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【不登校の現状をご存知ですか?パート2】トアルしんりしは語りたい シリーズ25~不登校関連の記事を自身の不登校経験とこれまでの臨床経験と共に振り返って~

トアルしんりしは語りたい(ブログカテゴリー内)
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 こんにちは、みなさま。

臨床心理士と公認心理師をやっております、『トアルしんりし』と申します。

 現在、婚活で出会った会社員の伴侶と発達障害(自閉スペクトラム症と中度知的障害)もちの5歳・娘と3人で暮らしています。

このブログでは…トアルしんりしが子育て中に自然に感じること、考えることの内容が、もしかしたら、この世界のどこかで過ごす人にとって〈新たな視点〉となって、何かしらお役に立つこともあるかもしれないと思って運営しております!


【不登校、大半が親の責任!?】トアルしんりしは語りたい!不登校について記事のご紹介とトアルの思うところなど体験談(不登校経験+臨床経験)も踏まえてお伝えします📝

 今回は、トアルしんりしは語りたいシリーズです。

あまり間を開けずにこのシリーズ記事を作成したのには、訳があります👇

…というのも、こんな記事を見てしまったためです👀💦💦💦

👆「不登校、大半の責任は親」発言の東近江市長が取材に応じる「私は問題提起をした」/MBS NEWS



☞ちなみに、過去記事第24弾)はこちらになります👇


トアルしんりしは語りたいシリーズはこんなスタンスです👇

 毎度毎度でほんと~に恐縮なのですが…改めてトアルしんりしは語りたいシリーズのスタンスをアナウンスします📣

記事から学んだこと以上に、漠然と感じたことなどが中心になっています

✅そのため、少しプライベートな見解が入っているかな?と思われます😅

心理職目線や子育てをする親目線といったものが交差した意見も多めかと💦


記事内容を少しご紹介いたします👇

「僕は文科省がフリースクールの存在を認めてしまったということに、がく然としているんですよ。」

 上記の発言は、10月17日に行われた滋賀県会議での東近江市・小椋正清市長のものになります。

会議では、不登校の小中学生数が過去最多を更新、国がフリースクールなどを支援する中、県独自の対応策に向けて各自治体トップらに意見が求められている場面だったとのこと。

 他にも、小椋市長のこのような発言が掲載されています👇

(小椋市長)「大半の善良な市民は、本当に嫌がる子どもを無理して学校という枠組みの中に押し込んででも、学校教育に基づく、義務教育を受けさそうとしているんです。」

「無理して無理して学校に行っている子に対してですね、『じゃあフリースクールがあるならそっちの方に僕も行きたい』という雪崩現象が起こるんじゃないか。」

このように持論を展開した市長。東近江市によりますと、会議後にも「不登校になる大半の責任は親にある」と発言していたといいます。

〜「不登校、大半の責任は親」発言の東近江市長が取材に応じる「私は問題提起をしたより一部抜粋にて引用〜

発言の真意は?東近江市長が取材に応じた』の項目内容は以下の通りです👇

市長はまず、昨日の会議で示された県の政策に『子どもが学びたいと思ったときに学べる環境を整えます』という一節があり、そこに意見したいと思ったのが発言の直接のきっかけと話しました。

(小椋市長)「子供の気分、感情で、『学校行く気になったから行くわ』、それで環境を整えないといけない、という解釈しかできない。(中略)。国がフリースクールの支援をしてくださいということになると、国がフリースクールに全部ゆだねる動きが出てきたときに、そもそも教育を受けさせる親としての責任や義務、教育基本法、学校教育法の枠組みが崩れるのではという危機感を持っている。」

〜「不登校、大半の責任は親」発言の東近江市長が取材に応じる「私は問題提起をしたより一部抜粋にて引用〜

「フリースクールが国家の根幹を崩しかねない」発言の真意は』の項目内容は以下の通りです👇

――フリースクールが国家の根幹を崩しかねないと言ったが、そこがどう国家が崩れることにつながるのか?

