こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております！
【体験型消費と物質的消費とは…？】記事のご紹介＆トアル自身の学んだことを少しお伝えします📝
今回、記事から学ぶことの第46弾になります📝
☞過去記事（パート45）については、こちらになります✨
加えて、雑誌・Wedge（ウェッジ）内の記事についてご紹介と、紹介されている漫画についてトアル自身が学んだことや感じたことをお伝えしたいと思います。
ご紹介したい記事はこちらになります👇
【MANGAの道は世界に通ず 第32回 思い出こそ人生最良の資産フリーレンが示す追憶の価値 文・保手濱彰人】
ここで少し雑誌と漫画をコチラにてご紹介👇
＜雑誌紹介（Wedge・2023年11月号）＞
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＜漫画紹介（葬送のフリーレン）＞
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記事内容を少しばかりご紹介したいと思います👇
前半部分に書かれている内容を一部抜粋にてご紹介させていただきますね。
結局のところ、いくらお金を稼いでも、幸福な人生・充実した終生を送れなければ意味がないと考える人が大半ではないだろうか。（略）
ではそもそも、われわれホモ・サピエンスが生きる理由とは何なのだろうか。
『われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか』（ウィリアム・フォン・ヒッペル＜著＞濱野大道＜訳＞、ハーパーコリンズ・ジャパン）を参考に、「物質より経験に投資する」という理論について説明しよう。（略）
同作品（葬送のフリーレン）の最大の特徴は、通常の少年漫画のような「魔王を倒す姿を描く」のではなく、「魔王を倒した後の、半世紀後の情景を描く」という点にある。（略）超長命のエルフだが、その仲間や友人たちは次々に老いて亡くなるため、彼らからすると人間は「どうせすぐ死ぬ」存在でしかなく、興味の対象にならなかった。だが魔王を倒した半世紀後、勇者ヒンメルが亡くなったときに、フリーレンの価値観は覆される。
生涯で初めて人間に対する喪失感を感じ、「もっとヒンメルのことを知る努力をすれば良かった」と後悔するのだ。
~MANGAの道は世界に通ず 第32回 思い出こそ人生最良の資産フリーレンが示す追憶の価値より一部抜粋にて引用~
そして、後半部分にあたる【人生を豊かにするのは”コト”】の項目では、以下のような内容が書かれています👇
（略）つまりフリーレンは貴重な思い出があるからこそ、充実した余生を始められるのだ。ここに、物質的な価値観は潜んでいない。これこそが、『われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか』が説いた人生の本質の一つであり、「物質より経験に投資する」ということだ。
同書では「体験型消費のほうが物質的消費よりも、中長期的に大きな満足を人に与える」ことを、統計を基に明示している。（略）
著者はこのように説明する。「私達が所有するモノの魅力は、地位がリセットされたとこたんに失われていく。しかし、私達がするコトは肉体の一部に変わる。肯定的な経験は、友だちや家族に語る物語ーもっとも貴重な思い出ーを与えてくれるだけでなく、経験が終わったあともずっと満足感を生みだしつづける」。フリーレンが2度目の旅の過程で理解したことを、端的に述べた部分といえる。
~MANGAの道は世界に通ず 第32回 思い出こそ人生最良の資産フリーレンが示す追憶の価値より一部抜粋にて引用~
トアルしんりし自身の学んだこと・感じたことを少しお伝えします📓
私もコミックとアニメと、『葬送のフリーレン』はチェックしている身なので、今回の記事（MANGAの道は世界に通ず 第32回 思い出こそ人生最良の資産フリーレンが示す追憶の価値）はとても興味深く読めました。
特に印象的であったのが、以下の部分になります👇
つまりフリーレンは貴重な思い出があるからこそ、充実した余生を始められるのだ。ここに、物質的な価値観は潜んでいない。これこそが、『われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか』が説いた人生の本質の一つであり、「物質より経験に投資する」ということだ。
記事内では「体験型消費」「物質的消費」という言葉と共に、いかに体験型消費に価値があるのかという旨に触れていますが、私自身も最近5歳の娘と共に遠地への旅行に出かけた経験について思い返し、強く納得してしまいました✨✨✨
娘は5歳であるために乗車料金はかからず、新幹線などで大人のひざに乗せれば小児の席を特急料金を払ってとらなくても大丈夫なのですが…我が家の場合、「娘なりに快適で、楽しめる旅にしたい」という考えがあるため、『新幹線の小児席をあえてとる！』という選択をしています。
リベ大の両学長も動画などで述べていますが、「（お金をつかうと決めている旅行に関して）迷ったら、高い方」を選択するということを我が家も参考にしているところがあります。
例えば…娘が疲労で癇癪を起しやすくなりそうなコンディションが高く、新幹線の乗客が多そうなことが予想される場合、我が家は迷わず席数の少ないグリーン車以上を選択することが多いです。
席の値段だけで考えると、なんだか物質的消費の話のように聞こえますが…我が家の場合、大体の新幹線乗車時間をデッキで娘と外の景色を眺めて過ごします。
よく周囲には、「え？折角、高い席料を払っているのに勿体ないのでは…？」と言われることもあるのですが、先の「娘なりに快適で、楽しめる旅にしたい」という考えのもとで体験型消費をしている様にも感じられます。
これまでの自身の人生を振り返っても、娘との人生を振り返っても、確かにどんな『モノ』にお金をかけたかよりも、どんな『コト』にお金を使ったかがより思い出に残る体験が出来たなぁ～と思う次第です。
葬送のフリーレンを読み進めていても、随所随所にその大切な『コト』を思い出させられるシーンがあり、私自身のこれまでの経験と照らし合わせて振り返り・学ばされる良い機会となっていると感じました。
まとめ
今回は、記事から学ぶことのパート46ということで、【MANGAの道は世界に通ず 第32回 思い出こそ人生最良の資産フリーレンが示す追憶の価値】をご紹介いたしました。
これまで葬送のフリーレンを未読ないし未視聴の方々には、これをある種のきっかけに内容をチェックしていただけたら嬉しいなぁ…とも思います。
作品を通して、人生を豊かにする方法の一つである『体験的消費』についてより深く理解できることで、皆さんにとってより一層満足感を得られるヒントが得られるかもしれませんね👍✨
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね～』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね＊＊＊
ではでは、またお会いしましょう〜！
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