こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
【こんな点を見逃していないですか?】「違った街」でこんな風に過ごしてみてはいかがでしょうか?~ひとりあそびの教科書よりヒントお伝え~
今回、ご紹介させていただく記事はこちらになります。
👆有名観光地ばかり旅行する人が見落とす重要視点 「違った街」で「いつものこと」をする効用/東洋経済ONLINE
人生観や世の中の見え方が変わる瞬間は、自分の今いるところから、ほんの少し離れた場所に、普段暮らしている場所と違う世界が広がっていることに気づくところから始まる、と評論家の宇野常寛氏は言う。小さな旅でコツをつかんで、「知らない場所」から何かを持ち帰るための技をみがく。新著『ひとりあそびの教科書』から一部抜粋・再編集して紹介する。
『ひとりあそびの教科書』はこちらになりますね👇
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今回ご紹介する記事を読み、書籍の方もものすご~く気になってしまいました☆
記事内容をちょこっとご紹介します👇
INDEXとしては、こんな感じになります。
- 「近くて遠い場所」に出かける
- 最も好きな「小さなひとり旅」の行先
- 旅先では「いつものように」過ごす
- ひとり旅で浮かぶ、いつもとは違う着想
- 目的はないほうがいい
以下にそれぞれの項目の内容を見ていきましょう👇
「近くて遠い場所」に出かける より!
僕は小学生のころ、長崎県の大村という街に住んでいた。(略)
僕の好きな図書館もあまり大きくなかったし、当時はインターネットもなかったので、大村駅前のアーケードにある商店街で売っていないものは基本的に手に入らなかった。(略)
いまとなっては、インターネットの通信販売でたいていのものは手に入るから、若い人にはよくわからない感覚かもしれないけれど、あの頃の世の中では、ある場所で手に入らないものが他の場所では手に入るということがものすごく価値のあることだった。そしてそのために移動することを誰も面倒だとは考えていなくて、むしろ最高に楽しいことだったのだ。
~有名観光地ばかり旅行する人が見落とす重要視点 「違った街」で「いつものこと」をする効用 より一部抜粋にて引用~
私自身も経験ありますね(若くないのでw)
なんでもネットですぐには手に入らない、そんな状況が当たり前だったからこそ、少し不便でも足を運んで自力で探すことにワクワクしていました🌸
最も好きな「小さなひとり旅」の行先 より!
そして僕は小学生のころから30年以上経ったいまでも、この「小さなひとり旅」をよくしている。いまの僕が一番よく、ひとりで出かけているのは神奈川県の三浦半島だ。(略)
小網代の森には、三浦半島の魅力が凝縮されている。(略)
少し歩いて下りるだけで、生えている木や草や花や、見かける虫や小動物がどんどん変わっていく。これがとても楽しくて、ひとりで歩いていてもまったく飽きない。入り口から河口まで、ゆっくり歩いても1時間ちょっとだ。ものすごく狭い範囲の、短い距離にびっくりするくらいたくさんの自然が詰まっているのが、小網代の森なのだ。
~有名観光地ばかり旅行する人が見落とす重要視点 「違った街」で「いつものこと」をする効用 より一部抜粋にて引用~
ある程度限られた範囲の中で、ぎゅっと自然の良さが凝縮されている環境って、素敵ですね✨✨✨
そんな自身しか知らないのでは?と思える意外な魅力を持つ場所を探し当てられる「小さな旅」良いですね♪
旅先では「いつものように」過ごす より!
「小さなひとり旅」をするのが好きになると遠くの街に出かけたときの楽しみ方もぐっと増える。遠くの街に旅に出かけたとき、人間はほとんどの場合、「観光」する。(略)もちろん、僕もこういった特別な場所に行くのも嫌いじゃない。
しかし、ほんの少しでいいと思っている。なんだか、有名な観光地を回っていると、みんなが行ったことがある有名な場所を自分もチェックして満足しているようで、疲れてしまう。(略)
だからある時期から、僕は旅先でほとんど「観光」しなくなった。いつもと同じように仕事をして、本を読んで、食事を取り、ランニングをする。それでも、場所が違えばその体験は違ったものになる。(略)
そしてこの違いを味わうには、誰かと行くよりもひとりで行くほうがいい。
~有名観光地ばかり旅行する人が見落とす重要視点 「違った街」で「いつものこと」をする効用 より一部抜粋にて引用~
「有名な観光地を回っていると~」という内容に、個人的に激しく同意してしまいました。TVや雑誌で見た観光地を「あ、ここだ👀」とチェックして満足している自分がいます💦
僕がそんなふうに考えるきっかけになったのは、何年か前に、大学での講演と本の翻訳の用事で台湾にたまたまひとりで出張したときの経験だ。(略)
そのスターバックスは学生らしい若い人たちでとても賑っていて、どのテーブルにも人か人で集まって楽しそうにおしゃべりしたり、本やノートパソコンを大きく広げて授業の課題について話したり、議論したりしていた。
外見こそ日本のスターバックスと変わらないものだったけれど、店の中の壁面には、学生たちが貼り付けたと思われる勉強会やサークルや課外活動の勧誘やイベントの告知の貼り紙がびっしりと貼り付けられていた。これはちょっと日本ではまずあり得ないことだと思う。
~有名観光地ばかり旅行する人が見落とす重要視点 「違った街」で「いつものこと」をする効用 より一部抜粋にて引用~
旅先でも「いつものように過ごす」…その発想は素敵ですね👍
ひとり旅で浮かぶ、いつもとは違う着想 より!
