こんにちは、みなさま。
臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。
現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。
☞このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!
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【育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感】トアルしんりしは語りたい!記事のご紹介とトアルしんりしが考えること&感じることもお伝え📝
今回は【トアルしんりしは語りたいシリーズ第13弾】ということで、ご紹介したい記事はこちらになります👇
👆母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感/Forbes JAPAN
☞トアルしんりしは語りたいシリーズ過去記事(シリーズ12)はこちら👇
トアルしんりしは語りたいシリーズはこんなスタンスです👇
毎度毎度で恐縮なのですが…改めてアナウンスさせていただきますね📣
✅記事から学んだこと以上に、漠然と感じたことなどが中心になっています
✅そのため、少しプライベートな見解が入っているかな?と思われます😅
✅心理職目線や子育てをする親目線といったものが交差した意見も多めかと💦
記事(母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感)の内容について内容を少しご紹介いたします📝
ベネッセ教育総合研究所が2022年3月、首都圏に住む、就学前乳幼児をもつ保護者4030名を対象に実施された「第6回幼児の生活アンケート」の結果、「2015年に比べて、母親の育児負担感や不安感は増加」「母親(とくに働く母)の育児への否定的感情が増し、肯定的感情が減ってきている」などという衝撃の数字が明らかになったとのこと。
──母たちの否定感・敗北感の原因は何か?2015年8月に成立した「女性活躍推進法」は影響しているのか。男性は、彼女たちのそんな否定感にどうやって寄り添うべきなのだろうか。
実はこの課題は、1冊の話題書をおいては考えられないかもしれない。『母親になって後悔してる』(2022年、オルナ・ドーナト著、新潮社刊)である。
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
上記掲載の書籍の日本語版の訳者である鹿田昌美氏に、以下の点を記載してもらっているとのことです。
✅「第6回幼児の生活アンケート」からわかること
✅「出生率3.0」の国イスラエルで子どもを産まない選択をした社会学者が著した同書から読み取れること
✅自身が母になって得た「意外なチャンス」についてなど
INDEXは以下の通りになっております📋
- 「増加」が数値化されてしまった、母たちの「不満と不安とイライラ」
- 「人と比べる」ことから生じるモヤモヤ、「うちの子にとっての正解探し」も困難に?
- 『母親になって後悔してる』23人、孫がいる70代の女性も
- 「母になる」は、実のところフラットな友人をつくるチャンス?
以下に、詳しい内容を見ていきましょうか👀✨✨
「増加」が数値化されてしまった、母たちの「不満と不安とイライラ」 より🔍
【図1-1 子育てへの肯定的な感情】を見ると、すべての項目において肯定的な感情が減っていて、とりわけ「子どもを育てるのは楽しくて幸せなことだと思うこと」が7.8ポイント減、「子どもと遊ぶのはとてもおもしろいと思うこと」が9.5ポイント減というのが気になります。(略)
また、【図1-2 子育てへの否定的な感情】のポイントの増加がどの項目においても顕著です。「子どもを育てるためにがまんばかりしていると思うこと」は20ポイント以上増え、「子どもが将来うまく育っていくか心配になること」は9ポイント増です。子育て中の母親の不満と不安、イライラの増加が数字にはっきりと現れています。同時に、「子育ても大事だが、自分の生き方も大切にしたい」と回答した比率も増えています。
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
「人と比べる」ことから生じるモヤモヤ、「うちの子にとっての正解探し」も困難に? より🔍
この7年間の大きな変化は、働く女性の割合が増えたことと、IT環境、そしてSNSの進化です。(略)
科学データに基づく育児本も次々と登場し、自分とわが子が「できていること・できていないこと」をこまめに確認したくなる。