(小椋市長)「常識のある普通の人は無理しても『学校に行け』と言っている、努力しているわけですよ。ボーダーラインにいる子がフリースクールで楽しんでいる子供を見たら、雪崩現象を起こすかもしれないと。私はあえて問題提起をした」

”大半の責任は親”という発言については、「先生の問題もあるが(自身の)感覚的なもの、経験則に基づくと、やっぱり親が多い。」と引き続き持論を述べつつも、選んだ言葉については「短い会議の中で端的に思いを伝えようとすると、どうしても言葉足らずになり、アグレッシブな言葉を使ってしまう。極端に言い過ぎたかもしれない。」と釈明しました。

〜「不登校、大半の責任は親」発言の東近江市長が取材に応じる「私は問題提起をしたより一部抜粋にて引用〜

トアルしんりし自身の体験談も踏まえて、少しばかり語りますね📝

 今回紹介した記事は、子どもを育てる親の視点であっても、学校臨床経験がある心理職の視点からであっても、正直なところ、「え!?それが公衆の面前で口にした言葉なんですか?💦驚愕です…もっと不登校という現状を知っていただけたらありがたいのですが…(他にも勢いに任せて色々と述べたい感情があったりもしますが、あえて控えます💦)」という思いが生じてしまいました。

 語りたいシリーズ24弾で取り上げた記事内より、県内小中高生のフリースクールや居場所づくりに携わる約40団体で構成の「県フリースクール等連絡協議会」が、初めてLINE(ライン)で実施したアンケートでは、以下のような結果が出ています👇

 不登校のきっかけを子どもに尋ねた設問(複数回答)では、先生と合わなかった、先生への不信感など「先生のこと」が23人と最多に。続いて「友達のこと」「身体の不調」「カリキュラムが合わない」がいずれも20人だった。

~不登校のきっかけは「先生」3割、「合わない・怖い・体罰」など…保護者が休職や転職する場合もより一部抜粋にて引用~

 上記の内容だけを見ても、「先生のこと」「友達のこと」「カリキュラムが合わない」といった点は特に【大半が親の責任】で片づけられないものなのではないでしょうか?(…というか、因果関係をどうやって見つけていったらよいのやら、と困ってしまう節さえあります💦

小椋市長は、(ボーダーラインにいる子がフリースクールで楽しんでいる子供を見たら、雪崩現象を起こすかも私はあえて問題提起をした」と、【フリースクールが国家の根幹を崩しかねない】発言の真意を言及された時に述べているようですが…「フリースクールに行こうとするお子さんが増えることで、国家のどんな根幹が崩れるのだろうか?もっと私みたいな人間にも分かりやすいように説明して欲しいな💦」と思った次第でした(苦笑)

というのも…私個人は教育や学びについては以下の様に考えているため、小椋市長の発言を理解するのも難しさがあるのだと思います👇

「学ぶことというのは、何も学問知識の習得だけではなく、そこで展開される様々な人間関係から得られる学びも含まれることも考えると、『学びって楽しい♪』と思える環境を提供されたことによって、将来的に『もっとハイレベルな学びをしたい』と、お子さん達が資格をとったり、専門の学校に行くなどの形をとれることの方が、結果として専門職として働いたり、就労しやすくなったりと、国家に経済的な面から見ても還元の可能性が大きいのでは?」

 そもそもフリースクールにするかどうかを選択して決めていくのは、最終的にお子さんご本人やご家族になってくることを考えると、他者がその選択に対して口を出し過ぎるのはいかがなものか…とも思う次第ですね💦

 小椋市長の「先生の問題もあるが(自身の)感覚的なもの、経験則に基づくと、やっぱり親が多い」という発言に関しては、もう何とコメントしてよいやらと思いました。

 学校臨床を経験していることと私自身も不登校を経験している身であるので、現在の教育環境の多様さや個性の多様さの在り様を実感として、そこから述べられることの一つには、「教育の内容にも色々なものがあり、それぞれの環境で得意分野の教育の形を子どもに提供できるのは理想でもあるでしょうが、親に教育も含めた大半の責任を押し付けるのは如何なものか?』と、そう思わずにはおれません」と、いうことがありますね。


まとめ

 今回は、【トアルしんりしは語りたいシリーズ第25弾】ということで、記事を取り上げてトアルの語りもあわせてご紹介いたしました。

 センセーショナルな発言でもあったかと思いますので、今回紹介した記事に書かれた内容は衝撃を受けられた方が多かったかもしれません。

当ブログの読者の中には、お子さんをお持ちのご家庭の方や、不登校に悩むお子さん自身の親御さん方、不登校に悩むご本人たちなどもいらっしゃったかもしれません。

 当該記事を取り上げることで不快な思いをされる方もいたかもしれず、それは大変申し訳なく感じています。

一方で、世間では当該記事のような認識でいる方々ばかりではなく、むしろ現状はその真逆ともいえる方向で、国を含めた社会全体で困っている子どもや親を支えていく構図になろうと動いていることを知っていただけたら嬉しいなぁ…と思った次第です。



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