ここで過ごした数時間は、僕にとってとても充実した時間だった。このとき、僕はそれまでずっとうまくまとまらなかったアイデアをひねり出すことができた。(略)
僕がこのとき痛感したのは、人間は周りの環境を変えるだけで、こんなに気持ちが切り替わるのかということだった。
僕は思った。もしこのとき僕が他の誰かと、たとえば親しい友人たちと来ていたら、きっと空き時間に台北の名所旧跡を回る観光に出かけていたはずだった。(略)
誰かと行くとその人とのやりとりのほうに気を取られてしまうし、何かを観に行くとか、しに行くといった「目的」があると、それ以外のことはあまり目に入らなくなってしまって、その土地に立つことではじめて気がつくことには鈍感になってしまう。
~有名観光地ばかり旅行する人が見落とす重要視点 「違った街」で「いつものこと」をする効用 より一部抜粋にて引用~
「目的」があると確かに、それ以外のことに注意が向かなくなってしまうことありますね💦
ひとり旅の楽しみ方って奥が深く感じられます💓
目的はないほうがいい より!
他のあそびと同じように、旅もあまり目的がないほうがたくさんのものに出会うことができる。(略)
いつものように過ごすからこそ、自分が普段暮らしている土地と、旅で訪れた土地との違いがわかる。(略)
こうした「違い」がわかるようになると、普段暮らしている街も細かく見えてくる。(略)違いに気づいて、調べる癖がつくと、毎日の暮らしが楽しくなっていく。
~有名観光地ばかり旅行する人が見落とす重要視点 「違った街」で「いつものこと」をする効用 より一部抜粋にて引用~
「違い」に気づく☞調べるという循環が、毎日を楽しくしてくれるというのはわたしも実感しております✨
体験談からトアル自身の感想を書きたいと思います📝
私自身、成人してから「ひとり旅」というものを「目的をあえて持たずに」楽しめるようになったのは…思い返すと、20代後半くらいの頃だった様に思います。
学生時代から20代半ばまでは、周囲に旅を共にする友人知人もおり、旅先で何かをするという「何らかの目的」を持って行動していました。
計画自体は立てるのが楽しいのですが、現地へ行って詰め込んだスケジュールをこなしていく中で、気づけば旅先で疲れてしまっていたことは覚えています。
そして、現地の風景や人々や食べ物といった、様々な要因を細やかな視点で捉えるほどの時間と心の余裕がなくなっていたのもあり、【旅🟰疲れる】というイメージが私の中では定番でもありました。
しかし、ひとりで旅をするようになり、段々と旅先での時間の使い方が変わってきました。
「あえて旅の目的を明確にしない」
それまでなんでもきっちりと決めて行かないと不安であった私ですが、何があるかわからないのも旅の醍醐味と思い、非日常の景色の中でいつもと同じ習慣や作業をすることで、気分のリフレッシュが図れるのでは?、とその場を楽しめるようになっていきました。
私自身も、評論家の宇野さんのように、いつもとは異なる環境(例えばカフェや旅館など)でいつもやっている作業(ブログ作業など)をすることで、様々なアイデアが浮かんだりしたことも多々ありました。
まとめ
今回は、旅行する人が見落とす重要視点を、評論家の宇野常寛氏の書籍・ひとりあそびの教科書より一部抜粋・再編集した記事よりご紹介させていただきました。
【目的はないほうがいい】【旅先では「いつものように」過ごす】といった視点でのひとり旅をしてみる…これは実に有意義なのではないか?、と私は思いました。
GWはものすごく観光名所を目的に楽しんでしまっていたよ😳💦…といった方達の中で、もし次回の旅行にひとり旅を計画されている方がいれば、是非とも今回ご紹介した記事のことを実践されてはいかがでしょうか。
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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