こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
【しんどいのに平気なふりをしてしまう!?笑顔うつの実態とは??】関連記事をご紹介&トアルの経験談を少しお伝えしたいと思います!
今回ご紹介したい記事がコチラになります👇
👆「しんどいのに平気なふり」”笑顔うつ”の怖い実態 笑顔の仮面をかぶって生活…我慢強い人は注意/東洋経済ONLINE
記事の中で、「笑顔うつ」について具体的に説明されています👌
では、早速記事内容を見ていきましょうか👀✨✨
記事内容を少しばかりご紹介したいと思います👇
働けてはいるけれど、家に帰るとぐったりしてなにもできない。(略)笑顔うつは、なんとか社会生活は送れているものの、内面で抑うつ症状や身体の不調を長期間抱え、やがて心と体が一致する感覚がなくなっていく。
「笑顔うつ」は医学的には公式な病名ではないが海外でも研究が進められており、一般的には軽度または中程度のうつ病や適応障害に該当するといわれる。(略)毎月500人以上の患者さんの診察をしながらSNSでも情報を発信している精神科医しょうさんの書籍『精神科医が教える 笑顔うつから抜け出す方法』から一部抜粋・再構成してお届けします。
INDEXは以下の通りです👇
- 「笑顔うつ」とは?
- 笑顔うつになると迷いこむ「4つの世界」
- 笑顔うつは「しんどい」と言えなくなる病
今回も、全項目の記事内容を一部抜粋にてご紹介したく思います📝
「笑顔うつ」とは? より🔍
- 落ち込みや不安は感じないけれど、長期間体調がすぐれない
- 急に感情が暴走してしまって、後悔することがある
- やりたいことはあるのに、思うようにこなせなくなっている
- 体は元気だけれど、長期間落ち込みや不安があってしんどい
このように心身の不調を長期間抱えながらも、他人には見せないように笑顔で明るくふるまえる状態を、わたしは「笑顔うつ」と呼んでいます。(略)
通常、笑顔はポジティブな感情が湧いたときに自然に表れるものです。しかし、意図的に笑顔を作ることでも、脳内神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンが分泌され、ポジティブな感情が生まれます。無理にでも笑顔を作り、元気そうにふるまうことで、神経伝達物質が分泌され、一時的に抑うつ感や不安が軽減されるのでしょう。
しかし、これが「限界に気づかず我慢する」「限界が見えずにがんばりすぎる」ことにつながっているのです。とくに、我慢強い人は笑顔うつになっているのがわかりづらいです。(略)
「笑顔うつ」の状態は、わかりやすくいうと、うつ病や適応障害の軽症か中等症にあたります。(略)
はっきりと言えるのは、笑顔うつになるのは、本人が甘えているわけでも、怠けているわけでもない、ということです。気合や根性で、神経伝達物質の分泌を促すことはできませんし、環境や状況が変わらなければストレス因がなくなることはないからです。
~「しんどいのに平気なふり」”笑顔うつ”の怖い実態 笑顔の仮面をかぶって生活…我慢強い人は注意より一部抜粋にて引用~
笑顔うつになると迷いこむ「4つの世界」 より🔍
たいていは、次の4つの世界のどこかに迷いこんでしまいます。
①体調不良が目立つ「歩くと体調が悪くなる道」
②落ちこみや不安が強い「希望が見えなくなる森」
③感情をコントロールできない「戦わずにはいられない戦地」
④思い通りに動けない「心と体が離れていく街」
次から紹介する状態のなかに、2週間以上続いている状態があれば、チェックを入れてください。当てはまるものが多いのが、いまのあなたの迷いこんでいる世界です
★体調不良が目立つ「歩くと体調が悪くなる道」
□体調不良が続いて「苦痛」を感じる
□内科にかかっても原因不明な体調不良がある
□仕事や家事に支障がでている(略)身体的症状に悩まされるのが特徴とはいえ、落ちこみや不安などの精神症状がないわけではなく、「自覚していない」というのが正しい言い方になります。
★落ちこみや不安が強い「希望が見えなくなる森」
□1日中気分が落ちこんだり、気持ちが沈んだ状態が続いている
□ひとりになると漠然とした不安におそわれる
□まわりの人から表情や言動の変化を指摘される(略)このタイプは、身体の不調がないわけではなく、「自覚していない」という場合が多いです。よくよく聞くと、不眠やだるさ、頭痛、便秘などがあります。身体の不調の自覚がまったくない人はごくまれです。
★感情をコントロールできない「戦わずにはいられない戦地」
□これまで気にならなかったことが気になる
□感情をコントロールしにくい状態が続いている
□まわりの人から心配される(略)このタイプは、自覚の有無にかかわらず、なにかしらの身体症状か精神症状、あるいは両方を抱えています。
★ 思い通りに動けない「心と体が離れていく街」
□原因不明の体調不良があって、不安や落ちこみも続いている
□得意なこと・好きなことができなくなっている
□仕事や家事に手がつかない状態が続いている(略)身体症状と精神症状の両方を自覚している人が多く、まわりの人に気づかれないようにしてきたけれど、かくす気力も体力も尽きかけているような、エネルギー切れの状態です。