子育て中のモヤモヤの多くは「人と比べる」ことから生じます。比べる対象が拡大することで自己肯定感が下がったり、触れる情報量が増えることで「うちの子にとっての正解探し」が困難になったりして、子どもと接する時間そのものを楽しめなくなっているのかもしれません。
【図2-1】によると、しつけや教育の情報源として「母親の友人・知人」「祖父母」からのサポートが減少しています。(略)
【図2-3】によると、母親が家を空ける時に子どもの面倒を見るのは「父親」が中心で、父親以外のサポートが減っています。(略)
お子さんの育ち方が十人十色であるように、女性の生き方は「キャリアか」「家庭か」の二択でもなく、両方でもなく、もっと自分らしい選択があるはずです。「多様性」を裏返せばすなわち、答えがない。(略)核家族中心に子育てせざるを得ないのであれば、「ママとパパと子どもがワンチーム」という意識で、夫婦で情報を共有したりコミュニケーションを密にしたりして、オリジナルの子育てをもっと楽しめたらいいですね。
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
『母親になって後悔してる』23人、孫がいる70代の女性も より🔍
『母親になって後悔してる』は、母親になって後悔する23人の女性が、子どもを持たない女性社会学者に今まで言えなかった本音を告白する本です。中には孫がいる70代の女性もいます。(略)
「女性は完璧を目指す競争の中で一瞬たりとも休むことができない」
「控えめに言っても、不完全な世界において、子どもを持つことはひとつの賭けである」
「要するに、私たち〔女性〕は結局孤独なんです。外で働き、家の中でも働いて、どこにいてもスーパーウーマンであることを期待される」
「子どものために自分の人生をあきらめました」
「利用できる唯一のシナリオは『完璧な母』であり、そこを目指すしかない――それは実際には『理想的な従業員』と言える」(略)
この本に登場する母親たちは、一様に、真面目で責任感が強く、そして子どもを心から愛しています。なのに(だから)生きづらい。後悔の理由はさまざまですが、この生きづらさは、ひとつには「後悔している」という感情の論理を否定されているからです。(略)母親は子どもに寄り添う「役割」を強いられがちですが、「主体的に生きる」という意識を持つことが、「子育ても大事だが、自分の生き方も大切にしたい」という願いが叶う方向に近づく鍵のように思います。
著者は、出生率3.0という子だくさんの国イスラエルで子どもを産まないと決めている社会学者です。ノンマザーである彼女に、後悔する母親たちが心を開いて率直な思いを語っていて、それを著者は共感をもって寄り添いながら分析しています。(略)安心して話せる居場所を持つことの大切さ、価値観や立場が違う女性同士が連帯することの大切さも、この本は教えてくれるように思います。多様な生き方をしているひとりひとりが、みんなつながっていると思えると、少し楽になるのではないでしょうか。
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
「母になる」は、実のところフラットな友人をつくるチャンス? より🔍
少し私の話をすると、翻訳者としてフルタイムで、そして自宅で働く兼業ママの私は、近隣に住む専業ママたちとのつながりに助けられました。(略)
仕事をしていない・休んでいるお母さんたちは、それぞれに個性や特技があり、私は尊敬することばかりでした。子どもを遊ばせながら、お菓子作りを教えてもらったり、楽器を習ったり、他愛もない話をしてお腹を抱えて笑ったりと、楽しい経験をたくさんしました。(略)兼業ママこそ、専業ママの友人を作るといいですね。(略)
子育てはどうにもならないことの連続ですし、母親になると、周りからの見られ方も大きく変化しますが、主体的に生きるという意識を持ちながら、子どもとの時間も楽しむことで、「子育てによって自分も成長していると感じること」【図1-1】が増え、子育てへの肯定的な感情が増えて行けばよいなと思います。
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
トアルしんりしが考えること&感じることもお伝えします🙇
まず私自身がこの記事を読んで、漠然とですが感じた『違和感』があります。
✅2015年と2022年の間には、新型コロナウイルス流行といった『コロナ禍』が存在していたことをもう少し考慮して検討してみてもよいのでは?
✅結果の数値にどういった要因が絡んでいたのかといったものの分析が詳細にされているのかが不明なので、その数値から言えることは「何なのか?」を今一つ振り返って冷静に考えてみてもよいのでは?
