアレントと呼ばれる、子どもがいる場所にどこにでも駆けつけ、子どもを先回りして管理するタイプの親が問題視されています。
このコラムでは、親が子離れできない原因と対処法について述べていきます。「子どものことが心配でたまらない」「気にしないでいようと思ってもついつい関わりすぎてしまう」と悩んでいる方はぜひ、参考にされてみてください。
上記の冒頭文(一部抜粋にて引用)の他、INDEXは以下の通りになっています👇
- 子離れできないことによる問題
- 子離れできない親の特徴
- 子離れできない原因
- 子離れできない問題への対処法
- おわりに
サイト内には、うららか相談室に登録している、子離れできない親の悩みを相談できるカウンセラーさんが紹介されています。
子離れできないことによる問題 より🔍
例えば、子どもが以下のような問題を抱える可能性が挙げられます。
1.主体性を持った大人になれない
(略)反抗期に「何でもかんでも親に決められるのは嫌だ!」と子どもが反発すれば、そこで親子関係が変わる場合もありますが、素直で従順な子どもだと、育てやすい反面、親の指示がないと動けない子になる可能性があります。
2.いつまでたっても親や他人に依存してしまう
自分で決断する、自分で行動して責任を取る、という経験が少ないと、大人になったときに重要な決断ができなくなることが多いです。(略)特に、恋人から支えられることを求め、その依存状態から抜け出そうにも自分の意思ではコントロールが効かず、トラブルや心身の不調を抱えやすくなることがあります。
3.失敗や挫折に弱くなる
(略)ささいな失敗に対しても必要以上に落ち込んで、「やっぱり自分はダメな人間だ」などと感じ、自尊心が傷つきやすくなります。
4.自分の決断や行動に自信が持てない
(略)自分でものごとを決めて、その結果がどうであれ褒めてもらったり、認めてもらったりした経験がないと、自分への自信が育ちにくくなります。
~子離れできない親の特徴は?原因と8つの対処法より 一部抜粋にて引用~
子離れできない親の特徴 より🔍
1.子どもは親の所有物だと思っている
子どもは自分の思い通りになると思っているタイプの親は、子どもに理想の姿を押し付けることが多いです。(略)親にその意識がなくても、子どものころから、「あなたは、○○大学に行って、○○企業に入るのがいいと思う」などと、子どもの意見を無視して自分の価値観を押し付けてしまっていた場合は要注意です。
2.過保護・過干渉
子どもの生活すべてに口を出したり監視したりする「過保護・過干渉」タイプの親は、子どもの発達や成長に関係なく、子どもが小学生になっても、中高生になっても、大学生や社会人になっても同じように子どもと関わろうとすることが多いです。
3.子どもへの期待が大きい
自分が叶えられなかった希望を押し付ける、子どもへの期待が大きいタイプの親は、例えば、「自分は勉強が苦手だったから、子どもをいい大学へ入れたい!」などといったように、子どもが望まないのに幼少期から勉強や習い事などのスケジュールをびっしりと組み込んだりすることが多いです。
4.自分がいつも正しいと思って、子どもの話を聞かない
「あなたは子どもなんだから、年長者である大人の意見を聞きなさい」などと言って、子どもの意見を聞かないタイプの親は、自分が正しいと思っていることを子どもにも強制することが多いです。
5.変化や成長を受け入れられない
いつまでも子どもは可愛いままでいてほしい、自分のそばから離れないでほしい、と思っている親は、子どもの反抗期を受け入れられず、子ども自身がやりたいことのために進学や就職をして実家を離れることに不安を感じやすくなります。
~子離れできない親の特徴は?原因と8つの対処法より 一部抜粋にて引用~
子離れできない原因 より🔍
1.心が不安定で寂しい
例えば、親自身の夫婦仲が悪い、親しい友人がいない、心を許せる人がいない、などのことで自分の心が不安定になっていると、うまく子離れできない場合があります。
2.子ども以外に興味を持てることがない
仕事や趣味、友達との付き合いなどがなく、子ども以外のことに興味を持てないのも、子離れできない原因の一つかもしれません。
3.親自身も子離れできない親に育てられた
自分自身が子離れできない親に育てられ、そのような親のあり方が当然だと思っているために、なかなか子どもから離れようとしない場合があります。
4.親自身が子どもに無関心な親に育てられた
3.で挙げたこととは反対に、自分自身が子どもに無関心な親に育てられ、「自分は子どもに寂しい思いをさせない」「子どもに愛情をたくさんかけたい」という思いが強すぎると、うまく子離れできない場合があります。
~子離れできない親の特徴は?原因と8つの対処法より 一部抜粋にて引用~
子離れできない問題への対処法 より🔍
1.子ども以外のことで自分が興味のある活動を始める
子育てだけでなく、仕事を少し始めてみたり、キャリアや自分自身のために勉強してみたり、趣味や仲間づくりを楽しんだりする自分のための時間も持つようにしましょう。(略)親が好きなことに没頭できるようになっていれば、子どもと程よい距離感を保つことができます。
2.自分自身の不安と向き合う
親自身の不安を子どもの世話をすることで満たしていると感じている場合は、まずは自分自身の問題を解決することを考えましょう。(略)抱えている不安に応じてそれぞれ対処することになりますが、不安の原因や対処法が分からないという場合はカウンセラーに相談するなどして、親自身の心の安定を図りましょう。
3.子どもの失敗を認める
完璧主義で失敗することが許せないタイプの親は、子どもの失敗も認められないことが多いです。子どもが失敗から何を学ぶかが大事ですし、失敗した後のフォローを自分で考えて対応するということも子どもの学びにつながります。
4.子どもを信用して見守る