~「しんどいのに平気なふり」”笑顔うつ”の怖い実態 笑顔の仮面をかぶって生活…我慢強い人は注意より一部抜粋にて引用~
笑顔うつは「しんどい」と言えなくなる病 より🔍
笑顔うつは、自分の不調に気づけなくなる病、「しんどい」と言えなくなる病です。知らないあいだに〝笑顔の仮面〞をつけた世界に迷いこみ、身動きがとれなくなっていきます。
この世界から抜け出すため、そして再び迷いこまないためには、日頃から自分の心や体をよく観察することや、まわりの世界をよく知ることが欠かせません。(略)
しんどいときは「もしかして病気かな?」という意識を持ちつつ、早めに悩みを誰かに相談するのが、状態を悪化させないポイントです。
~「しんどいのに平気なふり」”笑顔うつ”の怖い実態 笑顔の仮面をかぶって生活…我慢強い人は注意より一部抜粋にて引用~
著者のプロフィールと書籍のご紹介です📚
記事の執筆者である精神科医しょうさんのプロフィールを簡単にではありますが、掲載いたします。
<記事内掲載の書籍のご紹介・精神科医が教える 笑顔うつから抜け出す方法>
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以下に、精神科医しょうさんのプロフィール内で紹介されている書籍を掲載します👇
<頑張り屋さんのための心が晴れる本>
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トアルの経験談を少しお伝えしたいと思います📝
過去記事(以下に載せますね📋)にも書いている内容なのですが、私自身、辛い時こそ笑うという習慣があります。
☞過去記事はこちら👇
【「楽しめること」は努力しないと見つからない?】関連記事のご紹介&トアルの経験談も少しお伝え📝(2023年8月27日分)
ちなみに、その記事での内容を一部抜粋にてこちらでもご紹介させていただきます👇
そして、今回ご紹介させていただいた精神科医しょうさんの記事内で『とくに、我慢強い人は笑顔うつになっているのがわかりづらいです。』と述べてられているのを見ると、個人的に思い当たる経験があります。
それは、娘を出産するという日のことでしたが、初産ではありましたが本陣痛から娘とのお目見えまで約2時間という割とスピード出産の中、陣痛の痛さには正直、「あ、これ結構耐えられる」という感じで…幼少より周囲に言われていた『我慢強い』という特徴を再認識させられました。
そんな私ですが、記事内にあったチェックリストでチェックをしてみたところ、こんなかんじになりました👇
★体調不良が目立つ「歩くと体調が悪くなる道」
□体調不良が続いて「苦痛」を感じる
□内科にかかっても原因不明な体調不良がある
□仕事や家事に支障がでている
👆チェック項目なし
★落ちこみや不安が強い「希望が見えなくなる森」
□1日中気分が落ちこんだり、気持ちが沈んだ状態が続いている
□ひとりになると漠然とした不安におそわれる
□まわりの人から表情や言動の変化を指摘される
👆チェック項目なし
★感情をコントロールできない「戦わずにはいられない戦地」
□これまで気にならなかったことが気になる
☑感情をコントロールしにくい状態が続いている
□まわりの人から心配される
★ 思い通りに動けない「心と体が離れていく街」
□原因不明の体調不良があって、不安や落ちこみも続いている
□得意なこと・好きなことができなくなっている
□仕事や家事に手がつかない状態が続いている
👆チェック項目なし(仕事はできるが、家事は意識的に手抜きはしています💦)
思ったよりチェックがついた項目が少ないというか、1つ付けたのですが…もしかすると、それも日々の子育て(最近、癇癪多し)+仕事(最近、割と繁忙期)という状況を考えると、「コントロールできなくなってしまう条件が勢揃いな気がする…致し方なしなのかしら?」という考えにも至ってしまう自分です(苦笑)
仕事も繁忙期が抜けたら、もしかするともっと感情コントロールが良くなるような気もしていたりします。
まとめ
今回は、『「しんどいのに平気なふり」”笑顔うつ”の怖い実態 笑顔の仮面をかぶって生活…我慢強い人は注意』の記事をご紹介いたしました。
「笑顔」=「元気な人」「楽しんでいる人」「精神的エネルギーも満ちている人」といった印象を受けやすいかもしれません。
精神科医しょうさんも、『無理にでも笑顔を作り、元気そうにふるまうことで、神経伝達物質が分泌され、一時的に抑うつ感や不安が軽減されるのでしょう』と、実際に、笑顔を作ることでリアルで感じている不安や抑うつ感が紛れてしまうということで「まだ自分は元気で大丈夫!」といった錯覚を起こしてしまう可能性大であることがある種危険でもあるな~、と改めて笑顔うつの恐ろしさを学んだ今日この頃です。
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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