ついついそんなことが気になってしまう…質の私なのです💦💦💦
例えば、『「増加」が数値化されてしまった、母たちの「不満と不安とイライラ」』の項目で記載されていた内容(とりわけ「子どもを育てるのは楽しくて幸せなことだと思うこと」が7.8ポイント減、「子どもと遊ぶのはとてもおもしろいと思うこと」が9.5ポイント減)では、コロナ禍によってこんな状況が親子の間では存在しており、親はこんなことを感じていたかもしれませんね👇
ぱっと浮かぶものをあげてみたのですが…コロナ禍による影響は他にも色々と考えられると思います。
『「増加」が数値化されてしまった、母たちの「不満と不安とイライラ」』の項目では、このような記載内容もありました。
また、【図1-2 子育てへの否定的な感情】のポイントの増加がどの項目においても顕著です。「子どもを育てるためにがまんばかりしていると思うこと」は20ポイント以上増え、「子どもが将来うまく育っていくか心配になること」は9ポイント増です。子育て中の母親の不満と不安、イライラの増加が数字にはっきりと現れています。
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
新型感染症の感染拡大と共に、仕事を失ったり、お子さんとの外出の時間を控えたり、お子さんの健康被害を思い悩んだり…これまでと一変した生活様式に慣れなければならないというのに不安が生じないはずがないのでは???と考えてしまった私は、少し変な方向に考え過ぎでしょうか💦
新型コロナウイルス流行によって『コロナ禍』となり、ソーシャルディスタンスや濃厚接触を控えるように強く言われていた中、2015年に比べて2022年の数字が減ることに対して、「それはそうなるよね。親戚に感染症を万が一にも移したくないし、移される可能性を感じたら核家族世帯では母親は身近な父親しか頼れないよね」と、さして疑問を感じなかった自分がおりました。
【図2-1】によると、しつけや教育の情報源として「母親の友人・知人」「祖父母」からのサポートが減少しています。(略)
【図2-3】によると、母親が家を空ける時に子どもの面倒を見るのは「父親」が中心で、父親以外のサポートが減っています。(略)
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
データの分析の内容部分は割と違和感を持ってしまった私なのですが…個人的に、以下のフレーズは自身の中にすごく刺さりました✨
後悔の理由はさまざまですが、この生きづらさは、ひとつには「後悔している」という感情の論理を否定されているからです。(略)母親は子どもに寄り添う「役割」を強いられがちですが、「主体的に生きる」という意識を持つことが、「子育ても大事だが、自分の生き方も大切にしたい」という願いが叶う方向に近づく鍵のように思います。(略)
多様な生き方をしているひとりひとりが、みんなつながっていると思えると、少し楽になるのではないでしょうか。
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
困ったときにふと、隣にいる人が「大丈夫ですか?」と気軽に声をかけてくれる優しい世界が、もっともっとありふれていると嬉しいなぁ、と思います。
個人的には、多様な生き方をしている人たちがつながっている感覚をTwitterのフォロワー様たちを通して感じております。
まとめ
今回は【トアルしんりしは語りたいシリーズ第13弾】ということで、『母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感』という記事をご紹介させていただきました。
子育てはどうにもならないことの連続ですし、母親になると、周りからの見られ方も大きく変化しますが、主体的に生きるという意識を持ちながら、子どもとの時間も楽しむことで、「子育てによって自分も成長していると感じること」【図1-1】が増え、子育てへの肯定的な感情が増えて行けばよいなと思います。
~母になって後悔? 育児調査が数値化、彼女たちの閉塞感より一部抜粋にて引用~
上記のフレーズは切に思います👀✨✨✨
当ブログでも子育てやお子さんに関わる人たちに、少しでも「自分たち頑張ってるよね~!」という肯定的な気持ちをもってもらえるように努力していきたいと思います♪♪♪
- 同じ子育て時間、折角過ごすならストレスレスでいたい!
- 子育てを通して、親である自分も成長できたらなと思う
- なかなか解決できない問題って子育てにはあるよね?
- みんなはどうやってストレス発散してるの?
- みんなは自分と同じことで悩んだりするのだろうか?
などなど…
☞障害の有無関係なく、ひとりひとり個性をもった子ども達を育てている親御さんにとって、『毎日大変だけど…子育てって、楽しいこともあったりするな』、『私たち頑張ってるよね~』、と思える体験をこのブログを読むことで、少しでもよいのでしてもらえたら嬉しいですね***
ではでは、またお会いしましょう〜!
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