子どもにとって初めてのことは、親子ともにとても心配になるものです。(略)子どもが自分で考えて行動し、失敗したときにどうすればいいか対応を考えるという経験が大事です。大きな失敗をする前に小さな決断や失敗をたくさん経験させて、大人になったときに自分で決断できる主体性のある大人になれるよう見守りましょう。
5.子どもが困ったときには助ける
(略)子どもと一緒に解決策を考えるのは面倒で非効率的と思うかもしれませんが、小さなトラブルをいくつも経験することで、子どもは少しずつ人間関係を学んでいき、自分でトラブルを解決できるようになります。その困りごとが、「子ども自身で解決しないといけないものなのか」「親がどこまで手助けするのがいいか」という基準については、子どものためになるかどうかを長い目で見ることで判断するようにしましょう。
6.子どもと親は異なる人間であるということを理解する
(略)似ている部分があったとしても、時代背景や価値観、周囲の環境などが親の時代とは異なるため、うまくいかないこともたくさんあります。
子どもも、親の想像が及ばないようなことを子どもなりに頑張っています。自分と比較せず、子ども自身にとっての成長を喜びましょう。
7.小学生、中高生…と発達段階に合わせて少しずつ段階的に子離れをする
子どもの環境が大きく変わる節目で、少しずつ子どもから手を放していきましょう。(略)中高生になるとスマホの利用をすることで、友だち関係が心配な部分も出てきますが、しつこくならない程度に親子の会話から様子をうかがったり、デジタル機器の利用についてルールを決めたりして、進路などの必要なことは話し合える距離感を保つことが大事です。
8.子どもの立場になって考える
(略)子離れを喜べる親は、子どもにとっても誇らしいものです。「自分が子どもの立場だったら…」と考えることができれば、子どもの「親離れをしたい」という気持ちも受け入れられると思います。
~子離れできない親の特徴は?原因と8つの対処法より 一部抜粋にて引用~
おわりに より🔍
(略)親がすべてを管理して、子どもの行動を決めた方が楽と思うかもしれませんが、長い目で見ると子どものためにはなりません。面倒でも、学校の準備、身支度、勉強の仕方、友だち付き合い、お金の使い方、ゲームのルールなどについて、一つ一つ親子で話し合いながら、子どもが自分で決めて行動できるように見守る姿勢が大事です。(略)
子育てと同時に親も毎日、自分ための時間を短くても確保し、子どもが大きくなったときにしたいことのリストを作るなど、少しずつ子離れの準備をしておきましょう。
~子離れできない親の特徴は?原因と8つの対処法より 一部抜粋にて引用~
親であり、子でもあるトアルの体験談より少しお伝えさせていただきます📝
私自身も今現在、アラフォーではありますが、高齢の両親から言わせると「子どもは子ども。かわいい我が子だ」とのこと😓💦
正直、『もう少し子離れしてくれても良いのでは?』と思ってしまう場面も多々あり、その都度で、可能な限り両親(特に母親)にやんわりと「これ以上は手を貸さないでも大丈夫だよ👌」と促しをしていたりして、徐々に親との心理的距離をとっている次第です。
私の場合、特に母親が(私の持病もあったというのもあり)、私に対して過剰に心配症を発揮していた様に思います。
幼少の頃は、そんな母親にも大変甘えられていたのですが、どうにも思春期以降はそんな母親のことを「いいから放っておいてくれ。お母さんはお節介なんだよ😖💦」と煙たく感じる様になっていました。
今思えば贅沢な悩みですが…精神的にも自立したい私には死活問題に捉えられていました。
そんな私に大きな転機が訪れました。
大学進学と共に上京をすることになり、親元を離れて両親と別居することになった際、転居届などの諸々の書類手続きを母がしようとしているのを職員さんが遮ってこう仰いました。
と、母の横で(本当は私一人で書類手続きをしたいと思って)困っていた私をアシストしてくださいました✨😭
第三者の意見というのは、世間体を気にしていた母にはかなり響いたようで…それ以降、少しずつではあるのですが、母が私の『自立性を尊重』してくれる様になりました。
当時の職員さんには、素晴らしいきっかけを作ってくださった事への感謝しかありません😂
時は流れて、そんな私は一人娘を持つ親となりました。
親になってみると、当時の親の苦労が若い頃より理解できる様になっている気がします。
その中でも、私自身は『私と娘は別の人間であって、考えることや感じることに違いがあって当たり前』ということを忘れない様に日々、自身に言い聞かせています。
とは言っても、親子であるということで、他者との関係以上に気がつくと遠慮がなくなり、距離感が近くなってしまうことは往々にしてあるので…その都度、伴侶を中心とした周囲の力も借りながら、親として『子どもと程よい距離感』で接することが出来る工夫にも力を入れていきたいと思います。
まとめ
今回は、当ブログでお世話になっているうららか相談室の記事『子離れできない親の特徴は?原因と8つの対処法』のご紹介をさせていただきました。
後半では、私自身の感想なども書かせてもらったのですが…親子というどうしても密接になりがちな関係であるからこそ、お互いにある程度の距離感をもって接することは大切である様にも感じる今日この頃です。
とは言っても、我が家の場合は娘に障害があるというのもあり、どこまで親が手と口を出すか(フォローするか)という事はかなり悩むとは思いますが…難しいから匙を投げるのではなく、先人の教えを聞いて参考にさせてもらう、試しに夫婦で話し合ったことから取り組むなど、やりようはあるのかなぁ?とも前向きに考えていたりもします🌸
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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ブロトピ:今日の育児日記
「お母さん。こう申し上げるのも大変恐縮なのですが、娘さんももう18歳になり大人ですから…ご自身で書類の手続きをされる練習をしてみたいのでは?」